◎エクソシストよりニルヴァーナを生きること
房中術といえば、接して洩らさずであって、それでため込んだエネルギーのことをオージャスと呼ぶ。
ダンテス・ダイジのオージャスへのコメントは、次のようなところ。
1.隠者タイプのヨーガ行者は、ある行法によって、情欲をオージャスという霊的エネルギーに変換することができる。
2.だがそれは隠者タイプの人間に適合した生き方であって、この世の人間生活を余すところなく全うする生き方ではない。
3.オージャスというエネルギーは超能力・霊能力といった心霊能力に変換できる程度のもの。
4.そうした心霊能力でもって、邪悪な霊を追い払ったり支配するよりも、もともと邪悪な霊など存在しないという大悟覚醒の中で、あるがままの人間生活を送ることの方がより豊かな霊的生活である。
これは、オージャスを蓄積する中で、霊能力が開けるが、霊能力行使に気をとられることなく、ニルヴァーナという神人合一を目指し、神である自分を生きることの方が健全だということ。