ようやく猛暑が納まり、秋の気配が濃厚に感じられるようになってきました
しかし これほど 一気に涼しくなりますと、身体のアチコチに不調が起こっているような気がいたしますネェ~
服装なりで調整して、出来るだけ身体への負担を軽減するよう努めてゆきたいものです
猛暑では手先の細かな作業などは一切やりたくなかったですが、、
この所の涼しさから長期間放置してあった重量級アンプを修復する事にしました。
フロントパネルを外してしまったので どこのメーカーのアンプか不明でしょうけれど、、 内部の左側に巨大なトランスが2個並んでいる様子からして アッ、アレか! と判ってしまう方もおられるでしょ~
そうなんです、我が国でオーディオブームだった頃の超有名機 = SONY TA-F555ESX でございます
今から3年以上も前に入手し、一旦は修復作業を開始したものの多数のスライドスイッチを分解・清掃したところで面倒臭くなってしまい そのまま放置という毎度のパターンとなり 今日に至ってしまった感じです
再びボンネットを開いて じっくり内容を観察してみると、やっぱりコチラは相当に頑張って作ってあるように思われますネェ~ つい最近まではオーディオ機器は、とにかく”重けりゃ重いほど良い”と信じ込んでおりましたので、当機は 正に 理想的なアンプだったわけです。特殊な素材で作られたベースシャーシに巨大なトランスが2個も鎮座しておりまして全体で25kg位にもなっております。
しかしながら これら2個のトランスが どのような働きを分担しているのか よく判りません。小出力時にはA級動作をして、出力が上がるとプッシュプル増幅(AB級)に換わるといった解説文もありましたが どうやらその切り替えにて電力供給にも変化が生じてトランスが2個となる?? 全く判りませ~ん
◎ それにしても立派なトランスですネェ~
コチラの機種は海外では TA-F444ESX とか TA-F700ES というモデル名で流通しているみたいなので、そのモデル名で検索するとサービスマニュアルが見つかりました ラッキー
更には こう云った有名機種だと修理解説をしてくれる記事もネット上に沢山ありますから非常に興味深く かつ参考にさせて頂きました!!
それらに依れば 当機は『ヒューズ抵抗』なる面倒臭いパーツが多用されており それらが不具合を起こしているパターンが非常に多いとのこと
◎ ならば『ヒューズ抵抗』をチェックしましょ~
サービスマニュアルは入手できたものの基板実体図が充実していない為、実際の基板を じっ~くり と隅々まで観察し 目標とする『ヒューズ抵抗』を探さなくてなりません。ますます老眼は進行する一方ですので百均の老眼鏡では もうムリかも? なにしろパーツリストからすると『ヒューズ抵抗』だけで片chに12、3本も使用されているみたいですわ・・
◎ ようやく発見できた『ヒューズ抵抗』を地味にテスターで計測
幸いにも基板上にはシルク印刷でパーツ番号が書かれているので 何とか発見が出来ております。
しかしですねぇ、、 何しろ超重量級のアンプですから、 ひっくり返して裏向けたり また元に戻したりするのにイチイチ気合を入れて持ち上げなければならないわけです 腕力も鍛えられますヨ~
◎ ここに来て ようやく目が覚めた とでも云いましょうか、、
オーディオ機器もメンテナンスを考えたら軽い方がラクに決まってる!!
はてさて、果たして 修復完了まで腕力が続くのか、、
はたまた毎度のお決まりの様に途中で頓挫するのか、、
今の所は 何とも予想がつきませんが 無事に完了する事だけを願っております~
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