先日、親しくしている菜園仲間のN氏からカサブランカの花を戴きました。
早速、花瓶に生けて玄関の上がり口に飾っていますが、芳香が漂ってとても優雅な雰囲気を醸し出してくれます。
カサブランカはユリ科の内、ヤマユリ、タモトユリなどを原種とするオリエンタルハイブリッドの一品種で、原産地は北半球の日本を含む亜熱帯~亜寒帯です。
1975年頃にアメリカのゆり育種家が 交配に成功し、その後、オランダの育種家に渡り固定された品種となりました。
純白の大輪の花を咲かせるカサブランカは「ユリの女王」と言われて世界的なブームを呼びました。
カサブランカとは、スペイン語で「白い家」という意味で、その姿を地中海沿岸の白い家並みに例えてつけられたと言われています。
大輪の白い花は「ユリの女王」と呼ばれるに相応しい気品があります。
(参考)
カサブランカという地名がアフリカ北西部のモロッコ中部大西洋岸に面してあります。
人口は350万人余り(2004年)でモロッコ最大の都市です。