
まだまだ落ち着かない日々ですが、道端には穏やかにタンポポが咲いてました。
さてさて友人からこんな素敵な動画をシェアされました。
まずはまずはご覧ください!
Sister Act (West End Musical) - "Raise Your Voice" [Live at the Royal Variety Performance 2009]
これはもう、20年位前になるんでしょうか?
ウーピー・ゴールドバーク主演で「天使にラブソングを」
という邦題で大人気を博した映画のミュージカル版のワンシーンです。
この映画は殺し屋に狙われているシンガーが身を守るために
シスター・メリー・クラレンスと身を偽って修道院に入り、
そこで超お歌のまずい(;^ω^)シスターの聖歌隊の指導をすることになります。
そこで出会ったシスターたちの心を解きほぐしながら
歌のチカラによって人の心を暖かくしていくコメディです。
最初にご紹介した動画はミュージカル版で
シスターたちが歌の練習をしながら自分の力に気がつき、
どんどん心を開放していくにつれて歌が歌えるようになってくる場面。
そしてこれから、教会で本番を迎えます。
これは映画の初舞台のシーンからご紹介です。
Whoopi Goldberg - Sister Act - Oh Maria
歌は祈りだと思っています。
喜びとか悲しみとか叫びとか、心からあふれ出る祈りです。
だから「善い歌」にはうまいとか下手は関係ないと思います。
頭を使っては歌は歌えない気がします。
そうやって歌うと、どんなにうまくても「ただの歌」
「ほんとうの歌」にならない気がするんですよ。
だって、究極「祈り」だから。
昔、一人になった時、ピーちゃんを連れて北海道に暮らした時期があります。
その時、カトリックの教会とプロテスタントの教会と遊びに行ってました。
ただ歌を歌いに行ってたんです。
教会に属している方にすれば間違ってることかもしれないんですが(;^ω^)
で、ある日、プロテスタントの教会でゴスペルの会があって歌いに行ったら
あなたはカトリックの教会にも行ってるの~?って言われて…。
あらま、どうしましょ?と思っていたら、
丁度アメリカから指導に来ていた物凄いゴスペルシンガーの方が
「そんなの関係ない。きいてる神様は一人よ。
それよりも心を振り絞って今日も声を出して!
あなたの歌にはとても祈りがある。
それは神様だけでなく、誰にも、自分の心にも届きます。
Raise Your Voice!」
と、言ってくれました。
懐かしい思い出です。
人は声を出せる時も出せない時もありますが、
どんな感情もいつか心からの思いを乗せて歌う力になります。
それが来る日を信じて行きたいです。
さあ、すこし御覧なりにくいですが、
最後にミュージカル版のシスターたちの初舞台のシーン
そして彼女たちがどんどん自信をつけて人気者になって
とうとう法皇様に会える様になるまでを描いたシーンをどうぞ!
皆さまが少しでも楽しい気持ちになれば嬉しいです。
そして日本復興の元気にエールを贈ります!
Sister Act London - Take Me To Heaven 2009
Sister Act - Sunday Morning Fever