goo blog サービス終了のお知らせ 

らいちゃんの家庭菜園日記

家庭菜園、家庭果樹栽培及び雑学日記

高野街道を歩く(2)

2016-07-27 | 趣味

今回の「高野街道を歩く」は真田幸村の里、九度山町までのコースです。

スタート地点の橋本駅を出て2時間20分で九度山町に到達しました。
九度山町はNHK大河ドラマで「真田丸」で脚光を浴びている町だけあって街の中は真田色で染まっていました。
商店街の入り口には「真田の道」の標識が掲げられ、各商店では六文銭の入った赤い提灯が吊るされています。



九度山(くどやま)の各商店には六文銭が描かれた赤い提灯と幟が吊るされて、真田色に包まれています。


「松山常次郎記念館」
九度山町が生んだ政治家です。
案内によると、松山常次郎に関する遺品や資料の展示、また絵画界の巨匠・平山郁夫画伯の絵画を展示しているそうです。
長女の美知子さんは平山郁夫画伯の夫人だそうで、彼女は九度山町から文化・観光大使を委嘱され、町の文化や観光・物産等の魅力について紹介していると言うことです。



「丹生川」
町内を流れる丹生川です。
当日は暑い日だったことから、数組の親子連れや子供たちが川で泳いだりはしゃいでいました。


「世界遺産・慈尊院」
弘仁7年(816年)弘法大師(空海)が高野山開創の際に年貢の徴収などの庶務を司る高野政所や宿泊所をおいた高野山の要所です。
弘法大師の母公が晩年移り住み、没後その廟所として弥勒堂が建立された事から、女人禁制の高野に対して「女人高野」と呼ばれ親しまれてきました。
弥勒堂に安置されている弥勒仏坐像は国宝に指定されています。



・本殿です。


「多宝塔」
この多宝塔は室町時代後期の三重塔から江戸時代前期に多宝塔に作りかえられた塔です。
この塔は大規模な三間多宝塔で下層は中央に扉をつける他は全て板壁と連子窓とし、四周に擬宝珠高欄付きの縁を設けると言う、平面及び立面は通常の多宝塔である。
と記されています。



「弘法大師堂」
この大師堂は四国堂とも呼ばれ弘法大師をご本尊としています。
ご本尊の弘法大師脇仏は四国八十八か所霊場のご本尊八十八躯をおまつりしています。
ここにお参りすれば四国八十八箇所にお参りされたと同様のご利益が得られると書かれています。