姉の突撃訪問！

ケータイをいつもテーブルの上におきっぱなしのわたし

姉がたまに電話をよこしても気づかないので、それ以来、突然車でやってきた


「あれー　髪、切ったの？」

「うん、あんたも切れば？」

「でもわたし、顔が細くなっちゃって、前みたいに、似合わなくなっちゃったから…」

「あら？スカート履いてる？どうしたの？かわいいじゃないの！」

「作ったのよ！」

「えー、私にも教えて。」

「もう今は以前みたいに作れないわ」


普通のゴム入りのスカートだけれど、やっぱり好みも似るみたい
早速生地を探そうと思っていると、待てよ！その前に片づけが待っている
あっち行ったり、こっち行ったり。

それでも着実に片付けているのだ。だけど日々、家事に追われる始末…
趣味だって、たまにしかやれない。


「ひまでしょうがない…」という姉のことばに、なんだかしあわせそう
ずっとにこにこしている。（以前とは全く正反対）

優等生タイプの姉は、いつでもしっかり、きっちりと勉強する
もしかしたら今度も水曜日に来るかもしれない
そう思っていた…

そうしたら、本当に水曜日にやってきたのだ
決めて来ているのかよくわからないが、そういうところがあるようだ
私の場合は…真逆だ

私は自然体で行動するのが好きだ。決めてかかるとそれが苦痛となる
今度はいつ病院だっけ？そう思い始めた途端、すぐに行っちゃうタイプ

せっかちとも違うようで…

のんびり、ゆっくりとは出来ない性分。さて、一週間はあっという間
がんばって、スカートに合う、生地を探そうじゃないの。

（ずーっと前に買いだめしてあったから、今さら買うことはありません、のですよ。）