◎九月八日のこの仕組み
(2013-09-08)
2013年9月8日、2020年のオリンピックの東京開催が決戦投票の末、決定された。
神秘学に興味のある人なら、9月8日がどのような日であるか知っているだろう。
さて前々回の東京オリンピックは、1936年に3市(東京、ローマおよびヘルシンキ)の争いの末、1940年(昭和15年)のオリンピックを東京開催とすることが決定されたが、結局戦争のため、日本は開催辞退を余儀なくされた。
1964年の東京オリンピックは2回目だった。東京五輪開催期間中の1964年10月16日、中国は初めての核実験を行い東京の各国選手に放射能を浴びせたりしたこともあった。今回も中国のやっかみあるだろうね。
出口王仁三郎は、九月八日のこの仕組みとは、世の立替立直しのことと説明している。この日は、霊界物語を起草し始めた日であり、霊界物語のことであるとする。霊界物語とは誠の神を打ち出すことであり、特に霊界物語の次の部分に密意ありとする。
第16巻第六章 石槍の雨
この章は鉄の槍による戦役であり、ミサイルによる熱核戦争と、クンダリーニ・ヨーガによる放射線障害治療のことだろう。
第26巻第二章 真心の花(一)
みろく神政成就の基礎確立し、五種の神宝=天火水地結の竜宮の麻邇の玉の安着を言祝ぐ場面。
第26巻第六章 大神宣
素盞嗚尊の神歌と国武彦命の神歌。どんなに時代が乱れていようとも、みろく神政の成就に邁進せよとの主旨。
以下の素盞嗚尊の神歌の最終部分にその意が尽くされている。
「朝日は照るとも曇るとも 月は盈(み)つとも虧(か)くるとも
仮令(たとえ)大地は沈むとも 厳(いず)と瑞(みず)との此仕組
千代も八千代も永久(とこしえ)に 変らざらまし天地の
初発(なりで)し時ゆ定まりし 万古不易の真理なり
万古不易の真理なり 此世を造りし神直日(かむなおひ)
心も広き大直日 只何事も神直日
大直日にと見直して 天地百(あめつちもも)の神人(かみびと)を
救はむ為の我(あ)が聖苦(なやみ) 思ひは同じ国治立の
神の尊の御心 深くも察し奉る
深くも感謝し奉る」
これまでの九月八日は、流石にビッグイベントが並ぶ。
慶応四年(1868年)九月八日、明治と改元
昭和26年(1951年)九月八日、サンフランシスコ講和条約 調印(事実上の日本独立)
2020東京五輪は、悠仁様のご誕生と同類の、日本人に与えられた、元の予定にはなかったモラトリアムのような気がする。