野良暮らし ねこ暮らし

田舎暮らしを夢見て、こつこつとお金を貯めています。

Nikon F2 Photomic AS

2016-02-12 20:11:51 | カメラ
以前紹介したNikonF2 フォトミックAを撮影した時、一緒に撮っておいたフォトミックASです。
ブログに載せていつでも拝めるようにしておきます。
で、それでどうするかって? これを眺めながら にゃ~にゃ~じゃなくて、ニヤニヤするんです!

で、まずはコダクロームとポール・サイモンで


ほんで、まだ販売していたころに買ったアイレベルファインダーを装着してっと!


F2にはアイレベルファインダーがよく似合うな~


クロームボディのF2は傷も無く美しかったため、このブラックのASを購入して山のお供にしていましたね。
88年に購入したF3は使わずに、同時期に購入したこの中古のF2を95、6年まで使っていました。




露出計は1/2000sから8sまで測光が可能、 セルフタイマーを使って10sまで露光が可能です。
まっ2sから10sまではおおよその目安になりますがね。




常用でポジフィルム(リバーサルフィルム)を使用していましたが、1sを越える長時間露光は大体の感で十分でした。
が、ベルビアの登場でこれがシビアになってしまった。というか、撮る対象が変わったためそれまでよりもシビアな露出が必要になったわけですね。
フィルムが優秀になったので、雨の中での撮影や早朝、夕暮れ時の撮影が多くなったわけです。
また180mm f2.8を開放で使ったり、マイクロレンズを開放で使ったりと、露光時間もよりシビアさを求めちゃったわけです。
おまけに、ミラーアップを多用するようになったこともあって、だんだんと使いづらさを感じるようになっちゃったわけですね。



で、8sまでの長時間露光も完璧で、ミラーアップも操作しやすいF3にだんだんと世代交代していきました。
その後はF3に加えてコンタックスも使っていたので、F2は完全に引退となりました。
それでも機械としての美しさは、このF2に並ぶものなし、そう思っていたので引っ張り出してはニヤニヤしながらシャッターを切って遊んでいました。
それも今となっては昔のこと、いまはこうしてF2の写真を見てはニヤニヤすることになったわけですね。

う~なかなか美しい面構えだな~ なんて言ったりしてね。
もうフィルムを装填して写真を撮ることもないでしょうけど、たまにはシャッターだけでも切ってやらないとね!
そうそう、実は十数年前に買った35mm判のベルビアが20本と、ブローニーも結構な数が未使用のまま冷蔵庫で眠ったままになっています~

Nikon F2 フォトミックA

2013-10-30 22:56:37 | カメラ
これが1970年代に世界を席巻した(えへぇ そんなことはないか)キャメラ Nikon F2なのだ。正確には F2フォトミックA





いまからちょうど30年前の1983年、やっとのことで手に入れたカメラ、宝物なのだ。
製造が中止されたのが1980年のこと、カタログを見ながら涎(よだれ)を垂らすのがやっとの高校生の頃。
つまり手に入れたのは中古のF2、たぶん78年に製造されたもの。
状態がすこぶる良く、購入した価格も新品と同額で手に入れることができたのであった。まことにラッキー


さてさて

このF2を紹介するに当たり、どのように写真に収めるか・・・いろいろ撮ってはみたけれど美しく見えない。

で、閃いたのがこの絵

ナイコンキャメラとくればコダクローム、とくればこれでしょう。
で、中学生のときに買ったレコードのジャケットをバックに Nikon F2
今はなくなってしまったコダクロームもちゃんと写っているしね。




ででで~んっと Nikon F2



Nikon F2は機械的に頑丈なだけではないのだ。 
大きくて不恰好(あたしは好きです)なファインダーの評判はともかく、そのボディーはカメラとして大変美しいのだ。

クロームメッキの仕上がりも美しい。  はじめて買ったP T Xのそれとは全然違う。 





Nikonのロゴも太く力強くてよい。 ニコンは世界一だで~って 
現在の傾きかけたNikonはお世辞にもかっこよいとは言えませぬ。ま~右肩下がりになっていないのがせめてもの救いですがね・・・




レンズはAi Nikkor 35mm f/2 S   




フィルター径52mmサイズのレンズとのバランスも絶妙だ




タイム(T)とゼンマイ式のセルフタイマー使えば、2秒から10秒までのシャッタースピードが使えるのだ。
測光はフォトミックASを使えば8秒まで可能




マウントカバーというのだろうか、クロームメッキのかかったこの丸みがF2をより美しくしている。
あたしゃ F2のここが一番好きなのだ。




F2のボディーを手にしたとき、その美しさを実感することができるのだ。
それは工業製品という枠を超えているのだ。これは日本光学が作り上げた芸術作品なのだ。




こんな見えないところにも小さなNikon、こだわりか?それとも自信の表れか?




ほっ ため息が出るほど美しいのだ




きっと世界中でこれほどまでに美しいカメラを作ることができたのは日本光学(ニコン)だけ、そう思うことにしています。
あたしゃ~ このカメラに相当入れ込んでいますなぁ~  あらためて そう思いました。