野良暮らし ねこ暮らし

田舎暮らしを夢見て、こつこつとお金を貯めています。

山桜を追って奥会津へ

2015-05-02 14:13:32 | 山桜
4月最後の日曜日は山桜を追って奥会津へ向かいました。
この日の目的地は下郷から会津金山そして南郷。
今年は春の進みが一週間ほど早いだろうか、川治から北、会津西街道沿いの芽吹きも早いようです。
それでも三依以北では芽吹いたばかり、見上げる今だ冬枯れの山肌には白くコブシが咲いていますね。

県境のトンネルを抜け会津に入る。羽塩まで降りれば芽吹きも進み、田島まで来ると初夏を感じさせるほど緑も濃くなっています。

下郷で会津西街道を離れ、戸石川沿いを昭和村へ向かう小さな街道へ入る。

と、間もなく田んぼの中に咲いている見事な山桜が目に飛び込んできました。




レンズを変えて



さて、舟鼻峠へ向けて先へ進みます。

谷沿いに連なる山の斜面に山桜が咲いているのが分かります。

と、行く手に見える山の斜面に、たくさんの山桜の咲いている一画が見えてきました。
この日の一番の目的はこれを見ることです。
今年3月の星野でお会いした本宮のおばちゃんに教えていただいた山桜の名所(だそうだ)、戸赤です。



まだ少し早めだったのか、想像していたよりはおとなしそうです。
晃石山周辺と比べてみても、桜の多さにそれほど差があるとも思えません。
それでも心を躍らさせるには十分過ぎるほどです。


          


この一画を構図をいろいろと変えては、山桜が最も華やかに見えるよう立ち位置も変えながら撮っていきます。




田んぼの土手には、まだ蕾のカタクリやキクザキイチゲがたくさん自生しています。








舟鼻峠を越え、昭和村を通過し金山を目指します。

で、今回二つ目の目的地へ、予想通り満開のオオヤマザクラ。


そこから沼沢湖へ向かいます。


遠く真ん中に見える山は会津朝日岳?



足元にはカタクリが咲いています。



道路っ端、ここではまるで雑草。


まだまだ一面が雪の中、期待通り




ヤマザクラ咲いてますね。



そういえばこの杉の木、20年前よりも大きくなっている・・・ ような気がする。



雪国ならでは



沼沢湖



沼沢湖から只見川沿いへ降ります。
道の駅金山で・・・ え?こんなのが出来たんだぁ~と。
会津中川の駅前、のどかな田園の中に道の駅。 風景の変化に、会津中川駅だと気付かずに通り過ぎてしまった。
道の駅で煮込みカツ丼なるものを食べてみることに。
ブツはとんかつと玉ねぎがまっ茶っちゃに醤油で煮込まれている。
玉ねぎにいたっては佃煮を思わせるかの如く、煮詰められてやせ細っている。
見るからにしょっぱそうだ。で、やはり見た目を裏切ることなくしょっぱい、ものすごくしょっぱい。
この辺りではこれがふつうなのか~な?
とりあえずは完食はするが、喉がひりひりする。
カツ丼よりも干からびた喉通る冷水が美味い。浸透圧の影響かな?


で、只見の町を目指して先へ進みます。

只見はまだまだ雪の中、道路わきの田んぼでも5,60cmはまだ残っています。
前方には真白な浅草岳が。


只見町から南郷へ向かい、さらに時間との相談で桧枝岐方面へ進んでみます。

そして3つ目の目的地へ、 南郷は山口、沼田街道沿い。
一面を埋め尽くす福寿草を期待していましたが、まだ早かったようですな。
あたりにはまだたくさんの雪が残っています。


沼田街道から舘岩街道への分岐(内川)で時間は3時40分。 今回は残念ですが、桧枝岐方面は割愛することにします。
途中、番屋の集落も花には少しばかり早く、ヤマザクラもコブシ(タムシバ?)もまだ咲いていません。

羽塩で再び会津西街道に入り順調に山王トンネルを越えますが、突然渋滞か?
ずっと先、先頭に大型車が1台、 いくら隼くん号もこれでは追い越せませんな。

で、寄り道することに。
向かった先はここ。

ここはキャンプ場みたいなところ。
管理されている方と、遠くに見える山のお話をさせていただいた。
栃木のまさに秘境。 しかしなぜあんなところに道路を作ったのかな?いや、作る理由があったのかにゃ?
まさに政治の不思議。

あ~ あれに見えるは塩那道路。 右端のピーク?いやその左?は鹿又岳か?


帰途、土沢インター近くで見た代掻きを終えた西日差す水田と、いくぶん黄色みをおびた新緑の木々が大変美しかった。
走行距離450kmくらい、
平均燃費 12.4km/Lだって。立派リッパ!

Nikon D700  AF-S NIKKOR 16-35mm f/4G ED VR  AF-S NIKKOR 70-200mm f/4G ED VR