予約の取りにくいレストランになってしまった、
知る人ぞ知る、噂のイタリアン、高岳のセルヴァッジョ。
良い評判しか聞いたことがなかったので、期待値がとても
高くなってしまっていて、少し不安もありましたが、
期待通りというか、はるかに期待以上の満足度でした!
最近よく思うんですけど、
おいしい食事にはいくつか条件があると思うんですよねぇ。
もちろん、食材本来の味をできるだけ生かしたおいしさ
ってことは大前提ですけど、そのほか大切なのは、
おいしさを感じることのできる健康な体、
価値観を共有できる気の合う仲間と最低限清潔な環境。
そして、最近特に必要と思うのは、「作り手の愛」。
そんなもの目に見えるものじゃないし、味には関係ないでしょー?
とおっしゃるかもしれませんが、
もう一手間を加える丁寧さ、食材の可能性を最大限に
引き出そうとする食材への愛、最終的に食べる人への愛、
これ、想像以上に大きなファクターだと思うんですよね。
と、前置きが長くなってしまいましたが、セルヴァッジョは
そんなことを再認識させてもらえるシアワセな空間でした。
ホントおいしかった~
久々に感動しました。
とここで、やっとランチのご紹介を。
前菜3種。
炙りキンメダイのカルパッチョ、篠島の真ダコのハーブマリネ、パルマの生ハム。
どれもホントにおいしかったです。
素材ももちろん新鮮でおいしくて、キンメダイの微妙な火加減、
塩とオリーブオイルの塩梅、そしてハーブの使い方にセンス感じました。
パスタは3種類からチョイスできます。
私が選んだのはアサリ、ボンゴレビアンコ。
パスタを一面に覆い隠すほどの大粒のアサリ。
パスタの茹で加減も完璧でした!
ちょっと塩が強いかな、とも思いましたが、
寒い日には少し塩分が強くてもいいかな、と勝手に納得。
赤く見えているのはミニトマト。この甘ーいトマトと
しょっぱさがいい感じなんですよねー
パンも天然酵母らしいけど、丁寧に焼かれていてこれもホントおいしかったです!
モチモチ感と香ばしさのバランスは抜群!持って帰りたい!と思ったほど。
そしてドルチェは、カタラーナ。
ボリュームありました。半分の大きさでもいいくらい。
このデザート、香りの強いアールグレーとよく合いました。
以上、しめて1500円。
こんなホントに丁寧に作られたお料理をいただいて
価格の話をするのは無粋だと思うのですが、
ちょっと悪いなと思ってしまうほどCP高かったです。
シンプルなカトラリーもいい感じ。
完全なオープンキッチンにシェフの自信を感じ、
サーブの皆さんもタイミングも良くキモチ良いサービングで、
カジュアルな店作りもとても好感がもてました。
「とってもおいしかったです!」と帰りがけ会計のときに思わずつぶやいたら、
忙しそうだったのに、厨房からシェフまで出てきてくれて挨拶してくれました。
こっちはちょっと恥ずかしいほどの小汚い客だったのに、
謙虚なんだなーと、改めて頭が下がりました。
ステキなレストラン!
次回は夜、がっつりいろんな味を楽しませてもらいたいと思います!
Cucina Itariana Selvaggio
(クッチーナ イタリアーナ セルヴァッジョ)
名古屋市東区泉2-25-23 泉グランドビル1F
052-935-2781
高岳駅4番出口から3分
11:30~14:00 17:30~22:00
定休日 月曜日
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