まんまるは
まるで雨の滴みたいな
子供たちの笑顔
学校帰りの小学生たちに
道を聞きながら
それをメモするぼくの手帳を覗き込んで
「その字の書き順違う!」
「ぜったい違う!」とわいわいがやがや
「そんなら正しい書き順を書いてくれる?」と聞く
ぼくの手帳に
どの子も
てんで出鱈目な書き順の子供たち
ぼくもまんまるい目になって
やっと笑うのを我慢しながら
「学校で先生にもう一度聞いてみた方がいいよ」
見上げる夕空には
行き場を失った
はぐれ雲があちこち
まるで雨の滴みたいな
子供たちの笑顔
学校帰りの小学生たちに
道を聞きながら
それをメモするぼくの手帳を覗き込んで
「その字の書き順違う!」
「ぜったい違う!」とわいわいがやがや
「そんなら正しい書き順を書いてくれる?」と聞く
ぼくの手帳に
どの子も
てんで出鱈目な書き順の子供たち
ぼくもまんまるい目になって
やっと笑うのを我慢しながら
「学校で先生にもう一度聞いてみた方がいいよ」
見上げる夕空には
行き場を失った
はぐれ雲があちこち