ゆずりは ~子想~

幼い葉が成長するのを待って、古い葉が譲って落ちることから名付けられた「ゆずり葉の樹」。語りつがれる想いとは・・・

竜馬の妻とその夫と愛人

2006年02月22日 | これも自分あれも自分
佐藤B作率いる「劇団東京ヴォードヴィルショー」の第60回公演「竜馬の妻とその夫と愛人」を観に行った。脚本は、三谷幸喜。大好き。
山口市民会館に、夜6時半。
サーヤとエリーは、もちろん託児ルームへ。知っている方が託児スタッフで入っておられたので、サーヤもエリーもすんなり馴染んで、遊び始めた。ほっ。

いつもながら、テンポのいいセリフ回し。
よくそんなにずーっと、早口で、トチリもせずにしゃべられるなぁ、と感心。B作さん、結構いいお年だろうに。。と余計な心配もよそに、動くししゃべるし、アドリブ(これが一番面白かったりするよね)が効いてて、笑いました。最前列で。
夫も、笑った。私も、笑った。お互いの趣味が同じでよかった。笑うつぼも、だいたい似てる。よかった。他はどうなん?ってことがあったりするけど、笑いのつぼだったり、趣味が同じだったりは、私たちにとっては重要ポイントかも?

あめくみちこ。
とっても上手な役者さんだなぁ。と、毎回思う。派手さはないのに(顔は派手だけど、雰囲気に派手さがない。)、吸い込まれる。
竜馬の妻は、とっても色っぽくて、男の心をくすぐるのがうまい。決して万人に受ける美人ではないのに、その妖艶さと強情でわがままな性格とがあいまって、男の気持ちをさらっていく。そして、すんごい美人に見えてしまう。いや魅せてしまうのだ。ちょっと男を蔑視している風なのが、キーポイント。なぜか?
あの、わがままを言う時の猫撫で声や、鼻にかかったような下品な物言いが、そこら辺のパチンコ屋か飲み屋にいる強気の女性に見える。うまいなぁ。

笑いもたっぷり。泣き所もしっかり。
よかったです。

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