らいちゃんの家庭菜園日記

家庭菜園、家庭果樹栽培及び雑学日記

長い地名

2014-09-05 | 雑学

今日は日本と世界の一番短い地名と長い地名を調べました。
日本で一番短い地名は、三重県の「津」市である事はよくご存知ですが、それでは一番長い地名をご存知でしょうか?

その場所は愛知県にありました。
愛知県海部郡飛島村大字飛島新田字竹之郷ヨタレ南ノ割(あいちけん あまぐん とびしまむら おおあざ とびしましんでん あざ たけのごう よたれみなみのわり)で、「飛島新田」以下が飛島村の地名だそうです。
この地名は、正式には「竹之郷ヨタレ南ノ割」が字名で、インターネット上で日本一長い地名として紹介されています。
この場所は「大字」『字」があることから人里離れた場所のように思われるかもしれませんが、実は大都市名古屋のベッドタウンだそうです。

一方、世界で一番長い地名はタイにあるそうです。
タイ王国大使館のHPによると、その地名は、
“クルンテープ・プラマハーナコーン・アモーンラッタナコーシン・マヒンタラーユッタヤー・マハーディロックポップ・ノッパラット・ラーチャタニーブリーロム・ウドムラーチャニウェートマハーサターン・アモーンピマーン・アワターンサティット・サッカタッティヤウィサヌカムプラシット”だそうです。

この地名を日本語に訳すと、
「神の都にして偉大なる都、インドラ神の造りたもうた崇高なる宝玉のエメラルド仏像が安置されている多いなる都、九つの宝玉の輝く悦楽の郷にしてインドラによって与えられビシュヌ神が顕現する旧跡」となるそうです。

この町、実はタイの首都バンコクの正式な名称で、1782年にチャクリ王朝のラーマ一世が名付けたのだそうです。
「バンコク」という名称は単なる通称で、タイの人たちはバンコクとは呼ばず、最初の単語を取って「クルンテープ(天使の都)」というそうです。

なお、世界で一番短い地名は、アルファベット一文字で「A」がノルウェーとスウェーデン、デンマークに、「Y」がフランスなどにあるそうです。

落語に「じゅげむ」という長い名前を子供につけ、子供を呼ぶ時の様子を面白おかしく演じるお話しがありますが、タイの国民の中で、バンコクのこの正式名称を知っている人は果たして何人いるのでしょうね。