アヴァターラ・神のまにまに

精神世界の研究試論です。テーマは、瞑想、冥想、人間の進化、七つの身体。このブログは、いかなる団体とも関係ありません。

ディヤン・スートラの七つの段階-5

2025-01-16 16:57:33 | 冥想アヴァンギャルドneo

◎感情の浄化-2 慈悲

(2021-11-11)

 

感情が純粋になれる残り4つの局面の2番目は、慈悲。

人生はただ生きるだけでも非常に困難なものであり、人はいつ死ぬかもわからないが、生き、愛し、多くのものを作り出し、出会った人とは別れ、愛した人や愛したペットとも別れる。そうしたものすべてへの共感、同情は、慈しみであり、悲しみである、これを慈悲という。(OSHOバグワンは、幾つかの例を出して説明しているが、いまひとつしっくり来ない印象。)mercyという言葉もあるが、いっそ悲しみ、命の悲しみの方が慈悲の本質に近いのではないか。

 

ダンテス・ダイジは、竹富島で自殺した友人の霊に一緒に死んでくれと求められ、直ちに首をくくって死んだ。その時、「その友人の人間の果てにある孤独感を理解した」。それが命の悲しみ、慈悲。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 逍遥訣解読-3 | トップ | 竹富島 »

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

冥想アヴァンギャルドneo」カテゴリの最新記事