プカプカプク日記 ~Life is Trip~

週末の食べ歩きや国内・海外旅行記など
お出かけ日記を中心に気ままにお届けいたします 
Love&Smile~♪

古代アゴラへ

2015-05-12 | ギリシャ

次に向かったのは、古代アゴラ。。。。
アテネの見どころはアクロポリスだけと思われがちだけど、
古代アゴラもアクロポリスと並んで歴史遺産の必見の遺跡なのだ。
それも広大な面積。

先ほどのローマン・アゴラの100m程西に位置する
古代アテネの中心地。
紀元前6世紀頃から発展し、紀元前1世紀頃まで栄えたのが
だんだん衰退し始め、次第に住宅地となり
活動の中心地は100m東のローマン・アゴラへと移っていった。

 

1931年に調査が始まり、
住宅300戸あまりを移築させて発掘作業が始まったらしい。



ここのほとんどの遺跡は礎石だけとなっているが解説パネルあり。

↓この辺りはアグリッパの音楽堂跡。




↓アギイ・アポストリ教会。
紀元1000年頃に創設されたビザンチン様式のキリスト教会。


↓ヘリアエアの横辺り。


↓トロス、紀元前460年に建造された円形の建物跡。


↓メトロン、紀元前2世紀に建造された保管庫。




↓大排水溝か?


↓ローマ皇帝ハドリアヌス像。
     

ここから、アゴラの高台に立つへファイストスの神殿へ。
遠くにアクロポリスが。。。



こっちに見えるのは古代アゴラ博物館、後で入ります。


そして、出てきたヘファイストス(テセウス)の神殿。




これはギリシャ国内で最も原形を残している神殿。





建築時期はパルテノン神殿とほぼ同じ紀元前450~440年頃。
ほ~んとに、よく残りましたね!



テセウスゆかりの彫刻が多く施されていることからテセウスの神殿と思われたが、
現在は12神の一人ヘファイストスを祀った神殿という見方が有力とのこと。



     

↓ゼウス・エリテリオスの柱廊。


↓ゼウスの祭壇。


↓中央柱廊にあった柱の上部分。




中央柱廊からアギイ・アポストリ教会とアクロポリスを望む。


それから最後に古代アゴラ博物館へ。。。
ギリシャ遺跡の中で唯一完全に復元された建造物、アタロスの柱廊。
2階建ての紀元前150年頃の建造で当時と同じ建材や道具で再建されている。



現在の内部は発掘された出土品を展示する博物館になっている。



2階に上がってみた。



2階から見たヘファイストスの神殿。

↑この写真を撮るのに、壁にもたれ掛ったら監視員さんに注意されてしまった
すみません壁にも触れちゃダメだったのね~。





↓トリトンの頭像。
 
      

↓1階の展示室内。
 

と、ここまで一気に見て、もうヘロヘロ。。。
やっとランチ休憩ですが、まだまだ見学はランチ後も続きますよ~。



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ローマン・アゴラ

2015-05-12 | ギリシャ

次に向かったのは、プラカ地区のローマン・アゴラへ。
プラカ地区は歩いて回れ、
この辺りの遺跡は全部共通チケットで入場できることと、
午後3時に閉る施設が多いのでランチ前に大急ぎで見学。

   

ここは、ローマ時代初期(紀元前1世紀~2世紀)のアゴラ跡。
アゴラとは市場や集会広場を指す商業の中心地のこと。



ローマのフォロロマーノを思い出したな。

   

   

ローマのフォロロマーノは剥き出しのままだったけど、
こちらはちゃんとロープで中に入れないように整備されてます。



石柱跡が印象的。
奥に進んでみましょう。

   

   

奥の中央にあるのが風の神の塔。



大理石で出来た八角形の建物だけど、修理中でした。
これは、1世紀の天文学者アンドロニコスが建てたもの。
かつては、日時計・水時計・風見の3役をこなしていたとか。

      

塔の8面は東西南北と北東、南東、南西、北西をきっちり正確に指し、
壁の上部にそれぞれの方角の風の神が彫られている。
そんな壁のレリーフもネット越しにうっすら見れました。



   

中庭が柱廊で囲まれ、その後に商店が並んでいたとされる。

   

ここがローマ時代のアテネの商業の中心地だと思うと感慨深い。
午後3時まで、まだまだ遺跡めぐりが続きます~。。。





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