今日でパリともお別れ、ヨーロッパの旅も終焉です。
シャルルドゴール空港 13:15発の エールフランスAF-276で旅立ちの予定。
10時過ぎにホテルからタクシーで空港に向かう予定。
支配人さんにタクシーをお願いし、フロントで待っている間の光景。
フランスは愛煙家の人達が多い国で、だいぶ分煙化は進んだみたいだがついに
2008年1月1日よりレストランやカフェなどの公共の場所での全面禁煙が始まるが・・・
写真の通り、支配人さんは、お手製の紙巻タバコを愛飲。
タバコ草を紙に乗せフィルターをつけ、くるくるっと巻き
一丁上がり!オシャレである。でも、フロントは禁煙エリアなので
ドアの外でタバコを燻らせる。
この日の朝食のときに、出会った男性2人連れの人達とイズミちゃんも加わり
美味しそうにタバコを吸って禁煙についての話で盛り上がっていた。
このときのお話は、
こちらのHPでも紹介されていますので、見てね!
昨日観たTV映画のせいもあって、最初、イズミちゃんと時期外れの男2人旅で
しかも、オランダとフランスの旅なんて怪しいといっていたが、
若い男性の方は、画家さんでおじさんの方は自営業でカメラの趣味で
2人で個展を開く予定で、そのネタ集めのため芸術の都の方へ来たらしい。
ちょうど飛行機の話になり、エールフランスは満席だったというのにくらべ
JALはガラガラだったとのこと。やはり整備ミスが続いているから
不人気なのかな???
お二人には、余ったメトロの回数券を渡し、オランジュリー美術館をお勧めした。
名残は惜しいが、タクシーが来て支配人や男性2人に見送られ
私たちは空港へ。
空港で免税の手続きをするのだが、場所はどこだろうと思っていると
日本人の女性の集団が・・・・女社長らしき人が「免税のある人はついてきて~」と
言っていたので、こっそり後をついていくと、無事免税手続き所にたどり着いた。
ところが、その女社長、買ったものの現物を見せなくてはならないのを知らなかった
らしく、大騒ぎに!スーツケースを開いて大変なことになっていた。
しかも、しこたま買ったらしく凄い量。順番を待つ間、退屈しのぎになる光景だった。
そして、スーツケースを預けるのだが・・・・おじ様がパリの空港は重量制限が
うるさく10kgを超えると追徴料金を取られるので、超える場合は手荷物にまわすようにと
言うことと、練り物を含めた液体はスーツケースに入れないと没収されると
忠告されていた。
スーツケースの重さは気をつけていたのだが、だいぶオーバーしてしまい
端っこで、荷物の詰めなおし。ガイドブックを含め本が多かったので
手荷物にすると重いのだが、なくなくスーツケースから出すことにして
再度チャレンジ。少々オーバー気味だったが見逃してもらった。
中に入る前にお茶をしてのんびりしていたら、またまたカメラクルーを発見。
ロマンスグレーのレポーターらしき女性がステキだった。
一般の人にインタビューしてたから、ニュース番組かな?
中に入る時も、手荷物を細かくチェックされ香水やグロス、目薬など液体のものは
すべて透明なビニール袋に入れさせられた。
成田とは違い、テロ対策で厳重であった。
搭乗口の前の電光掲示板。ああ、もうすぐパリともお別れです。
空港の免税店で最後のお買い物♪
会長のお土産に、イズミちゃんと会長の大好きなフォーションのアップルティを購入。
お父さんにはレミーマルタンのVSOP
ウイスキーの大好きな大好きな連れには「BOWMORE」のシリーズが沢山あったので
15年ものを購入。
この「BOWMORE」はスコットランドのPeatピート(泥炭)を使って蒸留するらしく、
その風合いが独特で美味しいと、お土産を手にした連れが嬉しそうに言っていた。
ちなみに「ボウモア」とはゲール語で「大きな岩礁」という意味だそうです。
詳しい映像はサントリーのHPに
「世界の蒸留所を巡る」というのがあるのでそこでお楽しみください。
これも後から知ったのですが、この15年物はもう輸入されなくなるらしく、
希少価値があるものらしい。
マフィンや飲み物を買ってイザ機内へ。もう少しで一番前の席だったのに、今回は
前から3列目。惜しかった。でも、やっぱり阪急トラピクスはヨーロッパは強いんだと
いうことを実感。
帰りのエールフランスも往き同様、パーサーの皆さんはイケメンだった(^O^)
しかし12時間の旅は長い。ついにお正月に連れが借りてつまんなくて途中で寝てしまった
「マイアミバイス」の映画も最後まで鑑賞できた。
ああ、こういうストーリーだったわけね。。。って感じ。
飛行機は日付変わって1月27日朝の9:15に成田に着く予定。
もうすぐ日本だ~。連れに送った絵ハガキ3通は届いているかな?
こうなると、早く逢いたい気分の方が優先。
もともと飛行機嫌いの私にとっては、無事に着きますようにと
願わずにはいられない。。。
そして12時間の長旅を経て、無事成田へ。
入国手続きを終え、ゲートの外に。
もちろん、すぐ連れに電話。絵葉書はついてるようだった。
そして、イズミちゃんとスカイライナーで、東京へ。
今、思うとあっという間の旅だったが、楽しかった。
「BOWMORE」ボウモア
ボウモアとは…アイラ島の丁度真中辺りにあるボウモア町と言う所にあります。創業1779年。現在はモリソン・ボウモア社と言う日本のサントリーの子会社の所有となっています。ボウモア町の特産品であり、日本でもサントリーのPRにより、相当メジャーなイメージがある銘柄です。
アイラ島は南海岸のモルトは強烈で個性的、北海岸のモルトは穏やかな味わい…と言われ、その中でもボウモアは場所も中間なら、味わいも中間とも言われます。モルティング設備もあり、フロアモルティングも行っています。
ピートを炊く時間が短いためか…爽やかで、穏やかな磯の風味。ややピーティでややスモーキー。この銘柄もアイラ島の入門酒などと称される事があります。こちらは素直に島物系の個性を、おとなしくした感じになります。
熟成されるウイスキーのうち、約30%ほどがシェリーの空き樽にて熟成されていると言われます。バーボンとシェリーの空き樽を使用していると言われますが、この30%内には再々利用(リフィルカスク)は含まれていないのかもしれませんが…。サントリーがオーナーになってからのオフィシャル品のラインナップの多さも際立ちます。