知り合いの小学生男子から電話があった。
彼らが私の家に持ってきたゲーム。
遊んでいる間に、エリーがいたずらをしてゲームの部品をまき散らしていた。
「うわー、ごめん!エリーちゃん、だめだよぉ!」と、ゲームの場所から引き離すも、何度も挑戦しにいく我が子・・・。
するとゲーム途中に部品が足りないではないか・・・。
彼らの帰り際に、「部品、探しておくね。」と約束したものの、翌日掃除をしても見当たらなかった部品たち。
・・・実は、彼らの家にあったらしい。
今日はその謝罪の電話だったの。
「ごめんなさい、家にありました。ほんとうに、ごめんなさい。」
かわいらしい、反省の声に、
「いいよ、あってよかったね。」と答えた。
母に叱られたであろう彼らのことを、自分の子ども時代の失敗とリンクした。よく、そんなふうに注意されたり、電話して謝ったりしたものだ。
近所には、いとこが住んでいて、よくリカちゃん人形で遊んでいた仲だった。
日ごろから気に入っていた、いとこの持っているドレス。
いつもどうしたら貸してもらえるかを考えて、遊んでいる中で何度か借りもしたそのドレス。とうとう、自分のものにしたくなって、その子に提案した。
「ねえ、これとこのドレスあげるから、そのドレスと交換してー。」
いとこは、年上の私にしぶしぶ屈してしまう。私は、とうとう手に入れた喜びで、嬉しくて嬉しくて!帰宅後も引き続き遊んでいた。
がしかし、後日、いとこの母親が怒鳴り込んできた。
「あゆみちゃんが、どろぼうをした!!!」と。
私は当然、母に叱られ、伯母に怒られ、「いとこもいいって言ったよ!」という私なりの正当性は無視され、ショックだった。いや、ショックだったふりをしていたと、言った方がいいかもしれない。だって、知っていたから。いとこは本当は嫌だったのに、無理矢理いいよって言わせたってことを。だから、ほんとのところは、ショックじゃなくて、ばれたか、っていう思いも存在していたのだ。
もちろん私は、そんないろんな思いを巡らしながら、「ごめんなさい、もうしません。。」と、やっぱり素敵なそのドレスを返した。
って、昔の失態を思い出しちゃったよ。
でも、いつも親はしっかりと真っ直ぐな道へと導いてくれていた。注意してくれた。叱ってくれた。そのことが、今は嬉しい。
彼らが私の家に持ってきたゲーム。
遊んでいる間に、エリーがいたずらをしてゲームの部品をまき散らしていた。
「うわー、ごめん!エリーちゃん、だめだよぉ!」と、ゲームの場所から引き離すも、何度も挑戦しにいく我が子・・・。
するとゲーム途中に部品が足りないではないか・・・。
彼らの帰り際に、「部品、探しておくね。」と約束したものの、翌日掃除をしても見当たらなかった部品たち。
・・・実は、彼らの家にあったらしい。
今日はその謝罪の電話だったの。
「ごめんなさい、家にありました。ほんとうに、ごめんなさい。」
かわいらしい、反省の声に、
「いいよ、あってよかったね。」と答えた。
母に叱られたであろう彼らのことを、自分の子ども時代の失敗とリンクした。よく、そんなふうに注意されたり、電話して謝ったりしたものだ。
近所には、いとこが住んでいて、よくリカちゃん人形で遊んでいた仲だった。
日ごろから気に入っていた、いとこの持っているドレス。
いつもどうしたら貸してもらえるかを考えて、遊んでいる中で何度か借りもしたそのドレス。とうとう、自分のものにしたくなって、その子に提案した。
「ねえ、これとこのドレスあげるから、そのドレスと交換してー。」
いとこは、年上の私にしぶしぶ屈してしまう。私は、とうとう手に入れた喜びで、嬉しくて嬉しくて!帰宅後も引き続き遊んでいた。
がしかし、後日、いとこの母親が怒鳴り込んできた。
「あゆみちゃんが、どろぼうをした!!!」と。
私は当然、母に叱られ、伯母に怒られ、「いとこもいいって言ったよ!」という私なりの正当性は無視され、ショックだった。いや、ショックだったふりをしていたと、言った方がいいかもしれない。だって、知っていたから。いとこは本当は嫌だったのに、無理矢理いいよって言わせたってことを。だから、ほんとのところは、ショックじゃなくて、ばれたか、っていう思いも存在していたのだ。
もちろん私は、そんないろんな思いを巡らしながら、「ごめんなさい、もうしません。。」と、やっぱり素敵なそのドレスを返した。
って、昔の失態を思い出しちゃったよ。
でも、いつも親はしっかりと真っ直ぐな道へと導いてくれていた。注意してくれた。叱ってくれた。そのことが、今は嬉しい。