先端技術とその周辺

ITなどの先端技術サーベイとそれを支える諸問題について思う事をつづっています。

防犯カメラは、日曜大工で設置するに限る!

2019年04月28日 19時14分01秒 | 日記

人々の道徳心が低下したせいか、ちょっとした道徳に反する行為が増えている。他のマンションのごみ捨て場にごみを捨てたり、きれいな木草の華が咲いていたら、根こそぎ盗んだり、軽犯罪が極端に増えている。この対策で50万以上もの大金を投ずるのは馬鹿らしい。

 

そこで、高性能の防犯カメラを安価に設置する方法を述べる。

まず、この数年で防犯カメラの方式が、やたら増えている。HD-SDI, EX-SDI,TVI,AHD,IP、CVIとかいろいろあるが、すべて200万画素はサポートしている。日本で最も普及している200万画素カメラはAHDなので、AHDカメラを選択する。

またカメラの形も様々であって、ドーム型、円筒型、ボックス型に加えて、防水、屋内用とあるが、いずれでもよい。問題は、焦点合わせが可変と固定が固定焦点にする。これにより筐体が小型化され、焦点合わせ機構が不要なのでカメラが小型化されしたがって価格も1万5千円と可変長焦点カメラの半額になるし重量も1Kg以上あったのが半分くらいになり取り付けが簡単になる。カメラ4台なら6万円。

次に面倒なのがカメラの電源であるが、信号線の同軸ケーブルと電源線が一体化したのが30mで4,5千円で買える。

録画装置は4台カメラなら2テラHDD tukide jyuubunnde 5,6万円。

電源が要るが、カメラの消費電力はLEDオン時で12V 500mAだから、12vのDCアダプターで2Aでよいから2、3千円で済む。カメラも電源を食うわけではないから、漏電の心配はまずない。

この方法で防犯カメラを設置すれば、カメラ6万円、ケーブル10MX4本で1万円、電装置3千円、録画装置6万円の合計13万強で出来る!

 

もっと楽に構築する方法もある。それは、IPカメラとNVR録画装置を使えば、工事がもっと簡単にできるが、NVRを出しているメーカーが限られていたり、NVRに限定機能を持ちこんで簡単に設置できないようにしているメーカーが多い。機会があれば解説したい。

 


町中、防犯カメラだらけだが、意外に高価!

2019年04月28日 16時25分53秒 | 日記

町中に防犯カメラが設置されているのは、犯罪が増えたというより、ちょっとしたマナーの悪さや、自分勝手な行動を抑止するための脳が多い。

実際、下記のように犯罪白書を見ても、生成15年あたりをピークとして、犯罪件数は激変している。件数としては少ないが凶悪犯罪はへっていないので、これを抑止したいというのもあるが、設置者に聞いてみると、ごみを屋敷内に捨てられたり、犬猫のふんをビニール袋に入れて駐車場に捨てたり、車や自転車にいた図要らされたりと言うようなものの防止と犯人明かしで導入しているのが殆ど。

 

で、設置額を聞いてみると、町の防犯カメラから導入した場合は、4台カメラで、5,60万円。大手メーカーから導入した場合は、80万から120万円。8台カメラだとそれぞれその倍はしている。

ところが、カメラや録画装置の値段をみると、ネットショップだと、どのタイプのカメラも3万円、録画装置もHDDサイズやサポートするカメラ第数によるが、4台カメラ用で5万、8台カメラ用で10万。大手メーカーのはカメラも録画装置も、ネットショップの4,5倍。

そうなると、

町の防犯カメラの機械代(カメラと録画装置)は、4台カメラで17万円(総額は60万)、8台カメラで34万円(総額は120万)。

大手メーカーの場合だと            4台カメラで62万円(総額は120万)、8台カメラで136万円(総額は240万円)。

機械代と総額の差異は、設置会社の利益と設置工賃となる。町の防犯カメラ屋の場合の工賃は、1台カメラあたり10万円に達する。大手メーカーの場合の工賃も、1台カメラあたり工賃は、町の防犯カメラ屋と大差ない。

と言うわけで、防犯カメラの設置費において工賃の比重が極めて高くなっている。一方、設置目的は主たるものはちょっとした軽犯罪なので、日曜大工で出来れば、極めて低価格で防犯カメラが設置できる。

そのための工夫をしたら、もっと防犯カメラを気軽にお導入でき、マナ違反などの軽犯罪を無くせる。

 

また、カメラや録画装置もネットショップ価格よりははるかに価格を下げられる。

 


やっぱり拍子抜け、ロシア疑惑巡るモラー捜査

2019年04月28日 16時15分38秒 | 日記

ロイターが「腰が引けたか、ロシア疑惑巡るモラー捜査に失望の声」との記事を載せていたが、やはりそう感じる。

 

[ワシントン 24日 ロイター] - 左派寄りの米国人の多くが、モラー特別検察官を勇気と不撓不屈(ふとうふくつ)の精神の模範例ととらえ、断固とした姿勢でトランプ米大統領に法の裁きを下すものと期待していた。

 ベトナム戦争で海兵隊の小隊指揮官を務めて勲章を受けたモラー氏は、ホワイトハウスから圧力を受けながらもトランプ氏の元側近を次々と訴追し、そうした期待をより高めることになった。

だが、2016年の米大統領選におけるロシア介入疑惑を巡り448ページに及ぶ捜査報告書が公表されたことを受け、元連邦捜査局(FBI)長官のモラー氏が、十分に強硬な姿勢で捜査に臨んだのか、疑問視する声が出ている。

元検察官や法律専門家など、20人以上の「モラー支持者」にロイターが取材した結果、モラー氏の捜査結果に対する批判は、主に2つの点に関するものだったことが判明した。

まず、トランプ大統領が司法妨害を行ったかどうか、明確な結論を示さなかったこと。これにより、バー司法長官が記者会見で、大統領による司法妨害は証拠不十分と断定することが可能になった。

次に、トランプ氏に宣誓の上で証言させることができなかったことだ。

「最も致命的だったのは、モラー氏がトランプ氏の事情聴取に固執しなかったことだ」。リベラル派の監視団体「アメリカン・オーバーサイト」のメラニー・スローン、シニアアドバイザーはこう指摘する。同団体は、トランプ氏が就任した2017年1月以降、政権を相手取った公的記録を巡る訴訟を70件以上起こしている。

バー司法長官が先月、トランプ陣営とロシアの共謀を示す証拠はなかったと述べ、さらに訴追可能な犯罪や司法妨害はなかったと宣言したことを受けて、トランプ氏は「勝利宣言」していた。

 

18日公表された捜査報告書は、バー長官が公表前の発言で示唆したものよりも大統領に不利な内容で、トランプ氏のうその傾向を具体的に並べ、議会が司法妨害容疑を取り上げるための土台を提供した、とモラー氏の支持者は指摘する。

モラー特別検察官は、現職大統領は訴追しないという司法省の見解を踏襲したものの、捜査は「(大統領の)容疑を晴らすものではない」と言明し、大統領は退職後に刑事責任を追及される可能性があると述べた。

「未来の検察官が大陪審に訴え、訴追するための青写真を(モラー氏は)残した」と、バーモント法科大学院のジェニファー・タウブ教授は指摘。ただ、そうした動きは恩赦される可能性があるとも述べた。「素晴らしい仕事をしたと思う」

モラー氏の広報担当者は、コメントの求めに応じなかった。

<隠せぬ失望>

その一方で、モラー氏の捜査でトランプ政権に終止符が打たれると信じていたファンの多くは、失望を隠していない。

「結局は、腰が引けた部分があった」と、保守派ニュースサイトへの批判的立場で知られるメディア監視団体メディア・マターズ・フォー・アメリカの創設者デービッド・ブロック氏は言う。

特に、対面での事情聴取が行われていたなら、トランプ大統領の意図について新たな証拠が得られ、トランプ氏のうそを押さえられた可能性があると、一部の法律専門家は指摘する。

「もしトランプがうそをつき、そのうそが報告書で指摘されていたなら、バー長官が無罪を宣言するのはもっと難しくなっていただろう」と、ワシントン州の法廷弁護士のローレンス・ロビンス氏は言う。

トランプ大統領が自主的に事情聴取を受けることを拒否したため、召喚状を出した場合、法廷闘争が長引くことを懸念した、とモラー検察官は報告書で説明。モラー氏はまた、別の提供者から十分な情報を確保したとしている。

だが、もし長期化をそれほど心配するのであれば、もっと早期に召喚状を入手できたはずだと、クリントン政権でホワイトハウスの法務担当を務めたネルソン・カニンガム氏は言う。

1990年代の「ホワイトウォーター疑惑」捜査で、当時のクリントン大統領にホワイトハウスの実習生との関係について大陪審で証言させるため、ケネス・スター特別検察官は召喚状を入手した。

クリントン氏は証言に同意し、のちに偽証と司法妨害で下院から弾劾訴追されたが、上院で無罪となった。

「トランプ氏はこの事案全体の中心人物であり、1998年のスター特別検察官のように証言を求めなかったことは、2年にわたるモラー氏の捜査に巨大な穴を残した印象だ」と、カニンガム氏は言う。

トランプ大統領が司法妨害の罪を犯したかどうか、モラー特別検察官がはっきりさせなかったことも、批判されている。

モラー氏は報告書で、トランプ氏は、汚名を晴らすために迅速かつ公の裁判を受けるという通常の手続きを踏まなかっただろうとして、自らの判断は妥当だとしている。

「犯罪があったかなかったかを見極めるために、彼は指名された。これは、説明不能で明確な失敗だ」。元連邦検察官で、今はサンフランシスコで弁護士を務めるマシュー・ジェイコブス氏は言う。明確な結論を出さなかったことにより、モラー特別検察官は事実上、バー長官が司法妨害容疑の立件に否定的な見解を示すメモを司法省に示していたことを認識しながら、そのバー氏に判断を委ねたことになる。

モラー氏は、自らの「不活動」がどういう結果を呼ぶか分かっていたに違いないと、1990年代に司法次官補としてバー氏の下で働いたジミー・グルール氏は言う。

「そして、われわれは、法律のブラックホールに取り残された」と、現在はノートルダム大法学教授のグルール氏は総括した。