ダイソンの話が、日経オンラインビジネスに出ていた。最近の年商が2400億円、社員数が6千人、2千人が技術者、開発費は380億円で年商の15%とか。社内の標語は「課題発見」とか。同紙は、その標語の実践が、扇風機の開発に当たっても、風とはというどうあるべきかという発想になり、いわば常識破りの扇風機開発に繋がったと説く。ただ、標語のもとの英語表現は何か気になる所。
扇風機にしろ掃除機にしろ日本の家電メーカーでなぜ出来なかったのか? 日本の家電メーカーは色々な事を行っていて、社内の研究開発成果の発表会を社員なら誰でも参加できるとか、事業部間で開発成果の情報交換をしているとかを行っていれば、全く根本から発想の違う製品開発ができたと思う。実際、日本も画期的と思える製品は提供できている。たとえば、手洗い乾燥機、色々なところの洗面所において有って重宝するが、もとは新幹線の動力モーターを冷却するための扇風機技術の応用だとか。小さな手洗い乾燥機の風速はすごく風量も大きく、従来発想では思いつかない。こういうのは他にもいろいろありそう。それを妨げているのは、日本の大企業における官僚主義だ!欧米で面白い製品が出されれば、即、モノマネし、より精密な製品を出すというサルまね製品開発はなくなるのでは?
実際、日本人の発想力、戦後の経済発展、欧米のモノマネから集発しているというが、捨てたものではない。ウオッシュレット、デジカメ、新幹線とか探せば色々ある。自由な発想を妨げている、官僚主義を無くすとか、環境整備をすればだいぶ良くなると思う。
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