アヴァターラ・神のまにまに

精神世界の研究試論です。テーマは、瞑想、冥想、人間の進化、七つの身体。このブログは、いかなる団体とも関係ありません。

冥想十字マップ狂言について-1

2022-12-13 06:31:55 | アヴァターラ神のまにまに
◎ニルヴァーナの概念的理解を狂言する

世の中に人類滅亡予言は多い。不安をあおろうとタメにする予言は別にして、聖者覚者の予言は、ネガティブ予言の体裁をとりながら、そういう最悪の未来にならないように人々を戒めているものである。

ダンテス・ダイジの予言では、全面核戦争、大規模な地球の地殻変動、極ジャンプなどのネガティブ予言はあるが、最終的に至福千年の到来を予定している。こうした未来は、エメラルド・タブレットなどで予言されているのだが、アメジスト・タブレット・プロローグは、千年王国、みろく神政が必ず到来することを前提にしたプロローグである。いわば老婆心ながら、この神の息吹がほとんど感じられない中有タイプの近代西欧文明が人類が滅亡することで終わってしまえば、プロローグではなく、エピローグになってしまうという悪い冗談も書いてある。

さてアメジスト・タブレット・プロローグの最終章は、プロローグのエピローグ。それは、「冥想十字マップ」本体とその説明である「冥想十字マップ狂言」によって構成されている。

これは、まず空間的進化を述べる。空間的進化とは、
個人と神が先験的に存在していて、段階が進むにつれ個人が神に転換していくということ。神に転換すれば、空間は非空間となる。

次に時間的進化とは、最初から神が神を神しているので、神は個人であり個人は神であることを遊戯する立場で、七つの身体、七つのチャクラ、七つの属性でシンボライズされる七段階を戯れること。神が神を神しているので、時間とは非時間である。

『冥想十字マップ狂言

空間的進化とは、
あなたが神へ回帰していくプロセスの
非空間的狂言である。

時間的進化とは、
神の七つの身心の
非時間的な歴史の遊戯である。

ところで
ニルヴァーナの概念的理解によって、
あなたが、
ニルヴァーナであることに気づくはずはないのだから、
私は空間的進化の概念についてだけ、
狂言すればよい。』
(アメジスト・タブレット・プロローグ/ダンテス・ダイジp189から引用)

『狂言』という表現は、一般社会人、学生の生活感覚、社会通念からすれば、まともではないがそもそも言葉にできぬ事柄を言葉で語るから『狂言』なのだというニュアンスである。

釈迦といふ いたづらものが世にいでて おほくの人を迷わせるかな (一休)
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