名古屋するめクラブ

~名古屋発くうみるあそぶ~

2CELLOS@Zepp Nagoya(2013/2/20)

2013年03月05日 12時00分13秒 | 観る(ライブ)

2Cellos。

クロアチアの若きチェロユニット2Cellos名古屋公演。
 
なんの知識もなく、ヤフオクで落としたそのチケットは、

なんと最前列真ん中のかぶりつき席で、

さすが最前列、

お隣りは、東京から来た人関西方面から来た人、

遠征色プンプンのベテランさん達でした。

他会場でのライブ感想が空中を行き交い、

ライブ中もノリノリヤリヤリの盛り上がりで、

微妙な温度差を意識したりして(汗)・・・


2CELLOS (Sulic & Hauser) - Benedictus



さてライブは、2台のチェロだけで構成された楽曲。

レパートリーは、ソフトなバラードから、AC/DC、ビートルズ。

後半は、ドラムが加わり濃厚なロックで盛り上がり、思わず体もロックオン!

かなり(ハード)ロック色が強く、チェロが勢いよく酷使されてます(笑)。

弓の馬のしっぽも切れまくってました。

チェロをクルクルまわして演奏したり、ステージを走り回ったり!

会場も大騒ぎで、大盛り上がり!

クラシックと、曲芸?と、ロックと、、、

いろんな要素があって楽しかったです!

たまにはコトバのない音楽もいいよね!

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Thank you Nancy for your nice & exciting live report and reccomendation!!!


PS. でも、正直なところ、チェロはアコースティックに響く低音の方が好みです。。。


「家族に乾杯」と「アスリートの魂」で号泣の月曜日

2013年03月05日 08時34分27秒 | 観る(映画・TV)

2013-3月 Daisueke Takahashi アス魂 予告



引き続きテレビネタ。

(テレビっ子です)


昨日の仕事帰り、歯医者さんへ寄った後帰宅。

「鶴瓶の家族に乾杯(マラソンのQちゃんと釜石を訪ねる旅)」

を見る。

震災後、この2人で同じ町を訪ねたときも見てました。

無邪気に遊ぶ子供に、鶴瓶さんが不意に親のことを尋ねた瞬間、

いきなりコトバを失い泣き出した子供。

その子は津波で親を亡くしていました。

そんなつもりは全くなくとも結果残酷な問いかけをしてしまった鶴瓶さんのやるせない表情。

コトバなくただ泣きじゃくる子供。

これが被災地の実際なんだ、と悲しくも真実を見た気がしたのを覚えています。


今回、同じメンバーによる再訪。

まだまだ消えない、

というかおそらく一生消えることのない震災の爪痕。

インタビューに答える全ての人に語られる悲しい記憶。

涙なしには見てられない。

前回は、尋ねない限り話してくれなかったけど、
(それでも多くは語られなかった)

今回の旅では、多くの方が比較的自主的に話してくれるようになっていて、

前向きな姿勢を感じた、

と鶴瓶さんがおっしゃっておられたけど、

もしそうなら、見てる方も少しは、救われます。


そして、

続けて見たのは、

『アスリートの魂』

~挑み続けるエース フィギュアスケート 高橋大輔~。

日本のフィギュアスケートのエースの、

さらに高いところへ立ち向かおうとする苦悩と強い意志。

スケートが大好きで楽しんですべっているように見えるけど

その笑顔の背景には、想像をはるかに超えた血と涙の努力があるんだ!


高橋選手の、

「まだやれる。まだまだ伸びる。と、

これを与えられた試練ととらえ勝つためにやる。」

と、静かに言いのけた一言に泣けました。

一流はやっぱり一流だ。

号泣の月曜。


こころの時代~宗教・人生~「38億年いのちの中へ」@Eテレ

2013年03月05日 08時00分32秒 | 観る(映画・TV)

チラ見してただけですが、いくつか心に残るお言葉がありました。

こころの時代~宗教・人生~@Eテレ。

この番組、タイトルがちょっとアレですね。

「宗教」「人生」というワードがタイトルに入っていると、

視聴者になんとなくハードル高い印象を持たせてしまっている気がしません?

なんのことはない、シンプルなインタビュー番組なのに。

さて、ゲストは、科学者の中村桂子先生。


ひとつひとつの生きものが持つ歴史性と

多様な生きものの関係性を示す新しい表現法として

生命誌絵巻(トップ写真)を考案された、という。

現在、地球上に存在する生きものは5,000万種。

それらすべては38億年前、たった一つの細胞から始まった。

つまり、地球上の生きとし生けるもの5,000万種は共通の祖先を持ち、

一つの細胞から多様な進化を遂げてきたということ。


その時間と広がりの中 生きていることを見つめ直そう、

というのが、生命誌絵巻。



5千万種の生き物が38億年の歴史を持ってるって、

すごくない?これ。

つまり、人間がここまで来るのに38
億年かかってるってことだよね?

38億年の中でも特にエポックメーキングと言える出来事、

と先生がおっしゃるのは、「生物の上陸」。

海の中から陸へ上がり始めたこと。

それが5億年前。

33億年間ずっと水の中にいたものが、陸に上がった大事件。

水中の浅瀬もかなり混んできたからちょっと上にあがってみる?

って感じの、5億年前の植物による冒険。

陸上での歴史は、38億年からすればたった5億年の物語。

で、中村先生は言う。

「この上陸を見ると、如何に生き物たちはチャレンジしているか。

新しいことに挑戦し続けているか!

新しい環境にきたら、今度は空まで行くわけでしょう?

今までそういうことを生き物がどれだけはやってきたか!

ということに、とても感心したんです。それで今私たちがいる。」


先生のこの、

「大きな挑戦」というものが、

他の生き物とのつながり、生き継ぐことへ必要なことなんだ、

「チャレンジ」は生きているもののサガなんだ!

ってとこにハッとしたし、ものすごく感動した。


自然の脅威を前にした人間や文明のあり方が、

人間と自然、そして科学技術の可能性と限界について問い直し、

日本人として考えることの重要性を実感されたのは、

震災がきっかけだったとおっしゃっておられたけど、

その震災からもう2年。

改めて「生きる」ということに感謝して振り返ってみないとな。。。