植物は子孫を残すためつぼみを作り、花を咲かし、そして種子を作ります。
その種子によって永永と生き続けているわけです。
種子を作るために、つぼみには沢山の栄養が集中します。
私たちが食べている大半の野菜は、大根、ごぼうなどの根菜や白菜、キャベツなどの葉野菜ですが、ブロッコリーについては栄養豊富なつぼみを食べているわけです。
この野菜は約1万個ぐらいのつぼみが集まって出来ています。
春先まで収穫せずにいますと、当然たくさんの花が咲きます。
そしてその花を楽しむことも出来ます。
今年は私の家庭菜園でもブロッコリーが大変よく育ちました。
「農林水産消費安全技術センター」によれば、別名「栄養宝石の冠」と呼ばれ、カロチン、ビタミンC、鉄分、食物繊維、が豊富に含まれており、風邪の予防に効果的とのことです。
このように栄養バランスに優れたブロッコリーを減農薬で自家栽培し、食卓に並べられることは本当に贅沢なことですね。
これも家庭菜園の喜びの1つですね。
(一言メモ)
ブロッコリーの原産地は地中海地方と言われています。
日本に伝わったのは弥生時代、戦国時代、江戸時代、明治初期など諸説ありま
すがはっきりしません。