昨日も今日もおだやかに寝ているぷーさん。
ずいぶん久しぶりになった看板犬のお仕事も、
このように奥さんの膝の上ですごく気持ちよさそうにリラックス。
時折思い出したように足を動かし尻尾をゆっくり大きく振るので、
きっと楽しい夢を見ているのかもしれません。
「ムニャムニャムニャ…♪」
ですが相変らず何も口にせず、大好きだったミルクにも口を付ける気にならない様子。
ならばと、ほかの子達が食べているフードを置いたり、
お肉を炒めたり、ソーセージを温めたり、パンを切ったり、カステラを刻んだり…
あの子の好物を思いつくまま並べてみますが、嫌がって顔を背けてしまいます。
で、そういう時はまるでぷーのスタンドのごとく寄り添うムクが、
「じゃあ、僕がいただきますね♪」
しかし、水曜のお昼に吐き戻して以来何も食べていないから、
数えればもう4日以上の絶食!
これは老体にはのはさすがにまずいので、
意を決し、無理やり何かを食べさすことにしました。
そこで、老犬用の液体栄養食を入手したので、
それをスポイトで無理やり口に流し込むことに。
無論ぷーは嫌がり顔を背けますが、それに負けず、無理ない程度に数口ずつ。
量的には到底満足いくものではないですが、
それでもいくらかは飲み込ますことができたのでそれでまずは良し。
(まあ、ぷーはすごく迷惑そうでしたが。)
すると、ぷーのお腹がギュルギュルいいはじめたので、おトイレに連れて行くとそこでうんち。
やはり少しでも胃に入ると内臓が動くのでしょうか?
その後吐き戻さないか注意してみていましたが、落ち着いた感じで寝てくれました。
そして翌朝、つまり今朝。
昨晩同様スポイトで飲ませようかと用意をしていると…
「あれ?なんか動きが…?」
起き上がり、トコトコ歩き出したかと思うと、
他の子のフード置き場に近寄り、空のお皿をのぞき込んでおります。
これはもしや?
そこで大急ぎでぷーの好きなパンをいくつか刻み、鼻先へ差し出すと…
「ぱくぱくぱく♪」
「食べた~!」(・∀・)~♪
5日ぶりに自分から食べてくれました。
だから奥さんと二人、大喜びで、そして大慌ててパンを追加しました。
とはいえ、かなり久しぶりの食事なんで胃がびっくりしてしまわないかと少しハラハラ。
しかしそういうこともなく、ある程度食べ満足したぷーは落ち着いた様子でした。
もちろんこれだけで手放しで喜べるはずもないのですが、
私たちは本当に嬉しく、まずはほっと人心地つけておるのです。
今日、この後もまた食べてくれればいいな…
*予告*
この様な感じで昨晩ぷーに食事をさせようと奮闘していると、
ピンポ~ン♪
しょっち~さんがやってきて、わざわざこれを持ってきてくださいました。
おお!これは!
あの時、陶さんの仕事場で作らせてもらった器ではないか!
実は先日焼き上がり、陶さんがしょっち~さんの家まで持ってきてくれたのです。
それを、わざわざお届けくれたのですよ
で、しょっち~さん曰く、
「これでぷーさんに水を飲んでもらえたらと思って!」
ありがとう!
ほんと、ありがとう!
そのお心遣いが本当に嬉しい!
(*^人^*)
この器の活躍などはまた後日ご紹介させていただきます。
食べないと 本当に心配になりますもんね
少しでも なんでも 口に入れてくれるとホッとしますね
年を取ってくると人間もワンも好みが変わってくるみたいですね
『モップがもし食が細くなったら 何食べたくなるんだろうね? 食べれるならケンタッキーでもあんぱんでも食べたいものは何でもあげようね」 なんて話てます
ぷーちゃん パンが食べれて良かった 良かった
最後にこうして好きなものを食べ、こちらを安心させてくれました。
本当に親孝行な良い子です。
私たちにはもったいないほどの自慢の良い子です。
ぷーに出会えたから、いまの私たちがあるともいえるので、
この子には、本当に「ありがとう」の感謝の言葉しかない。
出会えて、そしてともに暮らせて、
これ以上の幸福はありませんでした。
今は感謝、ひたすら感謝です。