◎ミロク様に抵抗する者
新約聖書のヨハネの黙示録に666の獣というのが出てくる。これについて、出口王仁三郎は、ミロク様に抵抗する者のことだと述べている。
人が神に向かって開くのがミロクの世。人が神に向かって開くとは、人間が大逆転、倒立、改心して神を知ること。
ミロク様に抵抗する者とは、本当は神様などないと思っている者。
宗教が滅びるとは、万人が神という体験とはいえない体験をした場合、宗教不用となるが、そのことではなくて、実質無神論がはびこり、宗教の真理を知る者がほとんどいなくなることを宗教が滅びると云う。
弥勒とは、釈迦後継としての未来仏弥勒菩薩のことであり、マイトレーヤという未来神のことであり、イエス再臨であり、ダンテス・ダイジ史観で言えば、アトランティス末期から予定されていた現代における万人が神知る時代のことを総称してミロクあるいはマイトレーヤと呼んでいるように思う。
ペザント夫人らが、クリシュナムルティにマイトレーヤの霊を乗せようとしてかえって彼は身心脱落を説くようになったのは、歴史の綾である。
以下出口王仁三郎の随筆から。
『六百六十六の獣
バイブルに六百六十六の獣と云ふ言葉があるが、それは三六様に抵抗すると云ふ事である。○○○○の如きがそれである。もし其通りになつたならば宗教は滅びる。宗教が滅ぶれば反乱が起る。六といふ字は神と人とが開くと云ふ字なので、即ち、ゝはカミ、一はヒト、八は開くと云ふ事である。』
(水鏡_六百六十六の獣/出口王仁三郎から引用)
※ゝはカミとは、ス字本義のス字のこと。
>666の獣... への返信
ご返信ありがとうございます。
なるほど、確かに口伝が基本でそもそも本に残すということが稀だということを忘れていました。
ブラヴァツキー→エドガー・ケイシー→ダンテス・ダイジでアトランティスのイメージが具体的になっていっているので、そういう流れなのかなと想像しました。
プラトンの書いたアトランティスのイメージは上記とはまさに別物ですね。
チベット密教についてはなぜあんなに血と肉と性を強調するのか、反語なのか偽悪なのか本気なのか疑問でしたが、額面通りに受け取って道を誤る人もいましたね。
>こんにちは。... への返信
ブラヴァツキー夫人のアトランティスへの言及はわずか(シークレット・ドクトリンP441,443など)であり、似ている似ていないを論じられるほどではないと思います。
ブラヴァツキー夫人以前は、プラトンのティマイオスぐらいしか、しっかりしたアトランティス描写はありません。
ダンテス・ダイジも時系列的に述べているわけではなく、トオスの愛妾ナツノの時代、アトランティス初期のダメダメ冥想修行者の頃、そしてアメンティの13番目の超人の頃、アトランティス沈没前後、エジプトでの転生、クリシュナ、ヘルメス、如意第慈での転生、そして雨宮第慈への転生がバラバラにいろいろな断簡に書かれているだけ。
ただし、一貫して聖王トオスの対極として個人が神を生きるダンテスの系流としての教えを説き続けています。
そういう点では、漠然とした人類進化論ではありません。
ネタ本があれば、西洋はもっと混乱していたでしょう。この手のことは、肝心なことは文字に残さないし、逆を書いたり、一語に三種の意味を持たせ使い分けたりするので、ことが真理に近づけば必ずそうなっており、ネタ本はあり得ません。
本当の真実は誰も書くことなどできません。
チベット密教では、奥義書は下ネタ本に見えるように書いてあったりします。
ダンテス・ダイジの語るアトランティス史ですが、神智学のブラヴァツキー夫人が語るアトランティス史と非常に似ています。ブラヴァツキー夫人以前にはあのようなアトランティス史は寡聞にして聞いたことがないのですが、何か元ネタがあるのでしょうか?
それとも、やはり二人とも真実を語っているのでしょうか?