巨大地震の翌日
以前から用意してあった野菜の種をまきました。
ラディッシュとアスパラガスです。
ラディッシュは紅白という品種
アスパラガスはメリーワシントンという品種です。
メリーワシントンは5年ほど前に蒔いたものを庭と「村」に植えつけていてすでに食しています。
ラディッシュは種まき後4,5日で発芽、今ではここまで育ちました。
黒いネットは猫よけの武器です。
さらにアップで
もう少し育ったところで間引いていきます。
こちらのポットはアスパラガス
まだ発芽していませんが、1つのポットに3つの種が蒔いてあります。
このポットで1年程度育ててから「村」へ移植するつもりです。
ラディッシュも残りの種を「村」に蒔くつもりでした。
その他、以前紹介したりんごの苗木とコシアブラの苗木
そしてこれも巨大地震の翌日に購入した洋ナシのラフランスも4月初旬には「村」へ移植するつもりでした。
ところで日増しに福島第1原発の状況が悪くなっています。
私たちは東電及び保安院からの情報をどう理解したらよいのか分かりません。
ただ分かることは状況は時間の経過とともに悪化していると言うことだけです。
と同時に彼らも打つ手が無いと言う絶望的な状況であると言うことです。
ただ、保安院(めがねの色黒の人)の記者会見を見ていると緊迫感は伝わってきません。
これは現場が緊迫した状況にはないことを意味しているのか、
またはこの方が緊迫した状況に立たされていないと言うことなのか?分かりません。
保安院とは経産省の役人で組織された原発を管理監視する監督機関といったところでしょうか。
今までの東電やこの保安院の人たちの記者会見を見ていると、
何事においても想定外の地震エネルギーとか想定外の津波と言った言葉を頻繁に聞くことが出来ます。
つまり翻訳してみると、不可抗力による事故、天災による事故だから私らには責任ございません。
文句あっか!となるのです。
このめがねの御仁の語り口、何処か他人事に聞こえませんか?
薄ら笑いすら見えますね、深刻な表情が無いんですよ。
一方、東電の副社長の本日の会見は深刻な表情でしたね。
「これでおらの社長昇進の道は絶たれた」と。
めがね君のいる保安院、エリート官僚たちだから絶対に責任追及されることはありえない。
原発においてのあらゆる認可は保安院で行うはず。
つまり国です。
国に間違いは絶対在り得ないのだから、今回の責任はすべて東電側に在る。
今回の問題が解決すれば彼らは東電の責任追及を始めるでしょう。
なぜならば、国には絶対に間違いは在り得ないのだから。
ついでにかの超エリートめがね君
深刻な事故であるにもかかわらず余裕の表情。
「しめしめ、今回の件を無難に乗り切れば、事務次官のポストがまた一歩近づくわけだ」
という心の声があの表情から読み取れますなっ。
ま~っそれはともかく、
事態がより悪化に向かえば、おらの「村」暮らしの夢は終わりでしょう。
炉心の溶融が起こりストロンチューム?だプルトニューム?だなんて放出され始めたら
向こう100年くらいはおらの「村」は立ち入り禁止になっちゃう。
いや100万年?10億年くらい?かな。
その頃にはおらよぼよぼのじいさんになっちゃうよっ、よく分かりませんが。
さっき東電の副社長君曰く
「ヨウ素134とコバルト56を間違えた。」
「1、000万倍は10万倍です。」だってさ。
これもにわかには信じがたいですね。
これはものすごく重大なことですよ。
こいつら真剣味足らないのでは?
現地で作業されている方々には同情します。
が、いっそ保安院と東電幹部の対策本部を2号棟脇にでも移せば、わが身のことと頭も冴えてくるのでは?
もちろん仮設のテントです。
経費削減になるんじゃ~ないですか?
いや節電になりますよっ!