
「どうしたん?早く行こうや。」
と、先日お話ししたように、ストライキをするかりんを気遣う以蔵君。
実はこの二匹はとても仲良しというわけではないのですが、
なんとなくほかの子どうしとはちょいと違う面白い関係。
というのも、かりんは元来男の子嫌いで、
妹ラブ過ぎる兄犬のポチですら、近寄ると威嚇するほど。
なのに、以蔵だけはどうもそういうのがどうも免除されているようで、
近づいてもあまり怒ることがない。(ただし就寝前を除いての場合)
でもそれは、以蔵が男の子としてお気に入りとか、そういう感じでもないようで、
むしろ、
「ん?以蔵か、しゃあないな…」
という感じの、いわば弟扱いしている、そんな感じ。
確かに以蔵は自分では、「かっこよく強いボク」でいるつもりなのですが、
見ていると、いつもどこか抜けているし、頼りなさげで、危なっかしい。
そういう点がかりん緒母性本能を刺激したんでしょうか?
ですので、この二匹は何とも凸凹姉弟といった感じで、
何とも良い感じの距離感で過ごしておるのです。
だから実はこの時も…

「くんくんくん…」
「クンクンクン…」
「ガサガサガサ…」

「わぁ!なんかおる!」
「ん?何かいる?」

「だいじょうぶ!ボクがおる!」
「って、あんたがビビってたんやん。」
これからも、こうして仲良く過ごしてほしいものです♪