先端技術とその周辺

ITなどの先端技術サーベイとそれを支える諸問題について思う事をつづっています。

博多湾内の人工島アイランドシティー

2019年04月27日 17時37分51秒 | 日記

博多湾に流れ込む川からの土砂を浚渫して埋め立てて建設された人工島であるが、福岡市が事業主体となり、1994年(平成6年)に着手、2019年現在も整備が続けられている。総事業費は3,940億円で、国が704億円を拠出して航路と大型岸壁を整備、福岡市の博多湾開発が645億円を拠出して住宅用地と産業集積用地の埋め立て事業を担い、福岡市が国庫補助事業と起債事業を合わせて2,591億円を拠出して残りの整備を行う。完成時の総面積は401.3ha(120万坪)。ちなみに横浜のミナト未来は、186haで、アイランドシティーは約倍の大きさ。

赤の楕円で示したところがアイランドシティー。その下の青の四角の部分は香椎浜と言われるところで、これも埋め立て地(?)であるが、公園と野球場やサッカー場が沢山ある。そういう点で、福岡市の東区は春は桜やきれいな草花や樹木できれいになる。

すでにマンションが多く建設されているが、福岡空港から離れているので、高層マンションの建設ラッシュとなっており、2020年までに既存の2棟に合わせ、新たに150m級の6棟が完成または着工する予定である。

他にも体育館やホテルの建設中で、公園も数多く作られている。

唯、は川湾の東側にあった潟が埋め立てられたため、自然破壊も否定できない。

もう一つは、横浜のMM21が完成するのに2,30年掛かっている。横浜は福岡の3倍近い人口があるし、MM21の広さはアイランドシティの半分だから、計画通り、埋立地が完成するかは難しいかも。現状では、写真の左側は海運のための陸揚げ港や倉庫街はほぼ完成しているが、右側の住居部分は30%くらいの出来で、しかも完成しても人口減と少子化で、首尾よく居住者が集まるか?

下の図は計画図。

現状の状況は一部の写真でしかないが


飲食店のICT化?

2019年04月27日 07時29分58秒 | 日記

 

最近、居酒屋や飲食店で、注文がテーブルに取り付けられたタブレットから、注文できるシステムがはやり始めている。注文から配膳までが素早くなっているようだし、店員さんを呼ばなくても注文できるから、注文量も増えるし、間違いがないし、店員さんの負荷も減り、店側には良いところばかし。当初のシステムはiPADを使ったシステムだけなので、高価であったろうと思うが、最近はAndroidタブレットが使われ始め、価格も相当下がっているのであろう。

 

pcネットワークではあるが、通信はWifiで行っていて、通信線配線は要らない。タブレットへの電源だけで済むので、設置も楽である。

人で不足でこのシステムガンガン普及するとは思うが、商品名がまだない。セルフオーダー・システムとかでインターネットで謙座くすると出てくるくらいで認知度が低い。

 


SNSなどのインターネットの進化で小売の仕方も変わった! D2C? SPA?

2019年04月27日 06時49分44秒 | 日記

 

D2C (Direct to Consumer, メーカー直販EC)?

アパレルで、SNSで自社製品の宣伝をし、ECサイトで販売する方法が、はやり始めた。製造から販売までを自社のみで行うので、消費者には安く買えるし、メーカーにとっても、利益配分がなく高収益となるので、アパレルから他分野にも広がっている。

少し前までB2Cと言うのがあったが、マーケッティングでSNSなどのインターネットをフルにお活用した点で進化しているから新たなD2Cと言う名前がついたのだろう。

SPA(製造小売業)?

これもアパレルから始まった、製造から小売までを垂直統合した製造小売業。「Speciality store retailer of Private label Apparel」の略。素材調達、製品企画、製造、流通、販売、販売促進、在庫管理といった全ての工程を一貫して自社で管理する。サプライチェーン全体のムダ、ロスを極小化するビジネスモデル。消費者の流行といった市場状況を迅速に製品に反映でき、流通在庫の削減、売れ残りリスクの最小化といったメリットがある。アパレルでの成功から他の分野にも広がりつつある。

日本での成功事例は『ユニクロ』がとして挙げられる。消費者とメーカーが直につながっているので、消費者の好みなどの情報が素早くメーカーに伝わる。


D2CとSPAの違い?

その違いはSPAは、直販店があるのに対し、D2CはECサイトで直販していること。流通コストがD2Cの方が掛からないので、消費者にとっては魅力がある。