昨日、地元のNPO法人“グリーンパーク熊取”が主催する注連縄作りの講習会に行ってきました。
この注連縄作りは、“グリーンパーク熊取”の人たちが材料一式を揃え、完成まで個別に指導していただけるということで人気があり、今年も予定人員を超える参加者があって大盛況でした。
私は今年が4回目の参加ですが、1年経つと作り方の手順をすっかり忘れています。
・講習会開始に先立つ“グリーンパーク熊取”代表者の挨拶です。
・これが注連縄作りの材料一式です。綯(な)い上げる稲藁は外においています。
講習に先立ち、グリーンパークのメンバーが作り方のデモンストレーションをしてくれました。
1.袴を取り除いて束ねた稲藁を用意し、それを上から吊るされたロープに結んでいるところです。
2.吊るされた稲藁を三等分し、その中にアンコと呼ばれる稲藁の袴クズを包み込みます。
3.三等分した藁は各々右に堅く回して絞り上げ、左隣の人に渡しながら綯(な)い上げていきます。
4.藁の先端まで綯(な)い上げ、解けないようにビニタイで止めます。
各テーブルで各人がデモンストレーションのように綯(な)い上げていきました。
これが出来上がった私の注連縄です。
この後、藁のはみ出し部分を鋏で綺麗に刈り上げていきます。
ここから注連縄のお飾りの作業に移ります。
用意したお下がり(稲藁5本を半分に折る)を、竹串を用いて注連縄に突き刺して取りつけます。
・これが取りつける前のお下がりです。
半紙で紙垂(しで)を作り、ユズリハを取りつけます。
紙垂(しで)の作り方・・・1.半紙の表を外側にして半分に折る
2.建てに8等分の折り目を入れる
3.折り目に沿って交互に四分の三まで切ります。
4.切ったところまで折って紙垂(しで)にします。
裏白と紙垂、それに橙を注連縄に取りつけます。
最後に紅白の水引を結んで出来上がりです。(右が紅、左が白になるように結びます)
参加者の皆さんは、立派に出来上がった自分の注連縄を眺めて、満足の笑みがこぼれた講習会でした。
・これが完成した注連縄です。