野良暮らし ねこ暮らし

田舎暮らしを夢見て、こつこつとお金を貯めています。

満月ではないけれど

2012-07-31 23:18:17 | その他
今夜は夜風の気持ちよい月夜、久しぶりに爽やかです。

人にあげてしまったのかと思っていた2xのテレコンが、数年ぶりにカメラバックの底から発見されました。
ちょっとばかりカビも生えていましたが、表面のみだったのできれいにふき取り問題なし。
なんだか得をした気分、できれば5月の日食の前に見つかっていればよかったのだけれども・・・。

しかし、まぁこれで何か天体ショウがあっても一応は対応できます。
と言うことで、今夜の月がとっても青いので遠回りはせずに、早速200mmに2xのテレコンの組み合わせを月で試してみました。
テレコン使用でも色収差が極力出ないよう200mmにはEDレンズ2枚を使ったAF Micro NIKKORを使用。
さて、写りはどうかな? 
合成焦点距離400mmと画像のトリミングでクレーターもはっきり確認できますね。



半月後にはこの組み合わせで三日月を狙ってみることにしましょう。

そうそう、じつは月は青くなんて見えませんでしたよ。
関東平野で見る夏の夜の月なんて、くすんだクリーム色にしか見えませんね。


ここは矢板のハス

2012-07-30 23:18:48 | ぶらぶら
いつものように勘ナビで北をインプット。
ずいぶんと北に来たな、ちょっとばかり西へ軌道修正。
ここはいったい何処だべ?さっぱり場所が分からなくなちゃった!
栃木県北であることは確か。
道は細いがローマに通じていることも確かだ!
そのままローマ目指して、あの山越えて野を越えて行き着いた先は天竺。
お釈迦様は何処だべか。


天竺とは山間の集落のはずれ、田園の一角。


レンコンを採っている様子でもなし。


太陽は高く、きれいに開いている花は無し、甘い香りも無し


白い変わったハスもあるな。


さ~て いったいここは何処だべ?
たしか、ここは矢板のハズ。

おにゃ エサを喰らう

2012-07-29 21:01:18 | ねこ
野生化してしまった おにゃ はいつも遠目に人間をうかがっています。
人間の目が届かないところでは、しばしまめつんの残りご飯をかっさらって行きます。
人間のほうは彼をどうこうしようなんて思ってもいないのに、おにゃは警戒心を緩めてはくれません。

いつものように塀の上から人間の行動をうかがっている おにゃ


人間が家の中に入るのを確認し、まめご飯のあるマンション屋上を偵察にやってきます。


そしてガラス越し、人間の手が届かないことを確認すると急いでご飯をかっ込んで去っていきます。


そこで、「おにゃよ、君の保護者としてちゃんと君の分も用意してある、よって野良猫の真似なんて止せよ。」
と、通じるはずもなく おにゃ は保護者の心配をよそに、益々野生の血を濃していくのです。

ある日のこと、
人間を警戒しながらも再びやって来た 虎穴を目指すおにゃ。
警戒心を和らげるよう、人間はあの手この手を駆使します。「おにゃ、おにゃたん」と。

しかしこれ以上距離を縮めようとはしません。

どうにか 野生猫おにゃ を至近距離で撮影できないだろうか?

そこで人間は初めて頭を使うことを思いついたのです。
まず、玄関前にエサを入れた容器を置き、人間は玄関の中に身を潜めます。
おにゃの位置は距離にしておおよそ2m50cm南南西方向、南西の風 風力1。
この位置関係から おにゃ には人間の臭いは認識できないはずです。
そこで玄関の戸を8cmばかり開けて右手でカメラを構えます。
準備完了、あとは人間はもう遠く家の中に入ってしまい、おにゃには危害を加えることはできないと言うことを彼に理解させるのみです。

そこでまず、8cmばかりの隙間から顔を覗かせ「バイにゃん」と大きい声でお別れを告げ気を引きます。
次に、顔を引っ込めて先ほどよりも小さい声で「バイにゃん」と再びお別れを告げます。
そしてさらに小声でささやくように「バイにゃん」。
これで おにゃ はもう人間は遠くへ離れていったと思ってくれているはずです。

ガラス戸越しにおにゃの影が接近してくるのが分かります。
息をひそめ物音を立てずにその時を待ちます。
聞こえるのは人間の高鳴る心臓の音のみ。

そして聞こえてきました。
野生猫 おにゃ の口から発せられるエサを噛み砕く鈍い音。
ノーファインダー、チャンスはこの時! カシャ カメラのシャッター音だけが長く響きます。
成功したのです!野生猫 おにゃ 、至近距離での「エサを喰らう」の瞬間。

しかしてその結果は・・何と

「ぺろ」


今日もバラだらけ

2012-07-29 08:45:38 | バラ
暑すぎてなかなかきれいに咲いてはくれません。
この1週間で咲いた、どうにか鑑賞に堪えるバラです。
とりあえずは好き勝手に咲かせて、おおよそひと月後の夏の剪定を待ちましょう。
では、
コンテ・ド・シャンポール


ハマナス


ガートルート・ジェキール


アンブリッジローズ


同じく房咲きになったアンブリッジローズ


コーヴェデイル


エブリン


ウィリアム・モーリス


セプタード・アイル


アブラハム・ダービー


ウィリアム・シェークスピア


HTでオクラホマ


セント・セシリア


マダムイサク・ペリエール 今年は本当によく咲いています。


同じくマダム、こんな感じでもうひと月くらい咲き続いています。


エマニュエル


チョーサー


同じくチョーサー


グラハム・トーマス


ヘリテイジ


暑くてたまりません。
熱中症には気をつけませう。

高原の花 おまけ編

2012-07-28 22:47:19 | 自然・風景
戦場ヶ原から小田代ヶ原そして赤沼までに出合ったおまけです。

戦場ヶ原のノアザミにミツバチ君、何という種類の彼かはわかりません。


花ではありませんが、たくさんの赤とんぼが飛んでいました。 高原は秋近しということですかね。


小田代ヶ原を離れて車道をしばらく歩きます。
車道脇にもたくさんの花を見ることが出来ます。歩かなきゃ~もったいないよ。
ヤマオダマキがたくさん咲いているのです。


こんなコンクリの石垣にだってヤマオダマキは咲いています。


反対側の路肩にはコオニユリやホザキシミツケも咲いています。


クガイソウだってこんなにも咲いていますよ。


そうそう、石垣にはこんなのがあります。
もう花の時期はとっくに過ぎていますが、この葉っぱに種の部分を見ればスミレだと言うことが分かります。
早速調べてみると、なになに・・アカフタチツボスミレとな。アカフ?・・・赤斑ねぇ~なるほど。
葉っぱに赤い斑が入っているタチツボスミレというわけだね
ふむふむ・・石灰岩地に多いとな・・・なるほど、コンクリの石垣は石灰で出来てるもんね、なるほど
来年はぜひ花を見たいもんですね。


車道から再びブナとミズナラの森に入り、ふた汗かいてスタート地点の赤沼茶屋へ。


帰路は山王峠を越えて川俣へ降りることに。

西山金山跡の手前の法面にはシモツケがこんな風にたくさん咲いています。


そして金山跡を少し過ぎた所で、前方道路右側に熊発見!
急いでカメラを用意、もたつく間に熊は道路を横切り左の斜面を駆け上りだしました。
シャッターを切ったときには上のほうへ行ってしまったあと、残念ですが。
そのときの写真です。 中央のちょっと上の黒い物体がそのときの熊です。 分かりづらいですが。

車の前を横切ったときが、おおよそ10mくらいの距離です。
野生の熊をこんなにも至近距離で見たのは初めてのこと、大変貴重な体験をしました。

以上で戦場ヶ原、小田代ヶ原と続いた高原シリーズはおしまいです。

日中の草むしりで少々熱中症気味になったのかな?
頭が痛くてかないません。
まいった まいった・・・

小田代ヶ原 ノハナショウブ

2012-07-27 22:27:29 | 自然・風景
小田代ヶ原のノハナショウブ、ちょうど花盛りです。
アヤメとショウブの違いなんて気にも留めていなかったけれど、今回ははっきりさせておきましょう。

とりあえずは小田代ヶ原の美しいノハナショウブを見てくださいな。


花びらの基部に黄色い模様がありますね。


アヤメとの違いは一目瞭然、といっても今まで自分もよく分かりませんでした。
ひと月前の戦場ヶ原のアヤメです。比較してみてください。

大きな違いは、花びらの基部に網目模様(綾目)があるのがアヤメで黄色いのがショウブ(ノハナショウブ)ということになります。
なるほど なるほど!

この時期、小田代ヶ原で見られるのはすべてこのノショウブになります。


美しいですね、きりがありませんのでこれくらいでお仕舞いにしましょう。


こんなふうに、原っぱの向こうのほうまで点々と咲いています。


さ~これでアヤメとショウブの違いは分かりましたね。
来年になったらこの二つの違いをしっかりと観察しましょう。
・・・はて?カキツバタってまたまたこの二つと何が違うんだべ?

小田代ヶ原へ

2012-07-26 23:18:27 | 自然・風景
雨も小降りになったので木道を先に進みます。

わぉ! 戦場ヶ原よりもお花畑がにぎやか。
木道より原っぱ側はニッコウアザミ、ノアザミ、アヤメ?ノハナショウブ?、イブキトラノオそしてず~っと向こうのほうまでホザキシモツケが。


反対の森側も同じくノアザミにイブキトラノオ、アヤメ?ノハナショウブ?が。


ニッコウアザミよりもノアザミのほうが多く咲いています。
一番上の写真の右手前の房前になっているアザミがニッコウアザミです。
それとこの写真の大きさだとアヤメなのかノハナショウブなのかも分かりませんね。


ちょうど盛りなのか、アヤメまたはノハナショウブがたくさん咲いています。
戦場ヶ原のアヤメはもう盛りを過ぎていたことを考えると、ここのはノハナショウブかな?さて。


クガイソウも咲き初めですがちらほらと咲いています。
クガイソウは秋のイメージだったけれど、もう咲いているんだね。←完全なる勘違いです。


同じくクガイソウを、バックにノハナショウブをいれてより美しく。

アヤメらしき花は花びらの基部が黄色くなっているのでノハナショウブですね。

森側のイブキトラノオの群落をズミの木でアクセントを添えて、と。


同じくイブキトラノオ


木道を先に進んだ森の中ではコオニユリがひっそりと。


原っぱ側にはキスケが・・じゃなっくてニッコウキスゲが。
去年もここで同じ事書いてたなぁ~。


さて、お花畑はこれでおしまい。
きれいなノハナショウブがたくさん咲いていたので、これは次回紹介します。

最後は小田代ヶ原へ行ったという証拠写真です。 なんちゃってね。

雨上がりなのに、ひつ月前よりも手前の池が小さくなっています。なんでかな?


そうか 草の丈が大きくなったからだね。

さて、小田代ヶ原もこれでおしまい。
バス停付近にはガキンチョがうじゃうじゃと湧いているので、車道を足早に赤沼茶屋へ向かいました。
Nikon D700 / Ai NIKKOR ED180mm F2.8S / Ai Micro NIKKOR 105mm F2.8S 他

戦場ヶ原の花の続き

2012-07-25 20:37:01 | 自然・風景
戦場ヶ原をさらに先へ進んでいきます。

コオニユリ  ヒメオニユリに似ますが ここに咲くのはコオニユリです。 


ミズチドリ  木道脇の湿ったところで見つけました。


ハクサンフウロ


これもハクサンフウロウ


イブキトラノオ  原っぱでは群落を作ります


ワレモコウ  イブキトラノオの中にひっそりと、ちょっと見過ごしてしまいそうです。


ノバラ 原っぱの西、湯川を渡る橋の上、頭上で見つけた薄っすらピンク色のノバラです。

橋を渡っていると香水のような香りが漂ってきました。見上げるとそこにはノバラが。
誰も気付く人はいないと思いますが、このノバラにはダマスクのような香りがあります。
木道を歩いていて出合うノバラには、強弱はありますがこのような素晴らしい香りがあります。
予断ですが、以前「村」で同じような薄っすらピンクのノバラを見つけました。
そのノバラの香りはまるでダマスクの香水、この戦場ヶ原のノバラと同じようでした。
ダマスクにしてもガリカにしてももとはノバラ、ハマナスにいたっては完全な野生種にしてあの芳醇な香り。
きっと古代の人たちはこんなノバラの香りに焦がれ、永遠の香りを求めダマスクローズを作っていたんでしょうかね。
なんて考えながら、しばし頭上の薔薇にうっとりしているとそこに1匹のアブ飛来。
まとわり付く様にしつこくブンブン、条件反射とは恐ろしいもの、頭が認識するよりも早く黄金の左手がアブを握り潰しにかかったその時、罰は当たってしまったのでした。
大きなアブは大きなハチでした。
握りつぶす前に刺されたので、彼は死んではいないと思うのですがかわいそうなことをしてしまいました。


大きく道をそれてしまいました。
再び木道を先へと進みましょう。
しばし森の中を歩いていけば、いよいよ小田代ヶ原に到着です。
と、その前に雨がザーザーァー、しばし雨宿り。