野良暮らし ねこ暮らし

田舎暮らしを夢見て、こつこつとお金を貯めています。

足尾の山はアカヤシオもダニもすごかった。その弐

2015-04-30 20:39:31 | 山歩き・山の写真
つづきです。

塔の峰の山頂でしばしの休息後、オロ、中倉と周回できるかな~
と思い、先へ進みますが・・・  やめます。
どうせこの先、尾根上にはアカヤシオは無いしね。 それに もうくたくた。

で、再び山頂へ戻ります。



帰りは、え~と何とか峠へ下り、そこから古道を辿って舟石林道へ出ることにします。


山頂付近のアカヤシオはまだまだ先ですな。



去りがたい山頂を後にします。



で、ピンクのテープに導かれるように(笑)、何とか峠に到着。

西側にはから松林の中、道型がかすかに残っているのが分かりますね。
これが昨年の秋に瀑泉さんが、たしか歩かれてる。 秋になったら歩いてみようかな。


この日のあたしは反対側へ。
なおもピンクテープに導かれ古道を東へ進みます。


歩き出して最初の尾根を越える峠のようなところまでピンクテープはあります。いや、ありました。(笑)
その先にピンクテープの無いところを見ると、このピンクの御仁は峠から尾根を下っているのかな?

美しいトラバースが続きます。

ここで水を補給。
上流には鹿の糞やら死骸やら有機物がたくさんあるでしょうが、そんなものは気にせずにごくごくと飲んでしまいます。


あとは、アカヤシオを見つけては斜面を登ったり下ったり、はたまた尾根を上ったり下ったり。
時間はまだまだたっぷり、じっくりとアカヤシオを堪能しながら進みます。






          


































まだまだ咲き始め







蕾もたくさんあります。




         














    のんびりしていたら、日がずいぶんと傾いてしまったぁ~ 
    


これが最後のアカヤシオ



舟石林道に出てからは山桜を探しながら歩くことにします。 時に3時40分。





終わりはここへ。 時に4時40分、公園駐車場に到着。


アカヤシオは標高を上げればまだまだこれから。
今回歩いたところのアカヤシオは、全般にわたって樹林の中ゆえ地味な絵にしか撮れませんでした。
なんだか途中誰とも遭わずの、これまた地味な山歩きですた。
さて、次はどこを歩くべか~

Nikon D700  AF-S NIKKOR 16-35mm f/4G ED VR  AF-S NIKKOR 70-200mm f/4G ED VR

そういえば、昨夜、超中途半端のこの記事を間違えてアップしちゃいました。

足尾の山はアカヤシオもダニもすごかった。その壱

2015-04-28 21:00:12 | 山歩き・山の写真
今年はまだ間近でお目にかかっていない、アカヤシオを拝みに行きました。
拝めたのは、おおよそ1200mから1400くらいになっています。

遠くの尖った山は備前楯山。


今回は仁田元沢をぐるりと周回するルートを歩いてみようか・・・ 
なんて考えていましたが、結果的にはアカヤシオ巡りに終わってしまいました。


4月最後の土曜日の始まりはここから。時に6時8分とな



ここにはまだ山桜が咲いている。



人工物なのに絵になります。



さて、えっちらほっちら登って振り向けば、絶景かな。


なんだかものすごく足が重い~

でも

早朝は気持ちえぇ~ よ。 と、能天気な独り言。



遠くに男体山が








尾根上はずっと防獣ネットにそって歩く様。



男体山はちょうど阿世潟峠の上に頭を出すんだねぇ~、 と能天気な独り言は続きます。



ススキの中に棘とげの幼木がほぼ等間隔で並んでいてひどく厄介。
これはニセアカシアだね。中にはアカシアみたい灌木も生えている。キリンでもいるのか?


と、能天気なことも言っていられない。
ズボンのすそに草の実がびっしれとまとわりついてしまう。

手で払うもなかなか落ちないので、かまわずそのまま歩いて行く。

が、どうにも気になって根気よく手で払ってみて、びっくら!
草の実かと思った物体は、実はダニだに~。
10匹20匹処ではない。 まるで夜空にきらめく無数のお星さま。  これでオイラもウィルスに感染して・・・・

どうもここはダニのアパートのようだに。

なので、なるべくカヤトの中は歩かないようにします。(無理ですが)

ツツジ科の灌木があるところは、そちらを歩くようにしましたが・・・  無駄な抵抗でしたね。こっちにもいっぱいいます。

諦めて先へ進みます。
面倒でもなるべくこまめに払うようにします。

さてさて、絶景は続きます。


なのでなかなか前に進みません。
ま~今回はがつがつ歩くわけではないので、ゆっくりと絶景を楽しみましょう。
すでに周回ルートは頭から消えています。


なんだかこの朝はひどく疲れているだに。
目覚ましを4時にセットしたのに、左足が思い切り痙攣してしまい、目覚ましの鳴る直前に起きてしまっただに。



なんだか調子も良くないので、のんびりと写真を撮りながら歩きます。


何とも気持ちの良い岩のピーク。


展望も良く、ダニが多いことを除けば気持ちの良い尾根が続きます。



このあたりでようやくダニから解放されました。
全くいないというわけではありませんが、2,3匹まとわりついてもすでに免疫ができています。(笑)








向山が見えてきました。

ピークの名前が分かりません。
気持ちの良い岩稜になります。



こちら側からの備前楯山はピラミダルで恰好も良い。



今回最も気持ちの良かった尾根はここから先のピークまで。



西風が強く冷たいが、汗をかかないので具合も良い。



振り返り、辿ってきた岩稜。



これまた絶景だに。


アカヤシオの偵察に塔の峰までは行ってみることにします。



ここからは尾根上に樹木が現れてきます。アカヤシオに期待が持てるかなぁ~?

目指すは右上に見える岩峰。


ここから樹林の中へ入ります。

と、やっとアカヤシオがちらほらと。



岩峰へ到着。
向かいに見える向山の北側尾根にありますね、アカヤシオ。



向山の山頂付近には・・・、ここからでは分かりません。



さて、向山の北側尾根に到着。
結構咲いていますね。が、絵になるような被写体がなかなか見つかりません。


で、もう少し下降して、対岸から見えた立派なアカヤシオまでいってみると・・・  それが一番上の写真。
見事に咲いてはいますが、樹林の中ゆえこれが限界。でも立派。


仁田元沢のスリットダムが見えます。
塔の峰が遠い。



向山山頂でアカヤシオを探しぶらぶらと。

どうにか絵になるような花を探してはシャッターを切ってゆきます。



まだ咲き始めといった感じ。



改めて塔の峰。 遠いな~、なんだかくじけそう。



これも向山山頂付近にて、 アカヤシオを前景に遠く塔の峰。


山頂から南側へ下れば庚申山へ続くという古道へ。
下りきった小さな峠からは古道を西へ向かい、塔の峰との最低鞍部まで立派な道を歩くことになります。
広々とした最低鞍部では、ブリキのプレートを辿ると少しばかり北側へ寄ってしまいます。
はて、なぜそうなるのかな? もしかしたら、昔ここは仁田元沢へ下る分岐になっていたのかな?
2年前に公園で出会ったじいさまが、ガキの頃は仁田元沢から庚申山へお参りに行ったようなことを話しなすっていた。
一般の参拝者が仁田元沢を源頭まで遡行するとは、ちと考えにくい。
林道が仁田元沢の右岸を走るようになって一つ目の橋の架かる沢から、この最低鞍部まで登ってくることができれば、後は古道(参道)を辿って庚申山まで行けるなぁ~。
なんて、とりとめのない考えが頭に浮かんでは消えていきます。

アカヤシオもそれなりに咲いているし、塔の峰まで行かなくともという考えも浮かんでは消えていきます。
なんだかすごく疲れてしまって・・・   。

最低鞍部からなおも古道を辿って行きますが、最初の枯れ沢を渡ったところで道が不明慮に。
そのまま先に進めば道型もはっきりするでしょうが、枯れ沢右岸の尾根上にアカヤシオが。
結局、ここから古道を離れてこの尾根を主尾根目指して、いやいや アカヤシオを探しながら進むことにします。
いや~すごい! アカヤシオがたくさん咲いていますね~  

      こんな感じに、  
      
      ここでのアカヤシオは後日アップしますよ。
 

尾根を辿りながら、花を見つけては下ったり登ったりとこれまたなかなか先へ進まないし、めちゃくちゃ疲れてしまったぁ。
ほんとうに塔の峰へたどり着けるのかな・・・     

尾根筋はこんな感じで歩きやすい。



こんなところも。



程なくして見覚えのある主尾根に合流。1400mmくらいでしょうかね?



1500mくらい? まだ蕾、今週末くらいに満開になるのかな?



どうにかここまではいつくばってこれました。
ここまで来れば山頂近しですな。



で、山頂到着。 山名板はご健在ですよ。


ちょうどお昼になったことだし、標高点に腰掛けてコロッケパンのランチをいただくことにします。
このパンの何が美味いかって、ソースが美味いのだぁ~。

つづく

NIkon D700  AF-S NIKKOR 16-35mm f/4G ED VR

シュンランなど

2015-04-22 19:49:50 | 草花・花
もう賞味期限切れですが、先週の日曜日(4月12日)は佛生寺でのシュンランです。
きれいに刈り払われた山道沿いを丹念に探して行きます。
ある年には、全く労せずして見つけることも出来たのですが、昨年も今年もなかなかめぐり会えない。

地元の方のお話では、ご奉仕作業で山めぐりの小道はきれいに刈り払われるのだそうです。
どおりで以前に比べて小道はきれいだし、シュンランも数が減ったわけですよ。

で、肝心のシュンランは・・・  っと。

あった。







膝、肘を着いてローアングルで撮っていると、膝にチクリと何か刺さったのか刺されたのか?
その後は膝を着くのがこわくて・・・



なので、高い位置から



倒木に押しつぶされていますが、立派な株です。



      おまけにチゴユリを
      


ここにもアマナがありました。



おまけのおまけは
      
      シダレザクラで

     

すばるのエンブレムがカッコいいのら。

Nikon D700  AF-S NIKKOR 16-35mm f/4G ED VR  AF-S NIKKOR 70-200mm f/4G ED VR

社山から大平山へ、三沢の水は冷たかった

2015-04-20 22:33:53 | 山歩き・山の写真
このところアカヤシオの記事を目にすることが、やたらと多くなてきました。
自分もアカヤシオを追う人間ゆえ、あちこちの山で撮影された素晴らしいアカヤシオを見ると、正直、焦ります。
がしかし、この時期の足尾も緑も無く荒涼としてはいますが、素晴らしいことに変わりは無いのです。

このところの不順な天候続き、どんどんと進んでゆく季節にこれまた正直、焦っているのであります。
で、ならば足尾を歩いたその足で、帰りにアカヤシオ咲く山へ寄っていこうか・・・   と。

で、18日の土曜日、足慣らしも兼ねて社山から大平山へのゴールデンルートを歩いて見ることに。
予定としては、毎度おなじみ南尾根から社山へ登り、大平山からは大ナギ沢右岸尾根を下ることにします。
吾妻山~鳴神山のピストンにプラスα程度と考えれば、6時に歩き出し松木沢へは昼過ぎに下りてこられるだろう・・・  と。

予定を少しばかり遅れての出発。
快晴なんだけれど、なんとなく霞んでいるなぁ~

9時を少し回ったころに社山山頂へ到着、 ちょいとかかりすぎましたか。



主稜線上は西よりの風が強く吹いているのですが、なんとなく靄っとしていると言うかなんとなく黄色いって言うか・・・

なので、WBを少しブルーへ調整してみます。


しばらくはブルー調整で撮っていましたが、モニター映像ではブルーが強すぎるように思えノーマルに戻します。

毎度まいど、ここは絵になりますな。



独り占め



山稜が茶色く枯れた笹だらけなので、世の中全体が黄色っぽく見えてしまうのか何なのかワカリマセン。

なんとなく黄色いようだが・・・



独り占め
半袖では風が少し冷たく感じるが、空気は乾いていて気持ちがいい。



振り返り縦走路と男体山を記念に。





楽園に到着。
良かった~ ピンクテープは新たに付けられている様子はなし。
ここでお土産を拾ってしまったのだ~



楽園から少し登った尾根上で、この日初めて(というか唯一)の登山者とすれ違います。
どこを登って来たのかな?

ここで、予定を変えシゲト山へ行ってみようかなんて考えが頭を過ぎったのですが・・・
シゲトからはそのまま三沢二股へ下降する尾根を下れば、夕方にまでには車へ戻ることができるだろう。
この尾根には興味があるし、お隣の小足沢左岸尾根からつぶさに観察済み。
だがそうするとアカヤシオは・・・・

分岐からシゲト山頂まで1時間半はみておきたい。すると二股出会い到着は、さらに1時間半で2時くらいになるだろうか・・・

黒檜の分岐が近づいてくると、やっぱり一面の残雪。雪の上を歩くのは・・・  嫌だな。
迷ったが、やはりやめることにした。
そうなれば、もう迷うことなく大ナギ沢右岸ではなく、南西尾根を下り途中から三沢二股へ下りることにします。
二股へ下る尾根も小足沢左岸尾根からは確認済み。間違いなく下りられる。
興味はアカヤシオから三沢二股へと、すかっり変わってしまいました。
もうひとつ、6号堰堤から三沢二股までの様子をつぶさに見ておきたい思いもあります。

となれば先を急ごう。


で、大平山山頂近し、だなぁ~  


大好きな番組、ラジオ文芸選評を聞きながら山頂を目指します。

大平山山頂へとオッチャンの足跡が続いています。

足跡は大ナギ沢右岸尾根方面へ、おいらは迷わず右へ行くことにします。
途中またまた気でも変わってウメコバ沢出合いにでも下れば、帰りにアカヤシオを拝めるだろう。
車の中にはランプも三脚も積んである。鳴神山頂で夜になっても構わない。

こちら側からは渡良瀬源流部の絶景が続きます。
まだまだ昼前、写真を撮りながらのんびりと下って行きます。


もう少しクリアーになるかと思っていたが、やはりなんとなく霞んでいるような・・・・




天気予報では黄砂が飛来しているようなことを伝えています。



楽園で撮影中にちょうどお昼になりました。
腰を降ろせる適当な岩を探し、のんびりとランチタイムにします。
メニューは最近のお気に入り、毎度おなじみセブンのコロッケパン。何が美味いかって、ソースが美味い。

ピーカンだった空も、すじ雲が出てきました。 もう少しくっきりと現れてくれればよかったんだけどなぁ~。


さて、昼の憩い を聞きながら下り始めます。




シゲト山から二股への尾根を撮影しながら下って行きます。





まっすぐ進めばウメコバ沢の出会いへ



今回はこっちへ進みます。



新鮮な眺めが続きます。



悲しいオブジェ



じっくりと撮ってゆきます。



少し霞んでいるのが残念。



ぜんぜん先へ進めません。 沢入山が大きくて立派。



小足沢左岸尾根を正面に見ながら。



向こう側の尾根(小足沢左岸尾根)から見ると、中間くらいに見える急斜面まで降りてきました。
向こう側はスパッと崖かな?  と・・・杞憂に終わりました。 我ながら立派りっぱ。



適当なところで



三沢の下流部が見えてきました。


さらに下って三沢のすじ。 滝のようなものがあるのが分かります。
ハイキングの格好で無事6号堰堤まで下れるのかな?





北の大地が聳え立っています。



三沢左俣の落ち口となる滝がはっきりと見えてきました。



左の尾根にも三沢のすじにも惹かれますね~  こっちから見るととても美しい。



聳え立つ沢入山に北の大地が、これまた美しい。



1時40分過ぎ、二股へ到着。 両岸に道のような跡がある。自然のものではなさそうです。



沢床から三沢本流上流側を見ます。




左俣の始まりは、この立派な滝から。


左岸にある道のような跡をたどって行きますが・・・
振り返り上流を


左岸になり右岸になり、飛び石を伝って渡渉を繰返していましたが、一箇所でとうとう力尽きました。
目測では可能だったのですが、踏み出した右足が僅かに飛び石に届かず、左足は川底へ着地。
その後もぴょンぴょンと右岸へ左岸へ。途中2ヶ所の高巻はあるものの、全く問題なく下れます。
がしかし、アクシデントは突然にやってくるものです。

川岸の石ころの上を歩いている時、枯れ枝につまずき前のめりに・・・  久しぶりの腕立て伏せを。
これが一発目、首にぶら下げていたカメラを石ころに強打・・・  レンズフードが見事に割れてしまいました。(涙)

で、2発目は、埋まっていた石の角にシューズのつま先の補強樹脂が引っかかり再び腕立て伏せを。
今回はレンズフードなし、よってレンズは直に石ころを強打。
前玉は無事でしたが、フォーカスリングが固くなってしまったぁ。こりゃ~修理が必要だなぁ~、で再びの(涙)
おまけに右手の小指、薬指、中指と思い切り反対側に反ってしまいました。(涙) 捻挫っていう奴ですね。
今回もこの樹脂製の補強に、何度も木の根っこを引っ掛けては転びそうになりました。
昨年の秋、越後駒はグシガハナからの下りで、同じように潅木の切り株にこの樹脂の補強を引っ掛け転倒。
潅木に支えられ滑落は免れたものの胸を強打、肋骨が折れたのではと思うくらいの負傷をしました。
もうこのメーカのシューズは絶対に買いません!神に誓って。


       大平山南西尾根の末端も間近になり、これで終わりかと思っていたら最後の最後がこれ。
       高巻は出来そうにない。左岸の壁をヘツルしかないのか、滑り落ちたら冷たいな。
       とりあえず一歩を踏み出してみると、どうにか行けそうなのでそのままヘツり、無事越えることが出来ました。
       でもレンズをぶつけてしまった事がショックで、もうどうにでもなれといった心境になってしまった・・・まさに意気消沈。
       

松木沢が見えてきました。
左側が大平山南西尾根の末端、右側の小さな三角の盛り上がりが小足沢左岸尾根。



右岸へ飛び石を使って渡りきるとそこは小足沢左岸尾根の末端、最後はこの尾根を乗っこして松木川へ出ます。

大平山南西尾根の末端部。


やっと6号堰堤まで来ました。 時に2時半、

ここからウメコバ沢でまで渡渉は3回。都度右足は靴を脱ぎ素足で渡ります。雪解けの水は素足にとって、あまりにも冷たい。


最後の渡渉を済ませ、靴ごと水に浸かった左足と、素足で冷えてしまった右足を乾かしながらしばし休憩を入れます。
ぶつけてしまったレンズを再度確認してみると、やはりフォーカスリングが重い。
それとズームリングも少し重くなっているように思う。
オートフォーカスはちゃんと作動しているので、撮影には問題なさそう。


もう3時。だが急ぐことは無い。アカヤシオはもうあきらめました。
空気は乾燥しきっていてどこまでも透き通っています。
シャッターを切りながらのびりと歩くことにします。


誰かに出会わないかな~なんて期待をしたりもしましたが、もう4時じゃね~ だ~れもいませんよ。
大ナギ沢出合いまでゆっくり歩いて1時間。 

ミツマタが咲いていたので匂いを嗅いでみると、これが甘くたいそう良い香りなのでびっくり。
色も形も美しいし、おまけに香りも良い。どおりで庭木としても人気があるわけですなぁ~。


車道では、工事車両が通過してゆくため埃が酷く立つ。
これじゃ~たまらないと思い、車道を離れ最後は導水橋を渡ることにします。

こっちに来て正解。 柳の新緑が低い日の光に映えて優しくとても美しい。


こんな感じにですよ。


ほんとうに足尾は気持ちのよいところ。

今が桜花の最盛期。 目に映る何もかもが優しく、そして美しいのです。



ちょうど5時、太陽はちょうど中倉山の上まで来ました。



誰もいない駐車場で、腰を降ろし残りのおにぎり一つを食べて終了です。

今回の収穫。

シカさんの角2つは楽園で拾ったものです。
黒いのは割れたレンズフードです。(涙)
ピンクテープの殆どが大平山山頂付近での収穫です。

Nikon D700  AF-S 16-35mm f/4G ED VR (涙)
今回は涙ばかり流していました。(涙)
三沢と右股の滝の検索をかけたら、昨年の12月にこの尾根を歩かれた方がいらっしゃいました。
場所的にはついでの尾根といった感じですが、季節を変え再び歩いてみたい尾根です。

佛生寺で山桜を

2015-04-16 22:38:03 | 山桜
お日様の下では派手さに目を引かれてしまう所為か、山桜を美しく撮るのは難しいのであります。
いろいろと撮ってはみるのですが、何を撮っているのか分からなくなってしまう。
雨の日のように主題を上手く引き出せない。

で、あれやこれやと下手な鉄砲を打つかの如く、どんどんとフレーミングしてはシャッターを切ってゆくのであります。
すると偶然にも、これだ~っというフレーミングにめぐり会うことがあるのですね。

で、偶然にもめぐり会えたのが ↓これ。
地味~な絵ではありますが、なかなか上手に撮れたと思います。色のバランスもいいんでないかなぁ~と。

Ai Nikkor ED 180mm f/2.8S F4 +1.0補正


さてさて、久しぶりに晴れた日曜日、真岡は佛生寺へ向かう途中

まずは桜山の晃石山を遠望できる畑の中から。
もうこの辺は薄緑からだんだんと緑へ、ヤマザクラにはちょいと遅すぎますね。



ただただきれいなのであります。


ここら辺が終わりかける頃、佛生寺界隈は盛りとなるはず。

今回はここでの撮影はここまで、佛生寺に向け先を急ぎます。

真岡市の道祖土(さやど)では、何時もお世話になっている山桜は満開。
で、その脇にある民家の花桃。



で、佛生寺の山桜は終わりかけのものから盛りのものまでと、期待を裏切ることはありません。





      いろいろと構図を変えシャッターを切ってゆくうちにめぐり会った構図の縦構図編。
      
      Ai Nikkor ED 180mm f/2.8S F5.6 +1.3補正

終わってしまったかと思っていた巨大なエドヒガンも花盛りです。



佛生寺と言えば枝垂桜の参道。(ほんとかい?)

これまた見事に満開。

Ai Nikkor ED 180mm f/2.8S F2.8 +1.0補正


枝垂桜を撮ったが全然枝垂れに見えない。  



佛生寺の山桜をを遠目に見るとこんな感じ。


これだもの、人目を引くよね。
珍しくたくさんの人が花見に訪れていました。

Nikon D700 AF-S NIKKOR 70-200mm f/4G ED VR  Ai Nikkor ED 180mm f/2.8S  AF-S NIKKOR 16-35mm f/4G ED VR

ニリンソウ

2015-04-15 20:39:23 | 草花・花
ここは真岡市は佛生寺
ヤマザクラの撮影にと訪れた古寺です。

と、期待はしていなかったニリンソウが、山門の周りにたくさん咲いています。


こんな感じで。



で、美しく撮ってみようと、180mmレンズで絵作りしてみました。


こんな感じに。



水辺にニリンソウ、絵になるかと思いましたが、水が汚くて・・・




で、美しく撮ってみようと、180mmレンズで絵作りしてみました。

こんな感じがいいかな。



久々の180mm、 改めてその素晴らしさを再認識しましたよ。
いや~ いいレンズです。

この後は山の遊歩道に入り、シュンランを探したりチゴユリを撮ったり。
ヤマザクラは今が真っ盛り。

それらはまたあとで紹介します。
Nikon D700  AF-S NIKKOR 16-35mm f/4G ED VR  Ai Nikkor ED180mm f/2.8S


ニリンソウに演歌なんて全く似合わないよね!

雨上がりに

2015-04-13 22:48:51 | 草花・花
雨上がり、足元に咲く花を求めて山の中へ。
何時もお世話になっている沢沿いの登山道を歩いてみます。
今回は山頂へは行かずに、適当なところで引き返します。
期待していたカタクリは、残念ですがこの標高でははすでに咲き終わっています。

ヒトリシズカはやっと咲き始め





ウバユリとニリンソウ
ニリンソウも残念ながらまだ咲き始めたばかり、あまり咲いていません。



さて?何という名前かな。



コガネネコノメソウ?







     ニリンソウ
     


ニリンソウはこれがやっと。
まだまだこれからですな。 



    歩いていると、薄日も差してきました。
    


            苔むした岩で       
            


        落ち葉の積もった斜面では
        

   
    と、見上げる岩にはアカヤシオがぽつりぽつり
    


さらに詳しく見てみれば、たくさんノアカヤシオが咲いています。

そうか~ そんな時期なんだなぁ、とひとり言を。

ここからさらに先へ行けばカタクリの自生地へ。

が、今回はここまでで。


帰り道、
薄っすら西日差す林道でキブシ

アケビの花も咲き始めています。

Nikon D700  AF-S NIKKOR 16-35mm f/4G ED VR  AF-S NIKKOR 70-200mm f/4G ED VR  Ai Micro NIKKOR 105mm f/2.8S

雨の日はヤマザクラ追って

2015-04-12 23:22:47 | 山桜
雨の土曜日はヤマザクラを追ってぶらぶらと花めぐり。

で、林道で見つけたヤマザクラにレンズを向けてみました。

雨の中、ヤマザクラが最も美しくなる時です。




雨は上がりかけ、 花びらが雨露を纏っているうちにどんどんシャッターを切っていきます。


雑然としていますが、この中から絵になりそうなところを切り取っていきます。


何時ものように、露出を多めにしてちょっぴりハイキーにします。

まずは、広角レンズで



同じく近づいて



レンズを望遠に変えて

上品に切り取って。



雨粒を纏った花びらが、とても美しい。



ヤマザクラは花はもちろんのこと、葉っぱまでもが美しいのです。



         したたる雨粒が主役に        
         



空を背景にして超ハイキー、オシベにピントを合わせて。



上部がちょいとばかしうるさいですな~。



       オシベと雨粒にピントを合わせて。
       


美しいね~ ヤマザクラ




花数の少ないこんなヤマザクラも美しいと思いますよ。



派手さは無いが、こんなヤマザクラが美しいのです。


雨も上がったので、このあとお隣は桐生の山中へ花を探しに行きましたとさ。
Nikon D700  AF-S NIKKOR 16-35mm f/4G ED VR  AF-S NIKKOR 70-200mm f/4G ED VR

心の準備を

2015-04-09 23:30:43 | 山歩き・山の写真
なかなか週末のお天気が安定しませんね。


今月中旬から6月に入るくらいまでは、足尾に通いたいものです。
で、今のうちから少しでも気分を高揚させておくため、足尾の過去画像をこうやって来る日も来る日も眺めているわけ。




こんなのを眺めながら、今年はどこを歩こうかなんて考えるのです。



はじめて歩くような尾根に思いをめぐらせるのもよし。
いやいや待てよ、あそこにアカヤシオを見に行くのもいいなぁ~。 なんてね。



う~ん なんだか気分が高揚してきたどぉ~。よしよし
早くちゃんとした春に戻ってくれないかな。

本当はネタ切れしてしまったのであります。

桜もいいけど足元にも

2015-04-06 20:08:31 | 草花・花
朝一番、黙々と歩く登山者はこんな、ところで何撮ってんの?ってな顔して通り過ぎてゆきます。
こんなのに目を向けるひとは殆どいませんなぁ~。

こんなにかわいいのにね。

ヒナスミレ



モミジイチゴ  でいいのかな?



さてさて今回の目的の一つはここの確認。
先日ここを訪れた時にはまだ蕾、すでに遅いだろう事は分かっていましたが・・・


同じところで雪割草(ミスミソウ)がまだ咲いているかを確認したかったのね。

で、一つだけまだ咲いていました。


今回もまた先日同様に登山道を外れて、踏み跡を下ってゆくことに。
シュンランでも咲いていないか確認しながらの下り。

残念ながら、全く咲いていません。
と言うより、シュンランだと思っていた株は違ったみたい。



麓では桃みたいな白い花桃?  桜ではなさそう。



キブシ   枯葉を取り除こうとも思いましたが、そのままそのまま、自然がいいのです。


なんだか、いつも代わり映えのしない写真ばかり。
もっとフィールドを広げねば・・・

AF-S NIKKOR 16-35mm f/4G ED VR  AF-S NIKKOR 70-200mm f/4G ED VR