熊取・長池公園を散歩している時、赤い大きな花が目についたので撮影しました。
この花は「ボタンクサギ(牡丹臭木)」の花でした。
「ボタンクサギ(牡丹臭木)」は、クマツヅラ科クサギ属の落葉小高木で、別名を「ヒマラヤクサギ、」「ベニバナクサギ」などといわれています。
原産地は中国南部、インド北部地方で、中国名では「臭牡丹」と呼ばれているようです。
・これがその「ボタンクサギ(牡丹臭木)」の花です。
「ボタンクサギ」の名称は、牡丹のような花を咲かせる「臭木」からとされ、「臭木」とは、葉や茎が独特の臭いを発するところに由来します。
クサギの仲間なので葉などを傷つけると独特の臭気がしますが、観賞だけでは嫌な臭いは感じません。
・開花直前の「ボタンクサギ(牡丹臭木)」の蕾です。
大きなマリ状に咲いた花は見応えがあります。
「ボタンクサギ(牡丹臭木)」は、ピンクの小さな花が集まって咲く集散花序で、直径が10~15㎝くらいの大きなマリ状の花となります。
・真上から撮影するとマリ状に咲いているのがよく分かります。