野良暮らし ねこ暮らし

田舎暮らしを夢見て、こつこつとお金を貯めています。

社山から大平山を越えて1765Pへ

2014-04-30 23:50:30 | 山歩き・山の写真
前回からの続き
のどかな尾根歩きは続くのだ~
朽ちた立ち木の残骸を大胆に入れて撮影しながら、遙かなる大平山を目指しますよ。



こういった物に出くわすたびにシャッターを切っていくので、なかなか先に進めないのだ~。


気持ちのよい斜面をのんびりと


さっきからこの雲が全然消えない、それどころか大きくなっているように見えるのだが・・・


このあたりからは高度感のある気持ちのよい尾根になるのだ。


のんびりしすぎ、 もう10時になってしまったのだ。
あと一時間で大平山山頂までいけるかな?


日光白根はこの辺で見納め、記念にパチリと


振り返り男体山も記念に


雲が多くなってきている。


山上の楽園まで来れた。


楽園の入り口付近にも、これでもかとピンクや黄色のテープがやたらと巻き付けてある。 すべて撤去した。


さ~ 美しい楽園へ到着だ。 ここもすべて撤去した。


こんなところならのんびりと昼寝をしてもいい。  
大いに寝過ごしても でんさんにおこされていただろうから大丈夫だったかも。


そうも言ってられない、去りがたいが楽園を後にする。


ここもこれでもかと言うくらいテープが巻きつけてあった。  
前々から気になっていた。いい機会だすべて撤去した。 文句あっか! えへへっ



西側は雲がかなり多くなってきた。
この先樹林の中はほとんどが雪の上を歩くことになる。 所々ズボズボ踏み抜いたりと歩きにくい。


まだ10時半だ。 一瞬 三俣山の三文字が頭の中を過った・・・  この時期、日も長いしなぁ~
・・・  やめておこう。 それはあまりにも無謀だ。 初めからその予定なら、このルートは可能だ・・・


黒桧への分岐を過ぎるとだだっ広くなり、進むべき方向が分かりにくくなる。
この辺り、昨年10月には確かに無かった蛍光オレンジの太いシュリンゲの目印が、11月には2ヶ所だったかぶら下がっていた。
そのときは目障りだったが、そのまま通過した。 
場所が場所なだけに迷う人もいる(笑)   さて、今回はどうしようか?
見つけたので外そうと手をかけてみたが、結び目が固く解けない。 しかたなし、このままにしておこう。
これを結びつけたお馬鹿さん! 少しは考えて目印は付けなさい。 はっきり言って、ありゃ~ゴミだ!



山頂近し、 だが毎度のこと、三角点を見つけるまでどこが山頂なのか未だに覚えられないのだ。


で、山頂では立ち止まるだけにして先を急ぐことに。 まだ11時だというのに、雲行きが怪しくなってきた。


丹平冶沢越しに中倉山、沢入山が見える。
ここから左への尾根を下ればオオナギ沢方面、 今回は右へ下ることにする。


しばらくはこんな状態の中を下って行くが歩きにくい。


皇海山が見えてきたぞ。


あれに見えるは1765P、 




11時半、 次なる楽園1765Pへ到着だぁ。


ダケカンバの幹越しに見る渡良瀬川源流部は美しすぎる。


1765Pから振り返り大平山前衛のコブを。  雲行きがますます怪しくなってきた。

怪しい雲行き故、のんびりしてはいられないが、この日初めて岩に腰を下ろし、のんびりとランチにする。
メニューは・・・  メニューは毎度おなじみセブンのジャムあんどマーガリンだぞ。
ここでひとこと言わせてくれ! なんで値段を据え置く代わりに小さくしたぁ、こらっ。
おかげでこの後、腹へって死に掛けたではないか、ったく。
小さくして死に掛けた人間にもう一つ買わせようって魂胆だなっ、こすいやり方だぜ!ったく。
お願いだから、元の大きさに戻してくださいなセブンさん。値段上げてもいいから。

さて、ここからいよいよあそこへと下って行くことにするのだが・・・ 。
あそことは南西尾根の末端付近のこと。
おそらく末端までは下りることは不可能なので、行けるところまで行ってみることにする。
そしてもう一つ、
三俣山の東側尾根に突き上げる小足沢の左岸尾根と、三沢からシゲト山に直接突き上げる尾根をつぶさに見ておきたい。
さらにこの南西尾根の1480m付近から、北西方向に三沢へ下りる尾根も下れるか見ておきたい。
何れもこの付近で最も興味をそそられる尾根だ。

社山から大平山を目指して

2014-04-29 15:12:20 | 山歩き・山の写真
26日(土)は足尾で山歩きをしよう、で どこへ行こうかな?なるべく長い距離を歩きたい。
いろいろ思案をした結果、社山からあそこを目指そう、そうすることにしたのだ。
ということで直接あそこを目指すのではなく、社山の南尾根から大平山へ向かいあっち側へ下りることに。
場所の説明が上手くできないので、あそこ。

車を出た途端にこの香りというのかこの匂い、ヤシャブシの花の匂い、いいのか悪いのか足尾の匂い(臭い)だ。
で、このヤシャブシの匂いの中、南尾根を目指して6時無料駐車場をいざ出発。


いつものように末端から登ることに、だが末端とっても正確な末端ではない。
で、末端の偵察を兼ねて末端の岩に取り付いてみる。が・・・   やめた、首からぶら下げたカメラが邪魔だ。
それに岩が逆層の上、脆い。このラインならば行けそうな気もするが、日を改めて挑戦することにしよう。
で6時半に軟弱にも、いつものように一番楽ちんなトラバースルートで尾根へ登ることにしたのだ。


尾根に登れば、そこは朝日が当たり清々しく気持ちが良い。


ヤシャブシの新緑が美しい。 花を揺すってみれば・・・  お~ 飛ぶよ飛ぶよ花粉がいっぱい

よ~く見ると、ピンクのテープが写り込んでいやがるぜ! 邪魔だ

順調に高度を上げて行くが、足が重い。 寝不足の崇りだ。


7時10分頃に、ようやくモヒカンピークへ到着だ。 快晴! 気持ちえ~


この辺りまで来ると、ヤシャブシの花の匂いとともにシカさんの例の臭いも混じってくる。
これこそが足尾の香りだ~
先を急ごう

こんな気持ちのよいところも


前方に社山が見えてきたぞ。 順調じゅんちょう


ここまでに撮影にあたって邪魔なピンクのテープを撤去しながら歩いた。
昨年の10月には気になるほどの数ではなかったが、この2月に歩いた時にはうんざりするほど目についていたのだ。
踏み跡もしっかりしてるし、昼間なら道を外すこともなかろうにと思うのだが。
とにかく邪魔だ。 ゴミを放置して行くなよ!

さてさて、先を進むのだ。


気持ちのよい平地を過ぎて、1568Pへ最後の登り


8時10分、1568へ到着だ。
ここで15分ばかし写真撮影タイムだ。



西側へ少し下ったポイントで社山を狙う。  が、この時間になってしまうと、光線の状態がよくないのだ。


あれに見えるは、これから歩く大平山への尾根だ



このポイントでの撮影は、やはり夕方近くが良いと思う。
さっ 先を急ごう

社山への最後の急登へ  振り返りガレ場を 


ここでもしばし撮影。 巨石を入れての絵作り。


分岐までもうちょっとだ


予定通り9時ちょうどに分岐に到着。 山頂には用はないので、そのまま大平山へ向かう。

中禅寺湖が見えてきたぞ


こっち側から見る社山は平凡そのもの


こんなのを撮りながら、ここはゆっくりと歩く。


痛ましい枯れ木の姿だが、何かのモニュメントのように見える。


何処かの美術館の庭みたい。


大平山の上の方に大きな雲ができてきた。  う~ 気になるなぁ~



上下に広がりのない被写体故、前景に変化をつけなければ平凡な絵になってしまうのだ。



気持ちの良い尾根は続くのだ~


同じような絵が続いてしまったのだ~  が、まだまだ続きがあるぞ~
長々とありがとね!

つづく

今日は半年振りの大平山へ

2014-04-26 22:42:47 | 山歩き・山の写真
早朝には快晴だった空にも、10時近くにはのどかな雲が・・・  湧き出してきた。
午後にはひと雨きそうだ。  大平山には11時に着かねば。





いつもながらしょぼい山頂へ11時到着、しばし撮影と休憩を入れ、NHKラジオは文芸選評の始まる頃に山頂から退散。



雲行きがだんだん怪しくなってきた。
午後1時までには、ある程度の所まで下っておかねば・・・ 
  
予想通よりも早く、お昼になる頃に雨が落ちてきた。


一日の始まりはバラから

2014-04-24 21:44:53 | バラ
さ~バラだバラ  朝の楽しみはバラ

今朝は5時半に起床、猫のおらとて早朝は眠いのら。


洗濯機を回して、さてバラへ水やりをするのら

これはセプタード・アイルなのら


これはペルル・デ・パナシエなのら


これは カザンリク、 小さな鉢植えのカザンリク、もう蕾が色付いてきているのら。


そんで、これはアブラハム・ダービーなのら




おら 目が覚めたのら ほれ やっと目がぱちくりしてきた。



まだ続くのら  

これはメイヤー・オブ・キャスターブリッジなのら


おつむの弱いおらには 名前を覚えるのが大変なのら~



4月になってから、うどん粉病の予防にトリフミンとラリーを2度ほど散布したのら。
去年は葉の展開が早く連休前にうどん粉病が出てしまい、その後大変苦労したのら。
今年はそうならぬよう、早目はやめの予防薬の散布。ここまで葉っぱ2枚にうどん粉病を確認しただけ。
農薬の使用には賛否はあろうが、せせこましい環境に高密度で育てている都合上やむなし。
過去ににわか減農薬をやったところ、うどん粉病に黒星病おまけにハダニの大発生を喰らったのら。
だからこの時期から早めの予防が大事だし必要、結果的に年間の農薬使用量を抑えることが出来る。
というわけで、連休前に黒星病の予防薬も散布しておこう。
注意することは、まだ葉っぱが柔らかいので、展着剤と薬剤は薄めに。

さ~ 日も高くなってきたし、おら~ もうひと眠りしてくるのら~。

鳴神山でアカヤシオ その弐

2014-04-21 21:21:23 | 山歩き・山の写真
その壱の続き。
くどくどと同じような絵が続きますが、飽きずに見てちょ!

西側のピークは東側と違い山頂は樹林の中、ヤシオは東のように絵にはならないんだなぁ。
で、見上げてごらん! ヤシオの花が空から降ってきた。 どうかな?



林の中のヤシオ、アカヤシオを適当に撮っていきます。


足元に目を向ければこんなのも。


林の中故 こんな撮り方になります。










まだまだ蕾が多い






登山者が現れる前に

絵作りなんてかまわずに、じゃんじゃんシャッターを切っていきます。



赤柴への下り口方面へ少しだけ下ってみます。





この辺で戻ります。 


もう一度山頂へ行ってみることにします。
がその前に、急斜面に張り出している枝にしがみ付き、空中から撮ってみることに。
と、踏ん張っていた足がすべり・・・   カメラを思いっきり木にぶつけただけで済んだ。
ヤバかったぜっ!

虎穴に入って撮ったのがこれら↓





目いっぱい身を乗り出して








危ないのでこれでお終い。さてさて 山頂へ行こう。

山頂には2人の登山者がいる。
早朝からいた自分にはもう興味はあまりない、早々に下山することにする。

帰路は西側のピークからそのまま西へ延びる尾根を下ることにする。
登りのときに、この尾根に見えたヤシオツツジが気になっていたのだ。
踏み込んでみると、しっかり踏み跡が付いているし、おまけに赤いテープがこれでもかというくらいぶら下がっている。
こんなところに必要あるのかしら? ただただ邪魔なだけだよね。
迷ったところで、下っていきゃ~必ず麓に着くのだ。

と、ぼやきながら撮影を続けるのだ。


ちょっと危なそうな岩の上に立っての一枚。














だいぶ標高が下がってきた。周りを見まわすもヤシオの数が減ってきている。






このあたりが潮時か。
これまで足元に目を向けることはなかったが、ここからは涙がこぼれても下を向いて歩こう。


と、あったあったぞ ちっちゃなフモトスミレ。 ちっちゃ過ぎて分かりにくいが、美しくおまけに可愛らしい。


と、あったあったぞ アケボノスミレ。


けっきょく雑木林の中では、この2種類のスミレにしか出会わなかった。まだ時期が早いのかもしれない。
さっきからガーガーゴーゴーと重機のうなる音が赤芝方面から聞こえる。
工事でもやっているのか? 赤芝コースの中間あたりに下りようと思っていたが気が進まなくなった。
しばらく斜面を西へ向けて進んでいると轟音の正体が分かった。工事ではないようだ。
で、その発生現場の下に出るよう適当に斜面を下りることに。
こんな気持ちのよい斜面だ。


で、赤芝林道に続く作業道が見えてきた。

と作業道手前の沢沿いにこんなものが!  色は違うが、ナスの花のような形の花だ。


こんなものが食えたらいいな~ なんて考えちゃ~ダメ! 有毒のハシリドコロだ。


さて、林道に出たぞ。
と、山頂にいた登山者とばったり会った。
大晦日の夕方に大小山にいなかったか?と聞かれ、 ははぁ~ そういえばあの時の・・・
一枚の写真も撮らずに、おしゃべりに花を咲かせて車まで戻ってきてしまった。
ま~これも良しとしよう。

長々とお付き合いありがとね。
Nikon D700  AF-S NIKKOR 16-35mm f4G ED VR  AF-S NIKKOR 70-200mm f/4G ED VR

鳴神山でアカヤシオ その壱

2014-04-20 09:53:19 | 山歩き・山の写真
ヤシオツツジの話題があちらこちらで、ちらほらと出始めてきた。
今年は見に行くこともないだろうと思っていた鳴神山のアカヤシオ。
昨年は半端でない寒の戻りの為、散々だった鳴神山。
今年はどうだろうか?ちょいとばかり気になってきた。

昨年の記録を見てみれば、4月の20日に鳴神山頂で大きなため息をついている。
今年はここまで大きな寒の戻りはない、ならば山頂付近はすでに咲いているかもしれないぞ。
と急遽、鳴神山へアカヤシオを拝みに行ってみることにした。

19日の土曜日、気になるお天気も悪くなさそうだ。早めに行かねば、大混雑が予想されるぞ。
駒形口にはまだ車は1台もない、しめしめだ。さっそくメシをかっ込んで6時頃に歩き出す。
雨上がりの朝、沢沿いに続く山道はことのほか美しい。 このままここで写真を撮っていたいくらいだ。
途中ではヒナスミレやエイザンスミレがちらほらと咲いている。さらに上へ行けばカタクリの花もまだ見ることが出来る。
上へと目を向ければ、咲いてる咲いてるぞヤシオツツジ。

少しのんびりと歩きすぎたか、6時50分ころに山頂へ着いた。
清々しく、気持ちのよい山頂の朝だ! もちろん誰もいない。 さて、アカヤシオはどうだ?

当りだ。 まだまだ満開とはいかぬが、見事に咲いている。




昨年とは大違い、初めて見るきれいに咲く鳴神のアカヤシオだ!
しばらくは一人きりだろうから、じっくりと撮影することに。

まずは気になる山火事は・・・ と、 煙は上がってはいない。昨日の雨で鎮火したのかな?




まだまだ花数よりも蕾のほうが多そうだ。
袈裟丸山方面を入れてフレーミングしてみるが、花がまばらで満足いく絵が撮れない。 腕もあろうが。




早朝の為なのか、雨露をまとった花は多くがうなだれて下を向いている。




西側ピークの山肌はまだまだ咲き始めたばかり、蕾がびっしりと見える。




山頂から東側へ少し下りてみる。
たくさん咲いてはいるが、林の中ゆえ枝越しにしか見られない。




望遠に切り替えて、枝越しのヤシオを切り取ってみる。
この東側のヤシオはアカヤシオではなさそうだ。 蕾がこれまたびっしりと付いている。
あと2、3日で満開だろうか?




枝越しの条件ではなるべく絞りを開けて、ボケを生かした絵を作るようにする。




上と同じ構図で、手前のヤシオにピントを合わせ、バックをぼかしてみたが・・・  どうかな?




再び山頂へ戻ってみるが、ま~だ誰もいない。もう7時40分を過ぎているというのにだ。

山頂のアカヤシオにもう一度レンズを向けてみる。
先ほどとは明らかに光の色が違う。たった30分あまりで朝日から赤みが消えている。



このアカヤシオ越しに袈裟丸方面を撮りたい。 が、俯瞰するには適当な台が必要だが・・・  ない。
仕方ない、アイピースシャッターを閉じ、万歳をしてノーファインダーで撮ってみる。
露出補正をかけて何ショットか撮ってみる。みんな傾いていたり、空が大きくなったり袈裟丸が外れたりと散々だ。
おまけにピントもはずれている。 目測で距離環を決めているから仕方がない。
撮影している時には全く考えもしなかったのだが、あたしのカメラはオートホーカスだった。
いまどき当たり前のことだが、ピントなんてカメラ任せでいいのだぁ。
オートホーカスなんて使ったことがないので、おかしな話だが、まったく考えもつかなかったのだ。

何枚かシャッターを切っては見たが、こんなもんで手を打っておこう。 これで良し だ。




朝日の色の変わったところで、もう一度南側のアカヤシオを撮っておこう。



山頂に着いてから1時間ほどが経った。
これから西側のピークへ移動、そちらで撮影を続けることにしよう。

Nikon D700  AF-S NIKKOR 16-35mm f/4G ED VR  AF-S NIKKOR 70-200mm f/4G ED VR

東山道を朝さんぽ

2014-04-18 21:34:14 | その他
一昨日からの続き。
山桜には1週間遅かったようだね。

まずは6時半、ラジオ体操を聞きながら、遅咲きの山桜を撮ることにする。
20年前からお世話になっている山桜だ。
以前は向こう側からも見ることが出来たのだが、今では杉の木が大きくなってしまい見られなくなった。
こっち側もこのアングルがやっと、 この冬の大雪で杉の木のてっぺんが折れたものもあるのだが・・・ 。
今となっては、とにかく邪魔なだけの杉の木だ。

この一画には分かるだけでも4種類の山桜がある。

いろんな遺伝子を持った山桜の花期はまちまちだ。 標高差があってもあまり関係なく山を染める。
同一遺伝子のソメイヨシノにこのような技は無い。


枝垂桜を撮ったポイントで。
一週間早ければ、山桜はもっと豪勢だったろうな。


このまま車道を東へ向かいますよ。

新緑が美しい。


先日紹介したシロバナタチツボスミレ。
道路に沿って10mくらいの長さで群生してる。 


別の株で。



以前と違い、車道沿いでは山桜以外の木がかなり整理されている。
山桜を見られるようにしてあるのだ。 たぶん。


これまた20年前からお世話になっている山桜。
手前の枝が大きくなって、昔のようには見られなくなった。


さて、いつものように東側から東山道に分け入り、清水寺を目指して歩くことにしよう。

今回は広角レンズで撮ってみる。
当たり前だが、リアリティーのある絵になる。 当たり前だの・・・


美しい道なのだが、雑然としている林の中ではある。


小道がぴったり


人は立ち止まって、この桜の山に目を向けることがあるだろうか?


望遠レンズで撮ると、夢の中での一場面のようになる。  と思いませぬか?


晃石山の山頂付近、杉(桧か)の木立の中にも山桜が見える。


大きな山桜


桜峠の北東側の斜面だ。


さっきの大きな山桜を位置を変え、違ったアングルで。


9時を少し回った頃に清水寺へ到着。
しばしオッサンになって枝垂桜に菜の花を撮る。 
さて、 潮時だ。 帰還することにする。


どなたかの隠れ家の箱庭のチューリッぽ。 晴天下での花の撮影は基本逆光だ。


早朝からののんびり時間をかけての散歩は楽しい。
早起きしなきゃ~もったいないよね。

Nikon D700  AF-S NIKKOR 16-35mm f4G ED VR  AF-S NIKKOR 70-200 f4G ED VR

日曜の朝はさんぽついでに

2014-04-16 20:50:24 | その他
菜の花と枝垂桜を拝んできたのだ。  なんてね
ほんとは毎度おなじみ大平山麓に、山桜を拝みに行ったんだ。
今シーズンは残念ながら、撮影にぴったしのお天気には恵まれなかった。
だから、ちょっくら朝さんぽのついでに。

菜の花を撮ってみた。
何たらかんたらの標柱が邪魔だが、うまくぼかせば ほれこのとおり。
これが、美しいお姉さんだったなら、間違いなくピントは・・・・  に合わせます。



次は枝垂桜を主役にしてみる。



南側には梨畑が広がっているのだ。
7時を少し過ぎたくらい、少々色温が低いが補正はせず、お日様マークのまま撮る。


脚立がないので、万歳をしてノーファインダーにて撮ったのだ。 うまくいった。


さてさて、こういうオジサン風の写真はこれくらいにしてっと。

地味だけど、やっぱりこういう作風が好き。

優秀なレンズだけれども、二線ボケがちょいとうるさいね。


さてさて、ここでの撮影はこれくらいにして、ぐるりと東山道を歩いてくることにしよう。

で、

戻ってみると、すでに駐車場はいっぱい。 もう9時過ぎてるもんな~。
年配のおじさんが三脚に645セットして、やはり菜の花、枝垂桜に梨畑を撮っている。
オジサン好みの被写体だで、 
で、ちょっくらあたしも再び撮り出したのだ。  それがこれ、色温も上がってきてノーマルになったね。



と、自分よりもずっと年齢のいったオジサンが、チャリンコに載ってやって来た。
ガードレールに自転車を寄り立てて、やっぱり 同じ所をスマホ(たぶん)で写真を撮り始めた。


やっぱりおっさんたちの嗜好にはある方向性があるのかもしれないな。

おっと、 俺も仲間かよっ!
Nikon D700  AF-S NIKKOR 16-35mm f/4G ED VR  AF-S NIKKOR 70-200mm f/4G ED VR

塔ノ峰からオロ山へ

2014-04-14 22:51:04 | 山歩き・山の写真
今回は塔ノ峰を目指してみた。初めてのことだ。
銀山平から最短のルートでということで、丸石沢に架かる橋付近から登りだすことにした。
というよりも、林道沿いの斜面はほとんどが法面になっていて、取り付けるとは思えない。
結局、橋付近から取り付くことしか思い浮かばないのだ。
で、橋のたもとあたりから登れればな、と。

銀山平を発ったのが6時50分頃、
二つ目の橋を渡ったところの岩場、ここからなら登れそうだ。 ちょうど7時になった。
ガードレールの奥側から登るのだが、落ちたら沢底まで、いやいや庚申川まで行っちまう、岩魚の餌になっちまう。


難なく登れ、餌になることだけは免れた。


登ってみると、立派な踏み跡がしっかり着いている。山仕事用の道だべか?
しばらく杉の植林地を進むが、間伐材だろうか切り倒された幹がごちゃごちゃになっていて歩きにくい。
杉林も終わり雑木の林になるが、このあたりから斜度が増してくる。かなりの急傾斜だ。
1296Pを目指していたのだが、今いる尾根はそのピークには向かっていないみたい?
一本北側の尾根に取り付いちゃったみたいだ。
まぁいい、時間短縮になるし、ピークに何かがあるわけでも無いだろう。

1455m三角点へ続く明瞭な尾根に出た。

しばらく進むと尾根は広がり、なんとも気持ちのよい斜面になってきた。  こんな具合にだ。


1455mを越えると、目指す塔ノ峰が見えてきた。  


さらに進むと、木に打ち付けられたブリキの板が出てきた。
左前方にはっきりと分かる道形が現れた。こんな所に道が?
道形の方へ進むとブリキが現れた。これって塔ノ峰に行くのかな?その先まで進んでみるが違うな。
藪も深そうなので、再び尾根に復帰。 



ちらほらと雪も出てきた。


白樺が多くなってきた。 残念ながら北風だ。


本日も快晴、風はまだ冷たいが、日差しは強く暖かい。半そでで歩いていてちょうどいい。


これってヤシオ?かな   1650m辺りか、 


このあたりから上は、ほとんど雪の上を歩くことになる。


9時10分にならないくらいに塔ノ峰到着。
標石に腰掛けてしばし休憩だ。ここまで取り付きから2時間ちょい、近くて良い所だ。
立ち木にちっちゃな山名板が遠慮がちにくくりつけてある。景観を痛めていない、こんなもんでいい。


しばし休憩後北西へ進み、中倉山側の見えるあたりまで進む。
あっちには全然雪がないんだなぁ~。 一人なので、今日はじめての発声練習をしてみる。


こうしてみると、庚申山とオロ山って意外と近いことが分かる。
このまま来た道を引き返すのはあまりにももったいない。皇海山手前に見える白い鞍部目指してオロ山へ行ってみることにする。
時間もたっぷりとあるし、おまけにそのほうが渡良瀬川最深部をつぶさに見ることも出来る。


気持ちのよい雪の斜面を1662P目指して下っていく。
スキーで滑りたいような斜面だ。


しばらくは雪の上を歩き続けることになる。 


のんびりと歩く。 ただただ気持ちがいい。


振り返り塔ノ峰、 これってヤシオツツジかな?


前方に見える最低鞍部を目指す。


程なくして鞍部到着。皇海山方面を撮りながら、オロ山を目指す。


このあたりには雪が着いていない。風で飛ばされてしまうのだ。


皇海山の右側、白い武尊山が、さらに右奥には真白な巻機山が見える。
撮影しながらなので、なかなか先に進めない。


ふたたび雪の中を歩くようになり、最後の斜面を登りきりオロ山山頂到着。10時46分なり。


日光白根はまだまだ真白けだ。


これから帰路に着くのだが、さてどうしようか?
当初の予定通り庚申山へ向かうか、それとも中倉山へ向かうかだ。
残雪のことを考えれば、中倉方面へ向かったほうが早いだろうし、問題も少ない。
だが、銀山平までの峠越えの林道歩きを考えると ・・・だ。やはり庚申山へ行こう。
岩場も南側だし、雪もそれほど残っていないだろう・・・  。が、しかし  だった。


11時過ぎ、NHK文芸選評の始まる頃に山頂を後にした。
目指す庚申山は、やはり近くない。 気温も多少上がってきているらしい、雪も緩んできている。
が、大変気持ちが良い。 帰りも皇海山方面の撮影を行いながら進むことにする。時間はたっぷりとある。


鞍部より庚申山側へ少し進んだこのあたりが、最も皇海山が尖って見える。



オロ山のちっちゃなピークも記念に撮っておく。


およそ1時間くらいで庚申山の展望台(?)へ到着。時間的には無雪期とほとんど変わらないで来られた。
鋸側へ少し下りたポイントで、しばし撮影。
はて?雪上に踏み跡が全くない。だれも歩かないのかな?


いい眺めだ。


12時半、下ろう。  山頂を記念に一枚。
付近に全く踏み跡がない? 夏道で下りようと考えている。
この雪の量だと、踏み跡でもなきゃ~下り口がわからねぇ~ぜ。発声練習をしてみる。

赤い印を探しながら下り口を探すが、途中わからなくなった。
下れそうな斜面に行き着いた。尾根の先を見てみるが、どうも下の展望台(名前が分からない)へ続く尾根のようだ。
下れなくなさそうだが、今回は庚申山の岩場を是非とも見てみたいのだ。
今いる北東側をなおも探してみる。 あった! 慎重にたどっていくと、無事下り口へたどり着いた。
ここだここ、 発声練習が続く。
が問題も、夏道が氷で覆われているところが出てきた。
スリップがヤバイ! 今日は布靴、ピッケルもアイゼンもなし。
なおも問題が、残雪が多い。
こんなことなら、中倉山へ向かえばよかったな、なんて弱気にもなりだし始めた。

滑落に注意しながら、展望の利く知った岩場を目指す。

袈裟丸連山から小法師尾根がよく見える。


塔ノ峰も見える。


もう展望の利くポイントはないはずだ。 慎重に雪の斜面を下る。

夏道を外してしまったか? 下る先が読めなくなった。
残雪のため、印象が夏と全く違う。あたりまえだが。
下手に下っていけば、そこは必ず岩壁の上だ。ここは慎重に。
左の斜面が急だがトラバースできそうだ、だがその先がどうなっているか分からない。
行ってみることにする。ルンゼ状の斜面には雪がびっしり、おまけに急傾斜ときている。
慎重にステップを切りながら進む。もしスリップでもしてこれが岩壁の上のルンゼだったら一直線、間違いなくカラスの餌になっちまう。
上手いこと渡りきったぞ、そこから下へ向かうが、夏道らしきものが全くない。先がスパッと切れているのが分かる。
しまった!岩壁の上に出ちまったぜ!
仕方がない、今一度さっきの斜面を戻ろう。そう言い聞かせて、再び雪の斜面を登ることにした。
この斜面を向こうに見える赤茶色の木のところまで戻る。
ピッケルとアイゼンを持って来なかったことを後悔した。 が、仕方がない。餌にならぬよう慎重になるしかない。

なんてことはなかった。 はじめの位置からすぐ右側に夏道はあったのだ。確認もせず、すぐに左だろうと判断したことが不味かった。
まっ 餌になることは免れたので良しとしよう。

と、なおも慎重に雪の急斜面を下っていくと、おっと!
滑り落ちてしまったのだろうか、それとも岩を落ちたのか? 首が折れている。かわいそうに。


ルンゼの中を通る夏道には残雪がびっしりだ。おまけに硬い。
後ろ向きになり、ここでも慎重にステップを切りながら下ってゆく。


一の門無事通過した。ここも雪がびっしの急傾斜だ。


雪の詰まった急なルンゼをなおも下ると、やっとまともな夏道が出てきた。
と、おったまげた!寸前まで全然気づかなかったぜ! さっきのもそうだが、うら若き乙女だ。かわいそうに。 



やっと悪場は抜けたようだ。



と、巨大ツララが。 夏道はツララの裏側に続いている。
小さなツララがぱらぱらと落ちている。こんなところは通過できない。
落下してきたツララが頭にでも刺さったら、餌にもしてもらえない。


見るだけならば美しい。 こんなのが見たかったのだ。


夏道を外れてツララの下まで行き、そこで夏道に戻ることにする。
危ないが、もっとツララの近くまで行きたい。


これが限界、ツララが崩落したらニホンザルの餌になっちまう。 ここでやめとこう。


先へ進むことにする。 
もう悪場はない。あとはのんびりと、一の鳥居を目指すだけ。


小屋付近に足跡がある。人一人分、イエティのものでは無さそうだ。

やっと一の鳥居が見えてきたぞ。小屋からここまで、だらだら下り、ちょっと退屈になる。


ここからがまた長い。ゆっくり歩くと1時間はかかる。 
疲れてきた。もう速く歩きたくはなくなった。


ここら辺はまだまだ早春、遅めの春を見つけながら、さらにのんびりと歩くことにする。


4時を少し過ぎた頃、青い隼くん号に帰還できた。

風が乾燥していて、ひんやり気持ちがいい。
折りたたみ椅子に腰をかけ、しばらく風に吹かれていた。
駐車場には青い隼くん号のほか一台も無い。
一日、誰とも遇うことは無かった。

Nikon D700  AF-S NIKKOR 16-35mm f/4G ED VR

オロ山まで行ってみた。 が・・・

2014-04-12 22:23:23 | 山歩き・山の写真
今日はのんびりと オロ山まで行ってみた。
これで3度目、山頂からの展望は・・・ 皇海山方面しか記憶にないな。
で、今回北側に目を向ければ、  お~ よぅ~見える、見えるぞ、北の大地が。
こうやって見ると、尾根ではなく、やはり台地状にしっかりなっているな。



まだ11時だ。さて、どこから帰ろかな。

詳細は後日ということで、  おやすみなさいませ。