この9月で私が鎌倉市体育協会理事、鎌倉協会会長として早いもので5回目の大会となります。
役員の仕事をするまでは競技者として、それこそ自分の練習さえ行なっていれば良かったので毎日集中した練習が出来ていましたが、今では競技大会出場よりも大会運営が優先課題となっている時期もあります。まさに今この時期がそうなのですが、私が会長として活動を始めた頃から、徐々に後援協賛も増え顧問も先生方には、大変お世話になっています。
応援してくださる皆様方に鎌倉協会として、それなりの実績を残していかなければなりません。大会開催は勿論ですが、少なからずそれなりの大会に出場し結果を出すことで日頃お世話になっている顧問の先生方、後援・協賛をしてくださる皆様方、そしてトレーニング仲間や、競技をすることで普段犠牲にしてしまっている家族に対し恩返しできると考えます。昨シーズンは年末近くまで大会に出れませんでしたが、怪我や年齢的なものを言い訳にしていては、気持ちが離れていってしまいますので、たとえ高重量が挙げられなくても大会に出ることが重要なことだと自分自身に言い聞かせています。これも使命と捉え、身体に鞭打って前に進んで行きたいと思います。
貴乃花が膝の半月板を損傷し、手術せずに武蔵丸と対決し優勝したことは有名です。言い訳しないところが、彼の素晴らしいところと思った方も少なくないと思います。私もその一人です。
日本人には「言い訳」はネガティブなイメージが強く「沈黙は金」だとか「物言えば唇寒し」の教えがあり、「男は黙ってサッポロビール!」というキャッチコピーが流行った時代もありました。
日本人の心象には、言い訳をしない潔さは「武士道精神」にも通じるとの観念があるのかもしれません。
私もまだまだ若輩者ですが、武士道精神を内に秘め精進して行きたいと思いますので今後とも応援、大会のご協力をどうぞ宜しくお願いいたします。