しばらく続いていた微熱も収まり、ようやく平熱に戻った。
いまだ咳き込むこともあるが、軽い山歩きならばできそうだ。
土曜日はお天気もよさそうだし、暖かな陽気になりそうだ。
で、近所の山をのんびり歩くことにしましたとさ。
午前中は曇り空の天気予報だが、この通り快晴。
この時点でも、ラジオの中のお天気おねえさんは曇りがちと伝えている。
すっかり冬枯れの森になっている。
少しは期待していたが、この標高になってしまうと全く葉っぱはついていない。
おやっ 冬枯にの森に花が一輪。
色彩が美しい。
鮮やかなピンクが、茶一色になってしまった森のなか、素敵なアクセントになっている。
目指すは前方に見える台地
遠くに見える高い山にはもう雪がある
だ~れもいない山頂へ到着
山頂は風も穏やか、ぽかぽかと暖か。
腰を下ろし、最近お気に入りのコロッケパンを食べる。
うまい! 何がうまいって、ソースがたまらなくウマい。
山頂の北側は展望が良い、がこっちは風が冷たい。
笹の平が良く見えるな~
鋸みたいな尾根だね。
三俣山も良く見える。
遠くの山は真っ白の一歩手前だ
隣のピークまで行って、郡界尾根を下ったら・・・ どうなる? 行ってみたくなった。
左奥の真っ白な山は小沢岳だね、 で至仏山の右奥は・・・ 中ノ岳かな、越後駒かな?
馬のヒヅメで馬蹄 牛の足ではこうはならないな。
山頂を十分堪能したので、そろそろ下山することに。時に12時半
郡界尾根を下った先がどこらへんなのかわからないので、素直に来た道を引き返すことに。
太陽はすっかり西の方へ傾いてしまった。
あの鮮やかなピンク色の美しい花は・・・ あれ? どこへいったかな。
そうそう、朝のラジオ番組でB・ディランの新譜をかけていたな
大昔の未発表の音源だとかで、ディランのバックはザ・バンドだってさ。
曲名は 風に吹かれて だったかな? 全く別の曲に聞こえたな。
そう言やぁ~ ディランとのアイ・シャル・ビィ・リリース印象的だったな~
あ~ これ、ラスト・ワルツ、 バンドの。
初冬のカラマツ林 って感じかな?
光線がいい感じになってきた。
気持ちの良いところだね
ここでしばらく撮影休憩 だんだん光が良くなってゆく
歩いてきた尾根
紅葉の頃には美しい。
枯れススキ
西日差す林が美しい。
下ってきた四谷怪談
午後4時、 登りだしの峠に到着。
ここも「関東ふれあいの道」だったのね。
こうして小春日和の一日が終わりましたとさ。
途中、登りで追い越した2人連れの男性、やたらと熊鈴がやかましかった。
熊さんに代わって苦情を申し入れた。
だって、そのあんちゃん 小丸山で休憩しながら手に持った鈴をカランカランと間断なく鳴らしている。
熊さんだってそのうちに、怒って出てくるよ、きっと。
帰りに一本入れた小丸山山頂は、そよ風が心地よく耳たぶを撫でていくだけ。静寂そのもの。
それと
安易に郡界尾根を下らなくって、本当に良かった。
もし下っていたらば・・・