国際情勢の分析と予測

地政学・歴史・地理・経済などの切り口から国際情勢を分析・予測。シャンティ・フーラによる記事の引用・転載は禁止。

那覇空港中華航空機炎上事故:左側エンジン出火と機体左側の激しい火災の原因は?テロの可能性は?

2007年08月24日 | 日本国内
最初に起きたのは、左側エンジンの火災の様だ。you tubeの画像では乗客は飛行機の右側に逃げており、機体右側から多くの乗客が脱出したと想像される。脱出がもし遅れれば、機体右側に脱出している最中に大爆発が起きて多数の死傷者が出かねない危険な状態になっていただろう。 その次に右側エンジンから噴水のように燃料が漏れていることが証言され、右側エンジンにも火災が拡がっている。その後、右側エンジンで大爆発が起こり、火は機体下面を越えて左側にも及んでいる。それからは機体中央部を中心に火災が続いているが、鎮火した状態では機体左側の方が被害が大きくなっている。 右側エンジン付近での爆発は燃料漏れでも説明可能だろう。しかし、燃料漏れの起きた右側よりも左側エンジンで先に火災が発生しており、火災の被害も左側の方が酷くなっているのは何故だろうか? 例えば、左旋回中に燃料が漏れて左側主翼に燃料が付着した、などということも考えられるが、事故が起きたのは着陸後の様である。結局、左側エンジンと→側燃料タンクの両方が着陸後に同時に損傷したということになる。一元論では説明できないのだ。このような二つの事故が同時に発生する、しかもそれが着陸した後に起きるという可能性は天文学的に低いと想像される。とすると、残るのは何者かが何らかの手段で人為的に事故を発生させた、つまりテロの可能性である。 事故後の報道ではボルト破損による右側燃料タンクの穴からの燃料漏れが原因として挙げられている。火災の酷かった機体左側は損傷が激しく、事故原因の究明が困難なのかもしれない。先に左側エンジンで火災を起こし、乗客が右側から避難している最中を狙って時間差攻撃で右側で大爆発を起こしたと考えれば、被害を最大化することを狙った実に狡猾で卑劣なテロ攻撃である。台湾国民を動揺させること、日本人の対台湾感情を悪化させることなどが狙いなのかもしれない。犯人として私が最も疑うのは国際金融資本である。 . . . 本文を読む
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