一昨日は彼岸の入り、そして明日は彼岸の中日です。
朝晩はすっかり涼しくなり、いよいよ本格的な秋の到来となりました。
秋と言えば、「食欲の秋」「スポーツの秋」「読書の秋」などと形容されるように、何事をするにしても最適な季節です。
特に、夏に運動不足だった人たちはそれを取り戻そうと、テニスやゴルフ、野球やジョギングなどのスポーツを張り切って始める人がいるかも知れません。
しかし、いきなり始めて、張り切り過ぎるとアキレス腱を断裂したり炎症を起こしたりします。
ストレッチを十分にしてから始めるようにしましょう。
さて、そのアキレス腱と言えば、比喩的に「強者が持つ急所」を指す言葉として用いられることが多いですが、正にその言葉通り、この腱は人体で最も強く最大の腱で、歩行や跳躍などの運動の際に必要で、もし断裂したら治るまでに3ヶ月以上はかかるそうです。
・アキレス腱です。(ウィキペディアより)
今日はこのアキレス腱の由来について調べてみました。
アキレスとは、ギリシャ神話の英雄アキレス(アキレウス)のことで、アキレス腱とは、彼のかかと部分の腱のことです。
アキレスは不死身を誇っていた勇者ですが、唯一の弱点はこのアキレス腱だったそうです。
これは彼の母親テティスが息子を不死身にするため、冥府を流れる川に赤ん坊であったアキレスを浸しましたが、かかと部分を握っていたためそこだけ水に触れず唯一の弱点となったということです。
不死身を誇っていたアキレスは戦闘中にその弱点である踵を射られて死にましたが、この逸話から「強者の唯一の致命的な弱点」の例えとして「アキレス腱」が用いられるようになったということです。