◎「場所」には、創造神と個別神霊がある。
本山博の「場所的個」とは、神人アヴァターラのことのようである。三身、三位一体の構成要素としての人間のことだと思う。
「場所的個」とは、
- 「場所的個」とは、ヨーガでは「アヴァターラ」、仏教で は「応化身」、キリスト教では「神が受肉をしてキリストになった」、あるいは「神の子」のこと。
- この場合の「場所」というのは「神様そのもの」。だから、「場所的個」とは神とイコールな人間で、普通の人間ではない。人間なのだけれども、神様になった状態でいる人。
- 「絶対」と個人とのつながりを本当にこの人の存在全体で体験した人が「場所的個」
- 絶対と現実(相対)とをつなぎ、両方を成り立たせるものが「場所的個」。
- 「場所」には、創造神と個別神霊がある。創造神とは、一切のものがそこで死んだり生きたりするような、そこで宇宙が滅んだり出来たりするような 「生死の場所」。個別神霊とは、そこで一切のものが死んだり生きたりはしないが、或る範囲の場所に存在するもの、生きているものが生かされているような、そういうプルシャ的な、あるいは神霊というか、そういう場所。お不動様や観音様のようなもの。
(以上参照:場所的個としての覚者/本山博/宗教心理出版P10-12)
>三位一体の聖霊とは何を指しているのでしょうか?... への返信
これです。
https://blog.goo.ne.jp/quonan/e/47719c262ae5496737784e29653377e6