ゆずりは ~子想~

幼い葉が成長するのを待って、古い葉が譲って落ちることから名付けられた「ゆずり葉の樹」。語りつがれる想いとは・・・

父の気持ち・・・

2010年10月10日 | これも自分あれも自分
家を建てるかもしれない

家を買うかもしれない

どうしたらいいのか

まだ不明なんだけど


そうしたら急に、

ほんとに急に、ふーっと降りてきた感情があった。

運転中だった。

何気ない、何もそんなことをふと考えたわけではないタイミングだった。


「家を建てたら、お母さんがちゃんと家のことをしたり、

ちゃんと生活できるようになるかと思って、家を建てたんだ・・。」

「子どもを生んだら、お母さんが、普通に生活できるように、

なってくれるんじゃないかと、3人頑張って作ったんだ。」

父は、時々そんな風に言う。


家、建てたし、

子どもも3人生んだけど、

母は、ちゃんとした主婦や母親にはなれなかったのだ。

彼女は、方々に借金を重ね、ギャンブルに明け暮れていたのだ。


家を建てたのは、私が2歳から3歳の時だった。

木の骨組みを、嬉しくなりながら、短い足でよいしょ、よいしょと

移動していたことを思い出す。

ここがお風呂のあたりだとか、

建設していた方に聞いたのか、一緒に行った父に聞いたのかは

覚えていないが、嬉しかったのを思い出す。


家を建てる、基礎工事から、

子どもに見せることができたら、きっと愛着が沸き、

ここで暮らすことの喜びを、一緒に感じることができるかもしれない。

これは、中古住宅ではできない貴重な体験だと思う。


家を建てたのは、父の両親の住む隣の土地だった。

父は、ここで実家と妻とがうまくお付き合いでき、

そして彼女の生活ぶりにも、いくらか歯止めが利くかも知れないと、

思ったのかもしれない。


それが、彼女の歯止めとなるはずもなく、

彼女は、わが道を行くのだが。。。しかも、ますます、荒れて、

ますます外れて行ってしまうのだが。。。

結局、離婚後に初めて分かる、借金の膨大な金額。4桁。。。


今日は、父の目線がふっと降りてきたのである。

運転の車中、

ふっと父の頑張ってきた感情と、

諦めと、悲しみの感情が沸き上がってきたのである。


よく、耐えてきたんだと思う。

よく、我慢してきたんだと思う。

妻を、ずっと信じて、ずっと見守って、

そして、ずっと愛して、きたんだと思う。


自分のためでもあるが、

私たち子どものためでもあったと思う。

彼女ためもあったと思う。

みんなのためだったと、思う。

みんなをつなぎとめるため、

みんなをまとめるため、

とっても耐えて、方々に謝って、頑張って生きてきたんだと思う。

あの、狭い町で。

あの、中傷と嫌味の中で。

必死に、頑張って、なにくそと思いながら、生きてきたんだと思う。



お父さん、

ありがとう。。。

私たちを

生んで育ててくれて、ありがとう。。。


面と向かって、いえないのだけどさ、いつも。。。


自分が、家を建てるか、買うかと迷っている中、

そんなことがふっと降ってきて、

私は、いろんなことを重ねて、

泣くしかなかったのです。。。


ありがとう。。。

私、お父さん、大好きです。

深い深い愛情。いつも感じています。


抱きしめてもらった

2010年10月10日 | これも自分あれも自分
40歳

ずっと憧れていた40歳になった。。。

女は、40から!

そして、私も40から、素敵!って、ずっと思っていたから。

あ、根拠はないんですが。。。


でも、

新月というパワフルな時期とも重なったためか、

精神的にはものすごく不安定です。


そんな時、友人からの一日遅れのハッピーバースデーメールと、

感謝のメールが届きました。


ちょうど夕食の買い物に出かけていた私は、

自宅へ戻る右折の道を、急遽直進へ変え、

彼女の家に向かいました。


すると、これまたちょうど、

彼女と彼女のお子さんが玄関へ降りているのが窓越しに見えました。

出かけるところだったのです。


私は、彼女の顔を見るなり、

「ありがとう」と言いながら、抱きつきました。

抱きついたら、安心して、泣きました。。。


ありがとう

ありがとう

いつも、思ってくれて、

いつも、応援してくれて、

いつも、支えてくれて、

ありがとう


私ね、辛い。

やっぱり、生みの母のことや、父親のことを考えると、

とっても辛くなってしまう。。

40歳という、自分の誕生の日。

その想いが、ずーーーーんと心に重石をする。。。


運転していても、子どもと一緒にいても、

涙が出てきてしまう。


でも、その感情を、負の感情を

抱いてもいいんだよ・・・

どんな感情も、持っていいんだよ・・・

恩師の言葉が、ふと沸いてくるから、

私は、私でいられます。。。


しばらく、彼女を抱きながら、泣かせてもらって、

彼女は、私にやさしく声をかけてくれて、

なんという安心感。。。


ありがとう。。。そこに、いてくれて。

ありがとう。。。私を、受け入れてくれて。。。


まだ、浄化の日は続くかもしれません。

そうやって、私はまた、強く、清く、生まれ変わるのです。

深謝。



コーディネート 

2010年10月10日 | 子ども
前の晩に、翌日に着る服を準備させる。

長女は、ひそかにコーディネートしている?

いや、彼女は着やすさ重視。


次女は?

彼女は、着やすさよりも、ファッション重視。

あれとこれと、これはやめて、こっちにして。。。

色や形を組み合わせて、

重ね着の工夫をしている6歳児。。。

恐るべし。。。


君の女子高時代が、楽しみだ。。。いや、小学校から、いっちゃうかも?

どうしようもない ことが かわいいね 子どもって

2010年10月10日 | 子ども
なんてことはない 仕草が

とってもかわいい

子どもって

なんて素晴らしい生き物なんだろう


そうしたいから、そうしただけ

こうしてみたかったから、こうしてみた


トランプを並べて、小さな人形たちでトランプで遊ぶ遊びも、

イスや布や座布団をかき集めての秘密基地や、

ファッションショーも

散らかり放題しながら、その散らかり按配に比例して、

彼らの空想は、どんどん膨らんでいくのがわかる。


コップで水を飲むのに、

なぜ、その両手?

そんなことも、楽しませてもらえる。

幸せな「親時間」を、ありがとう。。。

八戸 は いいとこだよ~

2010年10月10日 | これも自分あれも自分
八戸に住むことにした

夫の転勤先である青森には、

行かないことにした


そのことを伝えると、

人それぞれの反応がかえってくるから面白い



えええ!八戸、やめておきなよーー


わーい!またずっとお付き合いできるね


八戸は勧めないなぁ


八戸をいいと思ってくれて、ありがたい


八戸のどこがいいの?


八戸、慣れるとさ、住みやすいよね


よしよし いい感じだ


今いるところ(八戸)から、君たちは出ないほうがいいみたいだよ


青森、近い近い。大丈夫大丈夫。



たくさんお言葉と反応をいただき、

私はとってもその反応を楽しんでいるのであります。

きっと、「八戸」に対する、

その人の想いが、私に届いているから。


私が「八戸に残る。八戸に半永住する。」というメッセージを伝えた時の、

その方の現在の精神的背景や、悩み事、また

思い出す情景などによって、

追出てくる言葉というのは、変わってくるのだろうな。

ということも、話しながら伝わったり。。。


いろんな反応をいただきながら、

要するに、「私自身の気持ち」しだいで、

どうとでも変わるということを教わりました。


自分が、もうそう決めたのなら、

ぶれずに決定したのだったら、物事はそのように動いていく。。。

「あなた次第だよ。」

この言葉も、いろいろと見てくださる方々から、聞きました。


ありがたい、大きな言葉です。

私を、受容して、分かってくださるからこそ、出てくる言葉です。

ありがとうございます。感謝。


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