先端技術とその周辺

ITなどの先端技術サーベイとそれを支える諸問題について思う事をつづっています。

トヨタ自動車は10日、2025年までに米国市場で新車の4割を電動化すると表明

2021年02月11日 18時26分10秒 | 日記

アメリカトヨタが、表題の発表をしたら、日本のマスコミ一斉に報道。やはり、多くの人々、トヨタがEV に関してダンマリであったのが大いに気になっていることを示すものである。しかし、今年中にEV車2車発表とはやはり、トヨタのEV車政策、及び腰。 その理由を、すべての自動車をEVにしたら、現在の発電は化石燃料に依存しているから、EV 車電池の充電のために、電力のCO2排気ガスが、17%ふえてしまい、それなら、ガスマイレージが高いHV車で全自動車を置き換えたのと同じというトヨタの哲学があるのではないかという事を書いていた車雑誌を見たことがある。確かにトヨタ章夫社長が、据野市のトヨタシティ解説発表会でそのような発言したTV を覚えている。

以下、各車の元になった共同通信の記事:::::::::::::::::::::

【ニューヨーク共同】トヨタ自動車は10日、2025年までに米国市場で販売する新車の4割を電動化する目標を表明した。一環として電気自動車(EV)2車種と、充電も可能なプラグインハイブリッド車(PHV)1車種を年内に発表することも明らかにした。脱炭素化を推進するバイデン政権に呼応した動きとなる。

 30年までには米新車販売に占める電動化割合を7割近くまで高める方針だ。トヨタ米国法人のカーター上級副社長は声明で「25年近く前に(HVの)プリウスを世界に先駆け導入した。これからも電動化を主導し続ける」と述べた。

トヨタ自動車は10日、2025年までに米国市場で販売する新車の約4割を電動車にすると発表した。電動車には電気自動車(EV)のほか、ハイブリッド車も含まれる。年内に新型のEV2車種と、プラグインハイブリッド車1車種を発表する計画も表明した。環境を重視するバイデン政権の発足に合わせ、EVなどの取り組みを加速する。2030年までには7割近くまで電動車の割合を増やすという。北米トヨタのボブ・カーター上級副社長は「我々は電動車のリーダーであり続けており、新型の電動車で顧客に選択肢を提供する」などと述べた。

 地球温暖化の防止に向けた「脱ガソリン車」の動きは世界で急速に広がっている。米ゼネラル・モーターズ(GM)は1月、新たに販売する乗用車について、2035年までに全てをEVなどの温室効果ガスを排出しない車に移行する新目標を発表した。


宇宙誕生直後の恒星が発見される!

2021年02月11日 15時59分08秒 | 日記

スカイマッパー望遠鏡で星を観測=AUSTRALIAN ASTRONOMICAL OBSERVATORY提供

(CNN) オーストラリア国立大学の天文学者らがこのほど、今までに観測されたどの天体よりも古い恒星を銀河系内に見つけたと発表した。この星は約136億年前に誕生したとみられる。

同大学のステファン・ケラー博士が英科学誌ネイチャーに報告したところによると、最古の星は「SMSS J031300.36―670829.3」と名付けられた。地球と同じ銀河にあり、過去に撮影された星空の画像にもかすかに輝く姿が写っていた。地球からの距離は約6000光年と、天文学上の数字としては比較的近い方だ。

これまで観測史上最古とされていた132億年前の恒星からさらに4億年さかのぼり、宇宙誕生(ビッグバン)の後間もなく誕生した計算になる。

 

ケラー博士らは南天の星のデジタルマップを作成するプロジェクトの一環として、豪サイディング・スプリング天文台のスカイマッパー望遠鏡で約6000万個の星を観測。この中から古そうな星200個を選び出し、南米チリのラス・カンパナス天文台にあるマゼラン望遠鏡でさらに詳しく調べた。

星の古さを知るには、鉄の含有量が手掛かりになる。チームによれば、スカイマッパー望遠鏡では星が発する光を測定することによって、鉄をあまり含まない星、つまり古い星を見つけることができるという。

ケラー博士はCNNとのインタビューで「星はタイムカプセルのようなもの。この星も誕生当時の宇宙のサンプルを取り込んでいるはずだ」と話し、今後の観測が初期の宇宙の様子を詳細に把握する研究で役立つことに期待を示した。

同博士によると、宇宙の初期に誕生した星の大半はすでに大爆発を起こして死んでいったとみられ、今後同じような古さの星が見つかる可能性は低いという。


森喜朗会長が辞意 84歳の川淵三郎氏に打診

2021年02月11日 15時48分25秒 | 日記
 

日経が、『森喜朗会長が辞意 後任を川淵三郎氏に打診、五輪組織委』と報じているが、公認候補者84歳。発想が旧世代だし、そもそも激務に耐えられるのか?スポーツ界、協会や名誉職を私物化してしまっているように思える。

 

2020年東京五輪・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長が11日、女性蔑視ともとれる自身の発言を巡り、辞任する意向を固めた。周辺に伝えた。発言に対して国内外で批判が高まっていた。組織委は後任を日本サッカー協会元会長の川淵三郎氏(84)に打診している。

五輪開幕まで半年を切り、新型コロナウイルス対策など課題が山積する中での組織委トップの辞任は大会準備に大きく影響する。


バイデン・習が2月10日電話協議

2021年02月11日 15時29分44秒 | 日記
 
 
日経が、『米中首脳が電話協議 バイデン政権で初』と報じている。中国の覇権主義が強まっていて周辺国が基地攻撃武力を強化しつつあると同じく日経が伝えていた。それで、南沙諸島などのサンゴ礁に建てられた人工島の軍事基地などの件で局地戦が、そしてそれを契機による大きな規模の戦が危惧されるが、トップ同士がともかく電話会議したという事は、大規模戦争は避けられるかと思う。
 
 
 
北京を訪れ、人民大会堂で歓迎式典に臨むバイデン米副大統領(当時、左)と中国の習近平国家副主席(当時)=2011年8月(新華社・共同)

【ワシントン=永沢毅、北京=羽田野主】バイデン米大統領と中国の習近平(シー・ジンピン)国家主席は10日、電話協議した。両首脳の電話はバイデン政権で初めて。ホワイトハウスの発表によると、バイデン氏は「自由で開かれたインド太平洋」の維持が米国にとって最優先との立場を示した。

バイデン氏は中国による香港市民への弾圧やウイグル族への人権侵害、台湾を含む地域での行動が攻撃性を増しているとして懸念を伝えた。中国の経済慣行が威圧的かつ不公正だとして同様の認識を示した。米国民の安全保障と繁栄、健康、生活の保護を最優先に位置づける考えを表明した。

両首脳は新型コロナウイルスへの対処と気候変動、核不拡散を巡っても意見交換した。バイデン氏は米国民や同盟国の利益につながる場合、実質的で結果を生む形で問題に関与していく方針を伝えた。11日から始まった中国の春節(旧正月)にも祝意を伝えた。

中国国営の新華社通信によると、習氏は「中米は各種の対話メカニズムを再構築し、互いの政策意図を正確に理解し、誤解を避けるべきだ」と話した。対話を呼びかけた。経済・金融や法執行、軍隊などの分野を挙げて「接触を広げることができる」と述べた。

トランプ前政権では経済や安全保障を巡る米中の協議は事実上の停止に近い状態だった。習氏はくり返し両国の対話の重要性を強調しており、バイデン政権の発足をきっかけに関係改善にこぎつけたい狙いがうかがえる。

習氏は台湾、香港、新疆ウイグルの問題に言及し「中国の内政で、主権にかかわる」と強調した。「米国は中国の核心的利益を尊重し、慎重になるべきだ」とバイデン氏をけん制した。

中国側の発表によると、バイデン氏は気候変動問題など幅広い分野で協力することができるとの考えを示したとしている。バイデン氏は電話協議後、ツイッターに「中国の経済慣行や人権侵害、台湾への威圧について懸念を伝えた。米国民の利益になるなら中国と協力すると伝えた」と書き込んだ。

米中高官の間では5日にブリンケン米国務長官と中国外交担当トップの楊潔篪(ヤン・ジエチー)共産党政治局員が電話協議したことが明らかになっている。バイデン政権下での電話協議はこれが初めて。