神秘的な空気が漂っていた。
玄関を出ると、青い空にはうっすらとベールがかかったような
蒸気様の雲がかかって、
まるでそれは、礼拝を前にする朝のようだった。
私の通っていた女子校は、ミッションスクールだったので、
毎週月曜日の朝には講堂で礼拝朝会をしていた。
パイプオルガンの中を、講堂へ入り、讃美歌を歌い、聖書の一節を読んだ。
とても神秘的な朝を迎えて、心身がシャキッとしたことを思い出す。
短大進学の推薦を受けるために、「求道中」という名目で、
毎週日曜日には、函館市内の教会へ通った。
神聖な教会、凛とした空気、揺らがない何かを感じた。
自分は、求道中という名目で参加しているので、
居心地のよいような、悪いような・・・。
でも、教会へ行く日曜の朝は、他の日と違い、
とても清清しく神々しい気持ちになっていたのは、不思議だった。
そんな朝だったのだ。
そんな一日だったのだ。
空気が澄んで、優しくて、包み込むような一日だったのだ。
不思議な形の雲がたくさん浮かんでいた。
まるで、天空の城ラピュタのような、飛行雲も・・・。
あの雲の上には、お城があるんじゃない?
そう思いをめぐらせながら、高速道路を走った。

玄関を出ると、青い空にはうっすらとベールがかかったような
蒸気様の雲がかかって、
まるでそれは、礼拝を前にする朝のようだった。
私の通っていた女子校は、ミッションスクールだったので、
毎週月曜日の朝には講堂で礼拝朝会をしていた。
パイプオルガンの中を、講堂へ入り、讃美歌を歌い、聖書の一節を読んだ。
とても神秘的な朝を迎えて、心身がシャキッとしたことを思い出す。
短大進学の推薦を受けるために、「求道中」という名目で、
毎週日曜日には、函館市内の教会へ通った。
神聖な教会、凛とした空気、揺らがない何かを感じた。
自分は、求道中という名目で参加しているので、
居心地のよいような、悪いような・・・。
でも、教会へ行く日曜の朝は、他の日と違い、
とても清清しく神々しい気持ちになっていたのは、不思議だった。
そんな朝だったのだ。
そんな一日だったのだ。
空気が澄んで、優しくて、包み込むような一日だったのだ。
不思議な形の雲がたくさん浮かんでいた。
まるで、天空の城ラピュタのような、飛行雲も・・・。
あの雲の上には、お城があるんじゃない?
そう思いをめぐらせながら、高速道路を走った。
