カブトくん | |
タダ サトシ | |
こぐま社 |
我家に、カブトムシがいます。
北海道に帰省したときに、遊びに行ったホテルのガーデンの管理のおじさんからいただいたものです。
そう、彼は道産子なんですねぇ。
夜になると、しゃかしゃかと音を立てて、動き回ったり、
土を掘ったり、虫かごの上にさかさまになったり、
しゃみしゃみと、えさのゼリーを食べたりしています。
私がパソコン作業を遅くまでしている時に、
同じ部屋で がさごそ がさごそと
まるで、お前は一人じゃないぜ と言っているように、
存在をアピールしてきます。
ありがとう、カブトくん・・・。
私は、そのアピールに、少し安心感を得ながら、仕事ができるのです。
今、夕方4時を過ぎ、
ふと見ると、狭い狭い虫かごの中の、
えさを置いてある丸い木の下にもぐって、
ぐっすりと眠っています・・・。
あ、かわいい・・・
思わず、恋 してしまいました。
タダサトシさん著の絵本に
「カブトくん」という本がります。
子どもたち、大好きで、
上は小学5年生、下は年長児ですが、
年齢に関係なく愛される内容のようです。
主人公のサトシ君との出会いから、別れまでのお話ですが、
描写がとっても子どもの気持ちをくすぐるようです。
そのカブトくんを、ふと思い出した、夕方なのでした~。