さて、大学院での講演も無事修了し、今年も残す所は十日余りとなりました。忘年会シーズン真っ只中と言う事で、私も2つの忘年会に参加した所です。
2009年と言うこの一年を振り返ってみると、2月末までは大学研究員としてプロジェクトに参加した後、4月の新年度スタートを機に事務所を旗揚げし、5月にはつくばで気象学会発表、6月には悲願の気象学会誌への論文掲載・・・そして今月には大学院の教壇に立ちました。何だかんだと言いながらも、英会話講座に通い、塾講師もやりながら、気象データの解析や様々な分野の勉強に明け暮れた1年だったと振り返っています。色々な意味で「区切りの年」だったのではないか、と感じています。
今まで細々と取り組み続けてきた成果が、漸く具体的な形となって実を結び始めた年になったように思います。長年に渡って研究を続けてきた熱流体数値モデルについては「流体力学方程式+熱力学方程式+乱流モデル+山岳地形」の構成で解いてきました。そして今度は、その次の段階としてさらに「スカラー量の輸送方程式」を搭載した数値解析プログラムへのバージョンアップに着手しております。
スカラー量として扱うパラメータは色々ありますが、将来的には水蒸気の輸送過程を考慮し、更に可能であれば何らかの凝結過程モデル搭載まで辿り着きたいと考えています。従来の「流体力学方程式+熱力学方程式+乱流モデル+山岳地形」が第1段階(ファースト・ステージ)であるならば、今度は第2段階(セカンド・ステージ)として「スカラー量の輸送過程の搭載」に挑みます。
4月に気象予報士事務所が発足してからというもの、新しい時代における新しい気象ビジネスの方向性について模索し続けてきました。この問題については長年に渡って考え続け、そして悩み続け、試行錯誤を繰り返してきましたが、その結果、この問題に対する自分なりの答えを持つ事が出来ました。今後はこの見解や指針、思想を如何に「具体的な事業」という形に導く事が出来るのか、が勝負になります。また、そう遠くない未来に「法人化」も見据えていかなければなりません。
昨年は、それまでの「地味に、静かに」過ぎていった流れから「変」わり始めた年となりました。その後に続く今年は、インプット・アウトプットの両方をさらに活性化させる事が出来た年だったと思います。一年を表す今年の漢字に目を移すと、2006年は「命」、2007年は「偽」、2008年は「変」、そして今年2009年は「新」。去年とは一味も二味も違う、静かなれど着実に、次のステップへと続く「新たな展開」の幕開けとなる一年だったと感じている今日この頃です。
今年の「新」と言う一字は、新政権の発足、新型インフルエンザ等が取り沙汰されておりますが、旧的な価値観や体制を改めて見直し、必要に応じて新しいものに改善して行くと言う時代の変化のうねりを垣間見る事ができるかもしれません。来る2010年がより良い一年になる事を願って・・・また、解析の現場に戻ります。
2009年と言うこの一年を振り返ってみると、2月末までは大学研究員としてプロジェクトに参加した後、4月の新年度スタートを機に事務所を旗揚げし、5月にはつくばで気象学会発表、6月には悲願の気象学会誌への論文掲載・・・そして今月には大学院の教壇に立ちました。何だかんだと言いながらも、英会話講座に通い、塾講師もやりながら、気象データの解析や様々な分野の勉強に明け暮れた1年だったと振り返っています。色々な意味で「区切りの年」だったのではないか、と感じています。
今まで細々と取り組み続けてきた成果が、漸く具体的な形となって実を結び始めた年になったように思います。長年に渡って研究を続けてきた熱流体数値モデルについては「流体力学方程式+熱力学方程式+乱流モデル+山岳地形」の構成で解いてきました。そして今度は、その次の段階としてさらに「スカラー量の輸送方程式」を搭載した数値解析プログラムへのバージョンアップに着手しております。
スカラー量として扱うパラメータは色々ありますが、将来的には水蒸気の輸送過程を考慮し、更に可能であれば何らかの凝結過程モデル搭載まで辿り着きたいと考えています。従来の「流体力学方程式+熱力学方程式+乱流モデル+山岳地形」が第1段階(ファースト・ステージ)であるならば、今度は第2段階(セカンド・ステージ)として「スカラー量の輸送過程の搭載」に挑みます。
4月に気象予報士事務所が発足してからというもの、新しい時代における新しい気象ビジネスの方向性について模索し続けてきました。この問題については長年に渡って考え続け、そして悩み続け、試行錯誤を繰り返してきましたが、その結果、この問題に対する自分なりの答えを持つ事が出来ました。今後はこの見解や指針、思想を如何に「具体的な事業」という形に導く事が出来るのか、が勝負になります。また、そう遠くない未来に「法人化」も見据えていかなければなりません。
昨年は、それまでの「地味に、静かに」過ぎていった流れから「変」わり始めた年となりました。その後に続く今年は、インプット・アウトプットの両方をさらに活性化させる事が出来た年だったと思います。一年を表す今年の漢字に目を移すと、2006年は「命」、2007年は「偽」、2008年は「変」、そして今年2009年は「新」。去年とは一味も二味も違う、静かなれど着実に、次のステップへと続く「新たな展開」の幕開けとなる一年だったと感じている今日この頃です。
今年の「新」と言う一字は、新政権の発足、新型インフルエンザ等が取り沙汰されておりますが、旧的な価値観や体制を改めて見直し、必要に応じて新しいものに改善して行くと言う時代の変化のうねりを垣間見る事ができるかもしれません。来る2010年がより良い一年になる事を願って・・・また、解析の現場に戻ります。