◎終りのラッパの響きとともに、またたく間に、一瞬にして変えられる
神の国を継ぐとは、大悟覚醒のことであって、天国的なものを超えるということ。
朽ちるものとは、天国的な幸福。朽ちないものとは、天国も地獄も越えた幸福。
終りのラッパの響きとは、家族、恋人、金、地位、名誉など自分と自分に属するあらゆる宇宙と別れを告げること。その時に起こるのが、人は朽ちない者によみがえらされるということ。
一瞬にしてそれが起こるということは、徐々に起きるイベントではない。個人が宇宙全体として逆転するのだ。
これは、有の方の悟りだが、なかなかこの説明は理解しにくかっただろうが、一方これを書いた使徒パウロはわかっていた人だった。
以下新約聖書コリント人への第一の手紙15:50~54。
『兄弟たちよ。わたしはこの事を言っておく。肉と血とは神の国を継ぐことができないし、朽ちるものは朽ちないものを継ぐことがない。
ここで、あなたがたに奥義を告げよう。わたしたちすべては、眠り続けるのではない。終りのラッパの響きとともに、またたく間に、一瞬にして変えられる。
というのは、ラッパが響いて、死人は朽ちない者によみがえらされ、わたしたちは変えられるのである。
なぜなら、この朽ちるものは必ず朽ちないものを着、この死ぬものは必ず死なないものを着ることになるからである。』