キッチン（吉本ばなな）

うちのキッチン。


今日も一日点滴だと思ったので、
時間を潰す為に本を持っていった。

数年ぶりの読書です。
偶然先週会社の貸し出し本を整理すると言う事で、
数冊貰って来た中の吉本ばななのキッチンです。

発表当時は話題になったので、内容はしりませんでしたが、
私もタイトルは知ってたので選んだのです。

この手の文学を読むといつも思うのは、
こんなにいろんな事を考えて生きてる人間って、
いったいどのくらい居るんだろうって事です。

それともこれが普通なんでしょうか？

文章は新しい（と言っても20年前では）軽い感じで、
すらすら読めます。

難しい事も言っておらず期待を裏切らない展開です。

最後に小さな感動もちゃんと用意されていて面白く読めました。

この本には「キッチン」「満月（キッチン2）」
「ムーンライトシャドウ」と収録されていますが、
ムーンライトシャドウを最後に持ってきたのは失敗の様に思います。

出稿した順番なんでしょうが、
キッチンを読んだ後に読むとちょっと残念な感じでした。

2日間横たわって点滴を受けているので、
運動不足解消に夜にウォーキングに出てみた。

ウォーキングもジョギングも1年ぶりくらいなので、
足が思うように出なくてぎこちなくなってました。

こんなに衰えてるのかと歳を感じて愕然としましたが、
昨日から食事をしてないせいですかね？

こんなんで日曜日にレースできるんでしょうか？（＾＾；）

ニュー通勤バイク

ついにアドレスで通勤です（＾＾

ジョグと違って幹線道路でも、
車の流れに乗れるので、
全然ストレスが違います（＾＾）ｖ

ただ、私のバイクだけなのか、
アドレス固有のものなのかは分かりませんが、
いくつか気になる点があります。

1.80キロくらいまでは一気に加速するのだが、
そっから先が鈍い。
最高速は90くらいか？
カタログパワーからするとちょっと遅いのでは？
実際は余裕で80でるのなら、
何の問題も無い訳だが。

2.立ちが強い。
ジョグはスッと傾けてアクセル開ければ、
そのままのバンクでカーブしていくのだが、
アドレスはアクセルを開けたとたん、
バイクが起き上がってしまってスムーズに曲がれない！

3.路面のうねりで強烈にハンドルをとられる。
すり抜けが非常に恐い！

4.ある程度スピードが出ているときに、
ハンドルを握る手の力を抜くと、
ハンドルが激しくブレル！
これはジョグにも言えることなので、
小径タイヤのスクーターの共通の欠陥なのか？

タイヤの山が無いので、
新しいタイヤを付けたとき、
2.3.4がどう変化するか。

年金の加入記録の確認

ぼくも年金欲しい！
ここちゃんに年金が出たら、
そのお金で猫缶買ってきてあげるよ（＾＾


たまには真面目な話も。。。

皆さん、自分の年金の加入記録って確認されてます？
今日見てみてビックリしました。

払っていた記録が消えていたわけじゃないんですけど、
なんと学校でて最初に勤めた会社が、
最初の1年間、年金を払っていなかったことがわかりました（－－；
でも30年近く前の事だし、
その会社はもう無いみたいだし、
どうにもなりませんよね（－－；


いあや～実際、自分にそおゆう問題が絡んでいるなんて、
夢にも思っていませんでした。

みなさんは大丈夫ですか？

本日の感想文「岸辺のアルバム」山田太一

さて問題です。
写真は何をしているところでしょうか？
　　　・
　　　・
　　　・
　　　・
仲良くしているように見えますか？

正解は
取っ組み合い直後の睨み合いでした（笑）
睨み合いとは言っても、
猫はけして目と目を合わせないですね。
なぜなんでしょう？
一説には目が合った瞬間がバトル開始の合図だと言われています。


本題
仕事一筋の父親、
毎日なんの変化も無い生活の専業主婦の美人な母親。
母似の美人で成績も優秀な大学生の長女に、
ルックスは普通だが成績の悪い高3の長男の、
平凡な四人家族の物語。

以上の説明で本書でおこる
様々なトラブルの全てのヒントが入っているので、
あえて説明はしません。

崩壊していく「家族」
それを憂い、回復させようと躍起になる長男。
最後は家族のよりどころである、
一戸建ての持ち家が多摩川の堤防決壊により、
流されてしまうことから、
再び家族の絆が回復の兆しをみせると言うものだが。

実際、サラリーマンになれば、
仕事優先の生活になるのは仕方の無い事。
そこに家族が不満を持つのも自然な事です。
現代の半分以上の家庭はそうなのではないでしょうか？

それでも上手くいっている家庭と、
バラバラになっていく家庭の、
違いってなんなんでしょう？
いろいろ考えつくところはありますが、
これを語ると小冊子くらいになりそうなので辞めます。

本日の感想文「アルゼンチンババア」よしもとばなな

アメリカンショートデブ


映画にもなったのでタイトルは知ってる人が多いと思います。
それにしてもすごいタイトルですね（笑）
図書館の本棚に並んでいるのを見て、
一瞬「いいのか？」と思ってしまいます（＾＾；

高校生の娘のいる3人家族から
母が病死。
父が失踪。
父がアルゼンチンババアと同棲。
アルゼンチンババアが弟を出産。
と出来事だけを見ていくと物凄い話だが、
ごく自然に、ほんわかと物語は流れていきます。

面白く読める短編なので一気に読み終わってしまいました。
ただ、父親が仕事をやめてしまった一家が、
なぜ幸せに暮らせるのかと言えば、
亡くなった母親の保険金なんだろうね。

愛だけでは幸せになれない！

え？そおゆう本じゃないの？

本日の感想文「いっぽん桜」山本一力

想像妊娠（笑）


表題作以外に萩ゆれて／そこに、すいかずら／芒種のあさがお、
花に絡めた短編４作からなる文庫本です。
どの作品も人間同士の係わり合いには、
煩わしさもあるけど、人情っていいな・・・
また、一生懸命生きてる人間っていいな・・・
と思わせる作品です。
人間関係に疲れている人にお勧めです（＾＾

本日の感想文「二人のシンデレラ」 鯨統一郎

なんとなく、
ななちゃんの口元がほころんでいる様に見えるのは私だけ？

きょう体重を計ったらななちゃん8.5キロ
この間より増えてるのは安物の体重計のせい（・・？）


いつもの図書館では、
もう読みたい文庫本がなくなってしまった。
そこでしかたなく選んだ本です。
出来は普通です。
感動も無ければ感心する事もありません。
主人公が犯人であり、被害者でもあり
探偵役でもあり、共犯者役でもあり・・・etc
と何役にもなる不思議を書きたかったらしくて、
その事のみにエネルギーを使われてしまい、
ストーリーにもかなり無理があり、
ほとんど「こじつけなのでは？」と思えてしまい、
読み終えてもすっきりしません。

だからこの本を読んだ素直な感想は、
作者に対して「ごくろうさん」だけですね（笑）

本日の感想文「1リットルの涙」木藤亜也

こっちゃん、機嫌悪そうだね？
うん。にいちゃんに棚から突き落とされる夢を見たんだ。
あ。。。それ夢じゃないから（＾＾；




つい先ごろテレビドラマになったので、
タイトルを知ってる人は多いと思います。

ドラマは見ていなかったので、
不治の病の女の子の実話という事くらいしか知りませんでした。

この本を読んでみると、
「これをドラマにするのは無理だろう」と思いましたね。
どうしても、ただのお涙頂戴的ドラマに、
なってしまうのではないでしょうか。
と偉そうな事を言っても、
ドラマを見てる訳じゃないので、
違っていたらごめんなさい。

またしても「生きるって何？」「人間って？」
と考えさせられる事になりました。
（なぜか最近多いな～？）
簡単に答えの出る問題でない事は良くわかってますが。。。。
やはり答えは出ません（＾＾；
ただ、もし自分が亜也ちゃんの立場なら、
周りの人間の負担のまま生きることができるだろうか？
そんなに強くないだろうな。。。

（誤解の無いように言っておきますが、
亜也ちゃんの生き方を否定してる訳ではありません。）

本日の感想文「秘密」 東野圭吾

それにしてもデブだな～～（－－；



母娘の乗ったスキーバスが事故に会い
母親は死亡。
娘は母親がかばったおかげもあり、
奇跡的な軽傷ですんだが、
意識を取り戻した娘は、
人格が母親になっていたと言う、
よくある入れ替わり物です。

ただ、最後には娘の人格が少しずつ現れ、
仕舞いには元に戻るのですが、
実はそれは母親の演技で、
娘に戻った振りをしていたと言うところが少し変わっているかな？

夫婦や親子の関係など奥が深そうですが、
どっちかと言うと娯楽物ですね。
面白かったけど、
私が東野圭吾に期待してるものとはちょっと違った。
そおゆう意味では期待はずれ（笑）

本日の感想文「MISSING」本多孝好

最近、また使い出したマイホーム♪
築3年になりますが、物持ちのいい子達です（＾＾
http://nekobaik.hp.infoseek.co.jp/nekoroom/neko0014/neko014.html
↑当時の画像

知り合いのところのにゃんこなら、
３日でバラバラにしてると思います（笑）

気のせいか、
寒い時期より暑い時期の方が、
よく入ってるように思いますが。。。なぜ（・・？）



本文
４つくらいの話から成る短編集ですが、
どの作品も生きている人間と、
死んだ人間との関わりから、
人の命の儚さを思い知らされます。

生きるって大変だな～
むしろ死んでしまう人間は楽でいいなぁ
なんて事をちらっと考えてしまう私は疲れているんでしょうか？

いやいや、まだ死にたくないですけどね（＾＾；