先端技術とその周辺

ITなどの先端技術サーベイとそれを支える諸問題について思う事をつづっています。

おでこの深いしわの数と深さが体内の危険な変化を示す!

2018年10月30日 14時36分45秒 | 日記
フランスのツウルーズ大学の表題の研究をニューズウィークが紹介していた。おでこの深いしわの数や状態は、循環器障害や血管の老化状態を反映していて、、健康を図るバロメータだという。
 
 

循環器疾患での死亡率が高いとの研究が FUSE/PINKYPILLS/GETTY IMAGES

<眉毛の上のしわは血管の老化を早くから示すサイン? 心臓病リスクの早期発見に応用できる可能性も>

 

鏡を見たときにふと、額に刻まれた深いしわが気になったら、病院に行ったほうがいいかもしれない。もしかすると単なる加齢のせいではなく、循環器系の健康状態の悪化を示している可能性があるからだ。

トゥールーズ大学医療センター(フランス)のヨランド・エスキロルらの研究によれば、額に深いしわが何本もある人は循環器系の病気で亡くなるリスクが高いという。この研究は8月末にドイツのミュンヘンで開催された欧州心臓病学会の年次総会で発表された。

エスキロルらは3221人の仕事を持つ成人を対象に調査を行った。彼らの開始時点での年齢は32歳、42歳、52歳、62歳のいずれかで、額のしわの数と深さで0度から3度に分類された。

 それから20年の間に233人が死亡したが、2度もしくは3度に分類されていた人の死亡率が15.2%だったのに対し、1度は6.6%、ほとんどしわがなかった人は2.1%だった。

しわで血管の老化の進行具合がわかる?

循環器疾患で死亡するリスクを見ると、1度の人々はしわがない人々に比べてやや多い程度だったが、2〜3度の人では年齢や教育水準、性別、喫煙歴、高血圧や糖尿病の有無、心拍数や脂質レベルといった条件を考慮に入れても、リスクは10倍近く高くなった。「しわ度が高いと循環器系の死亡リスクも上がる」と、エスキロルは言う。

しわと死亡率の高さとをつなぐ要素が何かは分かっていない。だが専門家は、額のしわはアテローム性動脈硬化が起きている証拠なのではと考えている。動脈壁に脂肪などがたまって厚くなり、心臓発作や脳卒中に至るのがアテローム性動脈硬化だ。

しわにもアテローム性動脈硬化にもコラーゲンの変質と酸化ストレスの両方が関わっているとみられる。つまりそこに両者をつなぐカギがあると考えられるわけだ。また、額の血管は非常に細くて動脈壁の肥厚の影響を受けやすいため、眉毛の上のしわは血管の老化を早くから示すサインとなり得る。

額のしわを調べることは、心臓病リスクを手軽かつ早期に発見する方法として使えるかもしれない。「高コレステロールや高血圧といったリスク要因は目に見えない」とエスキロルは言う。「われわれがマーカーとして額のしわに注目してきたのは、シンプルで目に見えるからだ。顔を見るだけでリスクが分かれば、それを軽減するためのアドバイスを与えることができるかもしれない


キノコの力でハチ激減を救う!

2018年10月30日 14時26分53秒 | 日記
ウウィルス感染で蜂が世界中で激減していて農作物の受粉に活躍しているはちがいなくなり、実がなりにくなっている。それを救おうというワシントン州立大学でマンネンタケ科の霊芝(れいし)と、サルノコシカケ類から採れる海綿状の物質である暖皮(だんぴ、アマドゥ)。この2種の菌糸の抽出物を1%の濃度で砂糖水に混ぜ、飼育下と野生のハチに与えた所、ウウィルス艦船が激減したという。ニューズウィークの記事::::::::::::::::
 

ミツバチの激減は養蜂家ばかりか農家にも大打撃を与える。専門家もお手上げだったウイルスの駆除に、キノコが威力を発揮しそうだ ERIC TOURNERET/GETTY IMAGES

<霊芝と暖皮から採ったエキスに、ハチを衰弱させる厄介なウイルスを撃退する効果があることが明らかに>

 

近年、ハチのコロニー激減が大きな問題になっている。作物の受粉を媒介するハチが姿を消せば、世界の農業が大打撃を受ける。なぜハチは減っているのか。ダニや農薬、生息地の減少など複数の要因が絡んでいるとみられるが、ウイルスによる感染症も重大な要因の1つだ。

 何とかしてハチの個体数を回復させようと、研究者たちが知恵を絞るなか、意外なものが注目を集めている。キノコの持つ強力な薬効だ。

ワシントン州立大学と米農務省を中心とする共同研究チームが、キノコの抽出物を砂糖水に混ぜてハチに与えたところ、コロニーをむしばむウイルスが劇的に減少した。この研究は10月初め、英科学誌ネイチャー系のオンライン誌サイエンティフィック・リポーツで発表された。

 

 

研究チームが調べたのは、ハチの大量死の原因となる2つのウイルス、チヂレバネウイルス(DWV)とレイクサイナイウイルス(LSV)だ。どちらのウイルスも、ハチが感染すると飛行時間が半分近くに減り、受粉能力と免疫力が低下する。感染したハチが止まった花もウイルスに汚染され、花を媒介して感染が広がることもある。

「ハチの大量死を招くウイルスには専門家もお手上げだったが、キノコの抽出物で劇的に減らせることが分かった」と、論文の筆頭執筆者で菌類学者のポール・スタメッツは本誌に語った。

スタメッツらが使用したのはマンネンタケ科の霊芝(れいし) と、サルノコシカケ類から採れる海綿状の物質である暖皮(だんぴ、アマドゥ)。この2種の菌糸の抽出物を1%の濃度で砂糖水に混ぜ、飼育下と野生のハチに与えた。

暖皮の抽出物を与えた飼育下のミツバチのコロニーは、砂糖シロップを与えた対照群と比べてDWVの感染率が800倍以上、野生のミツバチの場合は44倍低下した。霊芝の抽出物では、LSVの感染率がなんと対照群の4万5000倍も低下した。

「免疫系を調整する働きが高まったためと考えられるが、感染率低下の詳しいメカニズムはこれから突き止めたい」と、スタメッツは言う。「ほかにも試してみたいキノコが多くある」

来年の夏の終わりまでに養蜂家向けにキノコの抽出物を商品化したいと、スタメッツは考えている。「テネシー州では昨年の冬から今年の春にかけて商用のミツバチのコロニーが約74%減った。経済的損失は甚大だ」

ハチはもちろん、養蜂家や農家を救うためにも、キノコの秘めた力が頼りになりそうだ。


スマホの普及で駄菓子が売れなくなった!

2018年10月30日 14時10分29秒 | 日記

 

産経新聞が、スマホの普及で、気軽につままれていた菓子が売れなくなったと言う面白い記事を載せていた。スマホ操作で頭がいっぱいだから、手を汚したらスマホも汚れるし、食べるときに手先が使われるような菓子も売れなくなっているという。スマホの普及が生活態度まで影響しているという面白い社会現象だ!
 

 

 森永製菓が50年あまりの歴史があるチョコレート菓子「チョコフレーク」について来年6月にも生産を終える。江崎グリコもロングセラー商品のガム「キスミント」の生産終了を発表した。チョコレート菓子の多様化やグミやタブレットなどライバル商品の台頭のほか、スマートフォンの普及で「手がべたつく」「陳列棚を見ない」との声も出ている。身近なお菓子が姿を消す背景には、若者のトレンドの変化がありそうだ。(小泉一敏)

【写真】生産終了となる森永チョコフレーク

 森永製菓の「チョコフレーク」は昭和42年、中高生をターゲットに発売し人気を集めたが、ここ最近は5年前の半分ほどに売り上げが減っていた。

 チョコレート菓子の多様化で選択肢が増えたという市場の大きな変化が主な原因だが、一つとして考えられるのが、スマホの普及だ。もともと、テレビを見ながら食べる「ながら商品」として発売されたチョコフレーク。「手がべたつく」「汚れる」との意見は以前から寄せられており、平成7年にはスティック状の商品を発売した。

 その後も板状や容器から直接口に入れて食べる商品も発売したが売り上げ低迷を打開できなかった。スマホの画面操作にそぐわないから敬遠されたとの見方については「あくまで一因」(同社広報)としている。

 同じロングセラー商品のポテトチップスも「手がべたつく」との声が寄せられ、カルビーは、スティック状の手が汚れにくい商品を発売しているほか、昨年にはポテトチップスを挟むトングを、試行的におまけ商品として付けた。「ただ、手についたパウダーを好む声もある」として、同社は商品の多様化で対応する。

 同じロングセラー商品の江崎グリコ「キスミント」も約30年の歴史に幕を下ろす。唾液の分泌を促して口内を潤す成分やカードケース型のパッケージが特徴のほか、軽快なリズムのCMも話題になり、昭和62年の発売後に一躍ヒット商品になった。

 ところが、国内のガム売上高は、平成16年の1881億円をピークに、昨年には約5割減の1005億円まで減少。要因として「お口のお供の争奪戦」とも言われるほど、ガムと違って捨てる必要がないグミやタブレットなどのライバル商品の著しい台頭がある。

 ただ、ガム市場の縮小にもスマホの影がちらつく。空いた時間にガムをかむ習慣や、コンビニなどでレジに並ぶ際にスマホ画面に集中して、レジ周辺に陳列されることが多いガムを買わなくなったのではないか(江崎グリコ)という。

 菓子のロングセラー商品が消える理由について、神戸大大学院の栗木契教授(マーケティング論)は、「スマホ操作には手が空いていることが重要で、ガムを最後に紙に包んで捨てることが煩わしかったり、チョコフレークで手がべたつくのは不利だ」と指摘。スマホだけでなくパソコンのキーボードも同様で、手の汚れを気にする場面が増えたことが販売不振の一因だと分析している。


トランプ政治に対する怒り度調査で民主党有利の公算?

2018年10月30日 11時24分51秒 | 日記
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同世論調査は8月17日─10月7日実施。トランプ米大統領や、ニュースメディア、移民問題や最高裁の判事指名など、それぞれの問題に対して自身が抱えている怒りや恨み、心配、恐れ、希望、安心や満足といった感情の度合いを質問した。

共和党支持者 は、トランプ大統領が弾劾される可能性について最も強い怒りを感じているが、メキシコ国境から不法入国した移民親子を引き離す政策(現在は中止)については民主党支持者ほどの怒りを感じていなかった。
どちらの支持者も、ブレット・カバノー氏の連邦最高裁判事承認を巡るトランプ大統領の対応に怒りを感じているが、民主党支持者の方が怒りの度合いは大きかった。

民主党支持者は、どの問題に対しても女性の方が男性よりも怒っていた。
共和党支持者では、男性の方が女性よりも怒っており、正反対の結果となった。

両党ともに、若者と高齢者では異なる対象に怒りを感じていた。
例えば民主党支持者では、ミレニアル世代の若者の方が、55歳以上の世代よりも、主流メディアに批判的だった。
共和党支持者は、ミレニアル世代の方が移民親子の引き離し問題や、トランプ大統領に対してより強い怒りを感じているが、より高齢の世代では、トランプ大統領を議会が弾劾する可能性に対して、より強い怒りを抱えていた。

ほとんどの場合、教育水準の高い人の方が政治的問題に怒っていた。
一方で、不法移民問題については、大卒ではない共和党支持者の方が、大卒以上の同党支持者よりも怒りを感じていた。
民主党支持者では、大卒ではない人の方が、大卒以上の人よりも主流メディアに対して怒りを感じていた。


OA機器メーカーからの転職急増, 半数が自動車業界に転職!

2018年10月30日 10時58分45秒 | 日記
オートモーティブ・ジョブと言う自動車関連雑誌が表題の記事を乗っけていたが、確かにOA関係のIT化や、自動化が進み、かつ製品の寿命も長くなり、納得がいく記事である。OA機器も内容はPCと同じことを行っていて、OA技術者は自動車のIT化にはすぐ溶け込める。
産業がパラダイムシフトしているから、こういうことは色々な分野で起こりうるであろう。
 
ペーパーレス化の影響で需要が先細っているOA機器メーカーから、自動車業界に転職する人が増加中。どうしてOA機器メーカーから自動車業界への転職が活発化しているのか、その理由を解説します。

先行きが不安なOA機器メーカーからの転職が増加中

世界的なペーパーレス化の進行で、複合機市場は頭打ちとなっています。ビジネス機械・情報システム産業協会の発表によると、17年度の国内主要メーカーの複写機・複合機の出荷額は8996億円(前年度比1.6%減)でした。リーマンショック後の09年度(7096億円)と比べると回復していますが、10年前の07年度(1兆590億円)からは1500億円以上縮小しています。

【複写機・複合機の出荷額の推移】ビジネス機械・情報システム産業協会のデータをもとに作成。07年度:10590億円、08年:9929億円、09年:7096億円、10年:7909億円、11年:8041億円、12年:7850億円、13年:8874億円、14年:9349億円、15年:9709億円、16年:9138億円、17年:8996億円

売り上げの8割近くを複合機関連事業が占めるリコーは、17年度に1157億円の営業赤字を計上。同年度にリストラも実施しており、従業員数は1年間で8000人近く減少しました。

こうしたことから、先の見通しが立たないOA機器メーカーの将来に不安を抱く人が増加しており、ほかの業界への転職が活発化しています。

転職先は自動車業界が半数 OA機器の技術を転用可能

株式会社クイックの転職サービスを利用して、2017年度にOA機器メーカーから転職した人の転職先を調べたところ、最も多かったのは自動車関連メーカーで48%でした。OA機器メーカー出身者の実に約半数が自動車業界を転職先に選んでいます。

【OA機器メーカーから転職した人の転職先】オートモーティブ・ジョブズ編集部調べ。株式会社クイックの転職サービスを利用して、2017年にOA機器メーカーから転職した人の転職先の結果。自動車業界48%、家電・総合電気16%、製造装置・工作機械13%、その他23%

これは、自動車の開発にOA機器メーカーで使われている技術が求められているからにほかなりません。

自動車業界は「100年に一度の大変革期」を迎えており、日々新たな技術の開発が行われています。現在の自動車は多くの部分が電子制御で動いており、巨大な電子機器と言えるほどの変化を遂げました。

これまでは機械工学系のエンジニアが中心に活躍していましたが、自動車の変化に伴って電気・ソフト系エンジニアのニーズが急増中。異業界からの中途採用が活発化しています。

なかでも、画像処理・画像認識の技術を持つエンジニアは、自動車の自動運転などで必要なセンシング技術の開発にスキルを転用できるため、自動車業界でのニーズが高まっています。

日本では車離れが進んでいると言われていますが、世界規模で見ると自動車の販売台数は右肩上がり。先行きが不安な業界から抜け出したいと考えている人にとって、日本の基幹産業でもある自動車業界は魅力的に映ります。

OA機器は既に速く美しく印刷できるようになっているため、革新的な技術が生まれる可能性は高くありません。このため、交通事故を減らす自動運転や、二酸化炭素を排出しない電気自動車といった最先端で社会的意義のある製品の開発に携われることも、OA機器メーカー出身者が自動車業界を転職先に選ぶ理由となっています。