梅雨の走り、5月25日は緑濃くなった鳴神山を2週間ぶりに歩きました。
この日はヒメイワカガミとあわよくばカッコソウを、お連れさん見せようと連れ出しました。
コースは毎度おなじみ楽ちんで楽しい駒形口~赤芝口を歩きます。
歩きはじめは霧に煙る毎度おなじみ杉林から
杉林も終わって広葉樹の林へ
2週間前にも林道沿いにいっぱい咲いていた花、卯の花・・・ウツギだそうです。
ほんのり甘~い香り、 そう 卯の花の匂う垣根に・・・ 夏はきぬです。
2週間のうちにすっかり緑は濃くなっています。
主尾根までもう少しです。
標高を上げれば、まだ新緑の余韻が残っています。
主尾根は深い霧のなか
鳥居をくぐり山頂を目指します。
フイリフモトスミレ、足元にはまだ早春の名残が。
霧に包まれ何も見えない山頂へ8時20分到着、ここまで1時間15分くらい。
直下のヒメイワカガミを確認して西側の群生地に移動します。
少し盛りは過ぎてしまったヒメイワカガミ、 たくさんではありませんがあちこちに咲いています。
ここで気のすむまでヒメイワカガミを撮影します。
今回持参したレンズでは、広角でここまで近接できます。
多くは近寄れないところに咲いているので、望遠ズームに切り替えて撮っていきます。
沢山咲いているね。
群生地の反対側の斜面にはヤマツツジ
赤柴へ下る峠へ向かいます。 ここにもヤマツツジが
まだ咲いているかどうかは分かりませんが、お連れさんをカッコソウの群生地に案内します。
はたしてカッコソウは僅かですが咲いていました。 もうすぐ終わりますね
これからの主役はコアジサイ、まだまだ蕾です。
いったん峠に戻って、赤柴へ下りていきます。
見上げれば、2週間前に比べて空が狭くなっていますよ、たぶん。
足元には、 あった、まだ咲いていますねヤマブキソウ。
これはヤブデマリ、 オオカメノキのようでもありガマズミのようでもあり、ちょうどその中間って感じかな。
ヤブデマリ、今が花盛り。
ヤブデマリを美しく
こっちにもあった。 そろそろ花も終わりになります。
杉林が近づいてきました。 オニシダも大きくなっています。
4月下旬の頃からず~っと見かけていた
シソのような花、はてなんざんしょ? タツナミソウでしょうか?
いやいや違いますね、似てはいるけれどタツナミソウではありません。
同じシソ科のラショウモンカズラという花ですね。たぶん 漢字では羅生門蔓となります。 おっかねぇ~
杉植林地の作業道にて
ウラシマソウ こっちもおっかねぇ~
たぶんマムシグサ こっちはもっとおっかねぇ~
この辺りでは藤の花は今が盛り、 手前の花咲く木はミズキですね。 これもたくさん咲いています。
赤柴林道へ出ました。 あとはひたすら林道歩きですが、ここでもまだまだ花はあります。
沢沿いにはヤブデマリが 花だけを見るとガクアジサイみたい。
林道はず~っと甘い香り漂う藤の花のトンネルです。大袈裟ですが
駒形口周辺もまだまだ藤の花が咲いています。
この日も、のんびり写真を撮りながら4時間半のお散歩になりました。
Nikon D700 AF-S NIKKOR 16-35mm f/4G ED VR AF-S NIKKOR 70-200mm f/4G ED VR
今回は AF-S NIKKOR 16-35mm f/4G ED VRのデビューとなりました。