らいちゃんの家庭菜園日記

家庭菜園、家庭果樹栽培及び雑学日記

ハマユウ(浜木綿)

2011-07-22 | 

今日は私のいつもの散歩コース、大阪南部の熊取:長池公園に咲いている「ハマユウ(浜木綿)」の花をご紹介します。

「ハマユウ(浜木綿)」はヒガンバナ科の常緑多年草です。
原産地は日本で、東アジアから南アジアにかけての温暖な地域に分布しています。

・長池公園の散歩コース沿いに咲いている「ハマユウ(浜木綿)」の花です。


名前の由来は、浜辺に生え、白色の花を「木綿(ゆふ)」に見立てたことからといわれています。
また、別名をハマオモト(浜万年青)と言い、この名称も、肉厚で長い葉が「オモト(万年青)」に似ていることからそのように呼ばれているそうです。

(参考) 「木綿(ゆふ)」とは、楮(コウゾ)の樹皮を剥ぎ、その繊維を蒸し、水に浸して裂いて糸にしたもので、その繊維から作られた布は、古代から神事(榊につけ垂れ下がったもの)などに用いられてきました。
 
・「ハマユウ(浜木綿)」は白いヒガンバナのような美しい花です。


花は白色で、芳香のある花を多数つけ、夕方から咲きだして真夜中に満開となるようです。
葉の緑と白い花はちょっぴりと清涼感を与えてくれ、夏の暑さを和らげてくれます。

・「ハマユウ(浜木綿)」の蕾です。