※2020年7月のブログです
バブルの金字塔“赤坂プリンスホテル”は消え、紀尾井町は落ち着いた佇まいになっていた。
今夜は、歴史ある有形文化財の邸宅であるメゾンキオイでお食事。
赤坂プリンス旧館「旧李王家東京邸」をリノベーションして再開させたとか。
しかも、東京ガーデンテラス紀尾井町の敷地の関係で、後ろへ曳屋したとか?!
古い建物をそのよう残すことは、素晴らしい!
さあ、お食事です。
ウニがのった前菜です
建物をデザインしたプレートです
サラダ
ハーブとお花でオシャレですね
フレンチなので、見た目は凝ってましたが、味はフツーでした。
メインのお魚
デザートのソルベ
コースの料金は思ったほど高くなく、この雰囲気を味わえるならお得な設定でした。
その分、お味はフツーでした。
店内はとても暗く、写真を撮るには難しかったですが、とても雰囲気は良かったです。
▼赤坂プリンス クラシックハウス La Maison Kioi
https://akasakaprince.com/lamaisonkioi/
▼旧李王家東京別邸
http://ochakai-akasaka.com/160130-rioke-tokyotei/
▼出典
https://s.tabelog.com/tokyo/A1308/A130801/13199028/dtlrvwlst/B254974523/visits/65431018/
「プリンス」ホテルの名の由来にもなったこの旧館、戦前は日韓併合前に朝鮮半島を治めていた大韓帝国の皇室が併合後は日本の準皇族「李王家」となり、その東京邸。戦後は日本国憲法公布による華族制度廃止と皇籍離脱によりこの邸宅は参議院議長公邸となり、1952年西武グループの手に。1955年から「赤坂プリンスホテル」として営業開始。高層ビルの「新館」ができるまでは、この旧館が「赤プリ」でした。2011年3月末閉館、ただその直前に発生した東日本大震災では、避難所として「最後のご奉公」。その後、赤プリ跡地再開発と東京ガーデンテラス紀尾井町建設に伴い、文化財保存の一環として曳家移築され、昨年7月に現レストランが開業しています。
朝鮮半島支配の円滑化のためにも李王家の厚遇に明治以降の政府は気を配り、この邸宅建築には当時の宮内省から超一流の建築陣が動員され、シェイクスピア時代の建築様式であるチューダー朝様式で白い壁と濃褐色が心の落ち着きをもたらし、随所に和風の建築様式も織り込んでいます。