先日、私の故郷、岡山県笠岡市にいる友人から、市内に鎮座する菅原神社の眼鏡橋の池に咲いている花の写真をLINEで送ってくれました。
花菖蒲かと思って尋ねたところ、カキツバタとのことでした。
カキツバタに花菖蒲、それにアヤメの三種の花はよく似ていて私には区別がつきませんが、皆さんは如何でしょうか?
そこで今日はその見分け方を調べてみました。
・これがLINEで送ってくれた菅原神社のカキツバタです。
「カキツバタ、菖蒲、アヤメの見分け方」
1.カキツバタ、菖蒲、アヤメの見分け方で、もっとも分かりやすいのが花びらの模様を見ることです。
・花弁の模様
杜若・・・・・・・・・白い筋の模様
菖蒲・・・・・・・・・黄色の筋の模様
あやめ・・・・・・・網目状の模様
2.生育場所も違います。
・生育場所
杜若・・・・・・・・・水の中
菖蒲・・・・・・・・・水辺
あやめ・・・・・・・陸地
3.咲く時期の違いも目安の一つです。
・咲く時期
杜若・・・・・・・5月中旬
菖蒲・・・・・・・6月~7月中旬
あやめ・・・・・5月中旬~下旬
「カキツバタ、菖蒲、アヤメの模様の違い」
1.「カキツバタ」
カキツバタです。花弁の中心部にある白い筋状の模様が特徴です。
生育場所は水の中です。
・白い筋状の模様があるカキツバタです。
2.「菖蒲」
菖蒲の模様は黄色い筋の模様があります。
生育場所は水辺です。
・黄色い筋状の模様がある菖蒲です。
3.「アヤメ」
アヤメには網目状の模様があります。
生育場所は水辺のイメージがありますが、陸地です。
・名前の通り花弁に網目状の模様があります。
カキツバタ、菖蒲、アヤメの三種の花は、いずれもアヤメ科アヤメ属の植物という事からとてもよく似ていますが、今回簡単に見分ける方法を覚えました。
花びらの模様を見た時に「白い筋状模様があればカキツバタ」「黄色い筋状模様なら菖蒲」「網目状模様ならアヤメ」です。
参考になれば幸甚です。