ゆずりは ~子想~

幼い葉が成長するのを待って、古い葉が譲って落ちることから名付けられた「ゆずり葉の樹」。語りつがれる想いとは・・・

大きな仕事を終えた後・・・

2011年04月23日 | これも自分あれも自分
小学校のPTAの年度末、そして年度始めの大きなお仕事を終えました。

会計監査と、そしてPTA(父母と教師の会)の総会と歓送迎会・・・。

疲れましたね。

震災の影響もあり、すべてが遅延している状態での準備でしたから、

汗もかき、毎日のように学校へ行き、夜までミーティングをして、

当日を迎えました。


新しい校長先生。

一部新しくなった校舎。

新しく加わった役員のみんな。

新しい試みをした総会と歓送迎会。


ほんとうに、みんなの尽力のおかげです。

平成22年度の役員の皆さんにも、たくさん協力してもらい、

たくさん助言をいただきながら、とてもとても充実した会を

開催できたと思います。

すごく、すごく、感謝。

すごく、すごく、いい仲間でした。


とても力強かった卒業する役員の皆さんに甘えた一年間でした。

ごめんね、お力添え、あまりできず。。。


今年度は、昨年度よりは、少しは身を引き締めることができるかなぁ?

私は、私のできることを、できるかぎりしていきますね。

暴走しない程度に・・・。


長い間、同じ場所にいると、見えなくなることが多々あると思います。

少し、麻痺してくるんですよね。

それではいけないのかもしれないですが、

その麻痺加減が、暴走しないで済むのかもしれず、

どちらがいいのか?

いえ、きっと、どちらにも

メリット・デメリットがあるのでしょうね。


来年度は、役員を降りるつもりです。

だから、今年は、きちんと後継者を作ることを目標に、

動いていかねばならないと、思っています。

後に続く方々、私のことは充てにせず、

突き進んでいってほしいと思います。


幸い、とても心強い会長と、副会長が存在します。

そんな恵まれた年だから、なおのこと、よろしくお願いしたいと思っています。


大きな仕事を終えた土曜日と日曜日

まったりとした時間を過ごしました。

子ども達との時間と空間とを犠牲にしてきた分を

取り戻そう!と思いながら、仕事をしてきましたから、

なおのこと、貴重な週末でした。


今週は、大丈夫、なはずです。。。

あまり、根詰めないようにしないと、

自分で自己管理していかないと、

私だけでなく、子どもたちもつぶれてしまいます。


緩やかで、穏やかで、ゆったりと余裕のある子育てをしたいと

思った週末なのでした。


だから、新役員の皆さんにも、同じように、

余裕の保てる活動をしていけるように、

環境を整えたいなぁ。。。と思うのでありました。とさ。


新1年生の授業にて

2011年04月21日 | 子ども
あいさつの言葉を

みんなで考えるという授業があったらしく

先生が クラスのみんなに 質問をしました

「どんな あいさつが あるかな?」

「こんにちは!」

「そうだね」

「あ!おはよう!」

「起きたら必ず言いますよね。」

「いただきます」

「ごはん、食べ終わった後も、何か言うよね?」

「ごちそうさまだ!」

「そうだねぇ。」


おそらく、先生と1年生の子どもたちと

こんなやり取りをしながら、

挙がったあいさつを黒板に書いていったのだと想像できます


すると、

我が家の子どもと同じ幼稚園だった男の子が

「はい!」と手を挙げて

こんなあいさつを答えたそうです



「さらばだっ!!」



みんな、爆笑だったそう


先生は、ちゃんと黒板に書いてくれたって。


そんな答えを話す自由な場

そしてそれを受け入れる先生とみんなのキャパ


だれも、それに対して

へんだよねぇ。。。って言わない

へんだって思いもしない

そういう観念がない


そういう社会が

社会的弱者といわれる人も

社会的強者といわれる人も

みなに優しい社会


受け止めること って

大事だなぁ。。。なんて思いながら


男の子の言ったあいさつを真似するわが子の

早口の「さらばだっっ!!」に

大爆笑してしまう 私なのでした


今日も、なんてハッピーなんだろう

支援物資第2弾にご協力いただいた方々へ

2011年04月18日 | これも自分あれも自分
支援物資第2弾(~知人編~)に、物資をご協力いただきました方々へ。

こちらのサイトで、

行く先、また梱包作業の様子などが分かりますので、

ぜひご覧くださいませ。


無事に、物資は届き、現地の方々へ配られることと思います。

このたびもご協力、まことにありがとうございました<(_ _)>

 ブログ 「Be Happy♪」

ハンドマッサージ・ボランティア「そらの手」 第3弾

2011年04月17日 | これも自分あれも自分
今日は、ハンドマッサージボランティア「そらの手」の活動をしてきました。

海上自衛隊の体育館避難所へ向かいました。

先週は参加できなかったので、今回は2度目です。

先週から、炊き出しボランティア・「そら食」(命名?)さんが一緒に活動が開始し、

ここ海上自衛隊と、湊公民館の2グループに分かれての炊き出しが行われています。


海上自衛隊は、明日で閉鎖されるそうで、

先々週に行った時よりも被災者の方々は半分以上に減っていました。

今日、到着してみると、人はまばら。

4人で活動開始しましたが、一人2人~3人で終わってしまいそうでした。


気になる女の子とママを発見したので、

その子のところへ真っ直ぐに歩いていきました。

2歳(あと3ヶ月で3歳)の女の子に、マッサージしてあげました。

気持ちいい!って言ってくれました。

そんな小さな子の口から、

「ちゅなみが きたの」

という、衝撃的な言葉を聞きます。

津波の様子、そしておばあちゃんの車の流されているのを

避難先かた眺めていたといいます。

「ばあちゃんのくるまが ながれていったの」

流暢なおしゃべり上手さんの瞳の奥に

その光景は、まだまだ鮮明に残っているのでした


ママの手をマッサージさせてくれ、

震災のときの状況を話してくれました

ラッキーが重なり、こうして家族みんなが生きて会えたと

言っていました。


ママも、仕事場から保育園へ向かう途中に津波に遭遇したといいます。

車が、津波に挟まれたと・・・。


次にマッサージさせていただこうと思ったおじさんは、

頑なに拒否しました。

手が痛いから、無理だと・・・。

でも、きっと心がとてもとても、まだ癒しの段階にはいっていないのが

分かりました。

だから、お話だけを聞くことにしました。


その津波の体験は、今まで聞いた中でもとても過酷なものでした。

車に乗ったまま漂流したこと

運よく知らない方の家の2階屋根に接岸できたこと

それは自分の車の下に、車が入ってきたおかげで

屋根に渡れたこと


奥様は、別の場所で車から降りて

近くの松の木によじ登り、しがみついて2時間をやり過ごしたこと


そんな、命はもうないと思った経験をした方は、

マッサージよりも、まず

話を聞いてほしいのだろうと、思いました。

どんな感情を抱いていたとしても、

どんなマイナスのことを吐こうとも、

それらを受け止めて、ふんふん、それは大変だったと、

共感してくれる相手が必要なのだと、思いました。


家は全壊

明日でここは閉鎖になるけれど、

行く充てはない


そんな途方にくれる毎日


考えただけでも、寒気がぞぞぞーーーっとします

今後のこと 考えたくなくても

考えざるを得ない状況に追い込まれて

もう 怒りしか出てこない人だっているのです


命があったことに 意味がある

そんな話をしても 通じるわけもありません


今は

ただ

自分のこの腹立たしい、そして

わけもなく湧き上がる苛立ちを

聞いて欲しいのです


そんなことを 感じた日でした


炊き出し隊の味噌味のせんべい汁も

長いもの千切りと

ほうれん草のおひたしが

大好評でした


1ヵ月半ぶりに、長いもの千切りを食べた

うまかった!!と

みんながお替りにきました


毎食、お弁当というのは、

ありがたいから文句は言わないのだろうけれど

さぞかし辛かったと思います


こうして、皆さんのお力になれたこと

誇りに思います

光栄に思います

ありがとうございました


私にとっても、生きることの勇気を

いただきました


さて、次回は、支援物資第3弾

それは、ここ八戸の被災者の方々向け!

今日の避難所先で被災者の方に聞いた情報から

また集めることになりそうです

Freeバザーをするという団体を知りました


ま、またいつものように時間は少ないのです

だから、あまり大きく宣伝はしません、ね。

問い合わせ・物資の受付は、明日、明後日中・・・。になるかもです。

支援物資と無駄使いと親として・・・

2011年04月16日 | 子ども
今回、支援物資を集めて、気がつきました。

私の、親としての教育の行く届かなかったところに。。。

それは、支援物資として挙がった「文房具」を集めているときでした。

家に余りある文房具(頂き物、付録、イベント時のプレゼントなどで、たくさんたくさんあるのです。)の中から、

使っていないものを集めます!と号令をかけた後、

集まったものたちを見ると、

まだ使っているものがたくさんあるのにも関わらず、

削ってしまった鉛筆

2,3ページだけ書いたところのあるノート

一回だけ試しに消した後のある消しゴム

使ってもいないのに、シールを貼ってしまっている筆箱や定規


こ、こんなにも無駄な使い方をしているの!?


とても、とてもショックでした。

私は、親として、細部まで目を行き届かせていなかったなぁ・・・と

反省しました。


思わず言ってしまいました。

「こんな、ちょこっと使ったものは、送れないじゃない。

まだ使えるものがあるのに、こんなふうにしてちょこちょこ使ってたら、

こういうときに、何もあげるものがないじゃないの・・・。」


子どもたちは、私のこの声を聞いていたと思います。

だから、きっと、今回のことがきっかけで、

もう少し、モノを大切に使おうという気持ちが芽生えているはずです。

そうであってほしいし、

気がついたときには、そのことを真面目な顔でお話したいと思います。


モノが溢れてた日本

モノが溢れかえっていた我が家

今回のことで、とても考えさせられました


モノを大切にすること

どんなものでも、心がこもっていること


たくさんのことを

気がつかせてくれます

身をもって・・・。



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